もうなかないよ、クリズラ もうなかないよ、クリズラ
作: ゼバスティアン・ロート 訳: 平野 卿子  出版社: 冨山房 冨山房の特集ページがあります!
読み手の年齢を選ばない子どもから大人まで、それぞれの感性で理解してうけとめる事のできる「みんなの本」です。

ワニになにがおこったか」 みんなの声

ワニになにがおこったか 作:M・マスクビナー
絵:ヴァレンチン・オリシヴァング
訳:田中 潔
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
本体価格:\1,200+税
発行日:2007年02月
ISBN:9784033285702
評価スコア 4.43
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  • 親子愛と社会

    ワニになにがおこったか、
    たしかに平凡に暮らしていたはずのワニに何かが起きてしまうのです。
    それも誰かが意図したわけでもなく。

    卵からかえったのはワニではなくヒヨコでした。
    周りのワニたちからさんざんな非難を受けながらも
    懸命にパパとしてヒヨコのリーパを育てるガーパ。

    息子のあるがままの姿を受け入れようと模索するガーパの姿や、
    父親の期待に精一杯答えようとするリーパ、
    そして彼らを取り巻く決してあたたかいとは言えない
    「周囲の目」に深く考えさせられます。

    子供も大人も、というより
    みんなで考えることができるのではないかと思います。

    そんな中、リーパの可愛さが強く目にとまります。
    「パパ!」とすり寄るリーパのなんと可愛いことか。
    リーパの姿にガーパが笑顔になるとき、
    こちらまであたたかい気持ちになれました。



    追加するなら、個人的に☆を一つ減らした理由として、
    「異なる二匹の在り方」としてのラストを期待したところ
    どこかへ飛んで行ってしまったという終わり方に、
    社会において異なるものと共存することは不可能なのだろうか
    と受け取ってしまったことです。
    いや、周りのワニに変化がないことにこそ、
    読者に対する議題の提示があるとは思うのですが。

    あの親子があの場所で幸せになる方法はなかったのかなと思いました。

    掲載日:2010/03/10

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  • 切ない気持ちに。

    • けいご!さん
    • 40代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子14歳、男の子10歳

    親が子を想う気持ちを、ワニのガーパを通して痛いほど感じました。
    子どもがどんな形であっても、わが子はわが子。ガーパに自分を照らし合わせて読むと、なんともせつなくなっていきます。
    でも、このお話はおとぎ話なのです。
    まわりがこの親子を風変りに感じても、この親子が幸せであれば、それでいいんだと思い、最後がちょっぴりかなしくても、納得しようとしました。
    親子の愛や絆は絶大ですね。無敵です。
    この絵本は、子どもが読むとひよこのリーパの目線で、親が読むとワニのガーパの目線で読んでしまいます。今読んでいる子どもたちが大人になって親になって読んだときの感想を聞いてみたいです。

    掲載日:2014/02/21

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  • 親子はどうなったのか

    ワニの卵から、鳥のヒナが出てきたところから、物語は始まります。
    まるで「みにくいアヒルの子」のようですが、ワニのパパは、愛情たっぷりにヒナを育てます。
    とはいえ、種類が違うのです。
    えさや飛び方など、試行錯誤の連続。
    なにより、周囲からの批判的なまなざしがつらかったことでしょう。
    しかし、親子の絆はなによりも強く感じました。

    かわいい子・その子のために必死になる親。
    きっと、人間の親子にも当てはまるでしょうね。
    リーパが空を飛べたとき、とても感動しました。

    少し残念だったのは、結末がはっきりせず、寂しげな印象が残ったことです。
    たとえ不可能でも、ハッピーエンドでいて欲しいと願います。

    掲載日:2012/02/01

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  • ロシアの絵本って、好きです!!

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子15歳、女の子10歳

    この絵本も、とても素敵な作品でした。
    その発想の面白さはまず、ロシアの方が描いているのに、主人公が「アフリカワニ」ってところ。
    V.オリシヴァングさんのイラストはいわゆるヘタウマで、
    ずば抜けて上手くはないのに、なぜか目を惹く個性的で魅力的なタッチをされています。

    今までも「みにくいあひるのこ」的発想の、別の種族の母(もしくは父)親が、子どもを育てる話はいくつかありますが、このワニのガ―パの懇親的なこと!
    しかも、この素晴らしく夢のあるオチったら、今まで見たことありませんでした。

    ワクワクするところもあり、小さなお子さんから、大人まで楽しめる内容ではないでしょうか?
    脇役ですが、最初は口うるさい世話人といった感じで登場するワニばあさんがいい味出てます。
    ぜひ、親子で読んで楽しんでください。

    掲載日:2011/01/05

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  • そばに置きたい絵本

    • うららさん
    • 30代
    • ママ
    • 栃木県
    • 女の子8歳、女の子6歳

    子供がふと選んだ絵本ですが、読んで私がドキッとさせられました。

    卵がかえるのを待つワニ。
    みんな子ワニが生まれてくるのを心待ちにしています。
    ワニのガーパの元にだけ、生まれてきたのはヒナ。
    ガーパとヒナは好奇の目にさらされながら親子になっていきます。

    他のワニの親子を見て、羨ましいと思ってしまうガーパ

    そんなガーパを見て、泳げないのに水に入っておぼれかけるヒナ

    そんなヒナを見て、自分を恥ずかしく思うガーパ


    どのシーンにも 
    親として、友達として、子供として、社会人として、地域の大人として
    いろんな立場の自分に光を差してくれる強いメッセージが現れていて
    勇気をもらえたり、素直になれたり、優しくなれる きっかけをくれる絵本 と感じました。

    次女(6歳)が絵本を選んできたのですが
    8歳の長女の方はなにか思うところがあったようでした。

    何度も何度も読んであげたい、絵本です。
    私も何度も、読もうと思います。

    掲載日:2010/02/19

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  • 人生

    • ぜんママさん
    • 30代
    • ママ
    • 広島県
    • 男の子10歳、女の子8歳

    タイトルにドキッとして借りました。
    いったいワニに何がおこったのか?
    ワニのガーパは子ワニが生まれてくるのを楽しみにしていました。
    しかし、生まれてきたのは鳥のひな。
    非難を浴びながらも、リーパ(ひな)を育てるガーパ。
    期待、落胆、心の葛藤、親としての自覚、うらやましさ、
    悲しさ、やさしさ、親子愛。
    すべてがミックスされ、奥が深い作品に仕上がっています。
    悲しいようなハッピーエンドのような・・・
    心にぐっとくる作品です。

    掲載日:2008/06/15

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