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日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

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やさしいライオン」 みんなの声

やさしいライオン 作・絵:やなせ たかし
出版社:フレーベル館 フレーベル館の特集ページがあります!
税込価格:\968
発行日:1982年
ISBN:9784577003022
評価スコア 4.76
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みんなの声 総数 74
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  • 悲しい気持ちでいっぱいになりました

    やなせたかしさんの絵本なので、きっとかわいいお話だろうと思って読みましたが、とっても切ないお話で、悲しい気持ちでいっぱいになりました。

    ライオンのブルブルと犬のムクムクの親子。
    親子で楽しく暮らしていたときのイラストには本当に心が癒やされます。
    とくに、ムクムクがブルブルをおんぶしながら子守唄を歌っている場面は大好きです。

    でも離れ離れになってしまい、ブルブルがムクムクのもとへと走ったあと、ブルブルは射殺されてしまいます。
    読んでいて、「え!?なんで?ひどいわ…」と思わずにはいられませんでした。

    私たちも日常生活の中で、思い込みから他人を攻撃したり、批難することがありますよね。
    この絵本はそんな私たちの思い込みを捨てるように諭してくれているかのように感じました。

    投稿日:2022/12/08

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  • 私はアンパンマンが大好きです。またやなせたかしさんの大ファンです。もう何十年前に詩とメルヘンという本を読んだ時の衝撃は今も決して忘れられません。だからこの本は興味深く読ませて頂きました。これはとてもホットな気持ちにさせてくれます。私は最近、ライオンの夢を見ました。それはひじょうにこわいライオンだったのですが、これはとてもやさしいライオンです。私はこの本を読んで、ほんとに心地よいと思いました。

    投稿日:2022/07/03

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  • あんぱんまんで有名なやなせたかしさんの作品です。優しいタッチで描かれた親子の物語。血は繋がっていなくても愛情たっぷりに育て育てられ、絆はいつまで経っても消えることはないのですね。

    最後の展開に娘は、「もしむかえにいかなければころされなかったかな」「でもムクムクは弱ってたからいかなかったらもう会えなかったかな」などと、どの選択が良かったのかと一生懸命に考えていました。答えはもちろんありませんが、人間のエゴがこのような悲劇を生んだことは間違いなく、とても悲しく切なくなりました。

    投稿日:2021/09/14

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  • 善とは何か

    やなせたかし先生が最近好きで、子供はアンパンマンを、私はそれ以外の絵本を選んで読み聞かせしています。やさしい犬に育てられたライオンは優しく育ちますが、母犬とは離れて暮らすことに。けれど、もらった優しさはいつまでも残るのですね。ライオン=人間を襲うもの=逃げ出したら殺さなければならない、人間の勝手な都合でやさしいライオンは殺されてしまいます。善とは何か、を考えさせられる絵本でした。

    投稿日:2020/10/21

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  • 涙がとまりませんでした

    アンパンマンの作者のやなせさんの作品だったので、勝手に「楽しいお話だろう」と思って読みましたが…

    すごく良いお話でした。
    でも、涙がとまりませんでした。

    ムクムクとブルブルがどうなったのか、明らかにされていないことが、せめてもの救いでしょうか…

    投稿日:2020/08/28

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  • やなせたかしさん

    犬のムクムクに育てられた、ライオンのブルブル。
    ムクムクと幸せに過ごせるはずが、ブルブルは都会の動物園へ送られ、二人は離れ離れになってしまいます。
    ブルブルが動物園を抜け出し、年老いた母の元に駆けつけた時、人間たちはライフルを向けるのです。
    人間の身勝手さを感じて、悲しくなりました。
    やなせたかしさんの作品は、アンパンマンだけじゃないですよね。
    特にやなせさんの詩が好きです。

    投稿日:2020/04/07

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  • 素晴らしい内容

    • ぼんぬさん
    • 40代
    • ママ
    • 北海道
    • 女の子3歳

    犬のムクムクに育てられたライオンのブルブル。
    ムクムクの愛情で優しいライオンへと成長したムクムクでしたが、
    動物園へ連れて行かれることになり平和な時間は人間の手によって奪われてしまうのです。
    ムクムクに会いたくて動物園を脱走したブルブルは射殺されてしまいます。
    人間の都合で動物本来のあるべき姿だけでなく、その尊い命までも奪われてしまうとても悲しいお話です。しかしこれが現実。その現実に目を向け自分に出来ることを問う機会を与えてくれる絵本ではないでしょうか。

    投稿日:2019/11/21

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  • 思いやる親子の絆

    誰かのために理由なく愛をそそぎ
    困っている人がいれば手をさしだす
    そんな人物たちが登場する
    やなせたかしさんの描く世界が好きです。

    この本の主人公
    ブルブルとムクムクもそうです。
    ライオンと犬
    本当の親子かどうかなんて問題ではなくて
    お互いを思いやる心
    親子以上の絆を感じます。
    お話の最後は悲しい結末ですが
    たまには静かに考える絵本を
    見るのも良いですね。

    投稿日:2019/06/26

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  • 悲しいけれどほんわか

    次女が幼稚園の絵本貸し出しで借りてきて、珍しく「家にあったらいいと思うから買って」といった本。
    悲しい衝撃の結末ですが、犬のお母さんがライオンを思う優しさや温かさ、犬に育てられたライオンがお母さん犬に寄せる信頼や強い思いがじわりじわりと伝わってきます。
    重いテーマで悲しい結末を迎えるけれど、子どもが聞きやすい短い文章やリズミカルな言葉運び、やさしく語りかけるような語尾で、すっと心に入ってくる温かさを感じました。

    投稿日:2018/12/04

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  • 献身ほど胸を打つものはない

    アンパンマンの作者やなせたかしさんの作品だというので読んでみました。とても切なくて胸を打つ物語です。
    自分の実の子でもないのに育てた子供に対してそこまで身を尽くすことができるのだろうかと思いました。生みの親より育ての親とは言いますが親の方からも無償の愛を与えられるほど子供への愛情がわいていたのかも知れませんね。
    自分さえ良ければ、とか過ちを犯しても謝らないのがポジティブだとか歪んだ道徳観をお持ちの人間に時々出くわして心が疲弊してしまう世知辛い世の中ですが、こんな物語を描ける人がこの世に存在していたことで少しは心洗われる思いです。

    投稿日:2018/03/14

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