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作: のはな はるか  出版社: くもん出版
うさぎマンションには、 画家、パン屋、音楽家、魔法使い… いろんなうさぎが住んでいます。1部屋ごとに進行する物語を 見つけて、楽しむ絵本。

あほろくの川だいこ」 みんなの声

あほろくの川だいこ 作:岸武雄
絵:梶山 俊夫
出版社:ポプラ社 ポプラ社の特集ページがあります!
本体価格:\1,200+税
発行日:1974年03月
ISBN:9784591019245
評価スコア 4.63
評価ランキング 2,660
みんなの声 総数 7
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  • 厳しさとせつなさと

    • しいら☆さん
    • 40代
    • ママ
    • 宮城県
    • 男の子20歳

    「あほ」・・・
    って、あまり使わないのですが
    なんか、見下しているようで
    「ばか」ともまた違う雰囲気
    地域によっては、日常茶飯事?
    なのかもしれないけど・・・

    名前に「あほ」を付けれら呼ばれちゃう
    川から流れて助けられた時とは
    全然違う待遇になってしまう

    おばあさんがろくの個性として
    引き出す能力
    でも、一般の村人達には通じず・・・

    おばあさんがなくなる場面はとても辛く・・・

    そして、村人達の
    ろくに役割を与えるという
    集団の心理の怖さ

    その中であっても、ろくは
    一生懸命に使命を果たすのです

    涙涙・・・

    なんなんでしょう
    このせつない感じは

    自然の厳しさと
    人間の生活に於ける厳しさと
    考えさせられます

    小学生でもOKではないでしょうか

    掲載日:2012/03/11

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  • 民話に残るお話

    • 風の秋桜さん
    • 40代
    • その他の方
    • 埼玉県
    • 男の子、男の子

    誠実な「あほろく」が村人の為に川の氾濫を知らせる太鼓を、水に流されながらも打ち続けたという、本当に哀れなお話です

    日本人の集団意識っていうのでしょうか、いざとなったら自分が大事になってしまうのは仕方のないことかもしれんせん
    というよりそんな余裕すらないのが、今回の大震災の津波で感じました

    作者は人間の奥底に潜むエゴイズムの恐ろしさと表現しています

    おとくばあさんの存在はそれに相反した、もっとも人間主義の代表者であると思います

    掲載日:2011/07/06

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  • 切ない

    小学4年生の遠足で息子は船頭平閘門というところへ行き、治水の勉強をしてきました。

    同じ作者で『千本松原』というのがあり、尾張西部の治水工事について描かれた児童書、その作者がこの『あほろくの川だいこ』と同じだということを教えていただく機会がありました。

    あとがきに、美濃の国は当時治水の関係で徳川幕府の親藩である隣国の尾張にとても気をつかっていたということ。

    そのくだりは、息子も勉強したようで知ってると言っていました。

    あほろくの自己犠牲が悲しいこの話の背景にあるものを思うととても切なくなります。

    また、あほろくは今でいう記憶喪失のようで、よそから来たあほろくが命じられた仕事というのが、弱者であるがゆえに与えられた仕事と思うと、またその点も悲しいものがあります。

    雨と地震など自然災害が多い日本であるがゆえの話でもあるような気がしました。

    自然の前では人間は無力であるとも思います。

    掲載日:2011/07/01

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  • 何を学ぶか

    自分が揖斐川の上流で生まれたから、自分にとってとても意味深い作品に巡り会えたと感じます。
    岐阜の言葉(揖斐地方の)、揖斐川下流の風土、土地の風土、郷土の思想、それぞれが自分にいろいろなものを伝えてくれました。
    上流から流されてきた青年。
    失明し、記憶を失って「あほろく」と呼ばれるようになります。
    とてもかわいそうな存在なのですが、最初は憐れんだ村人も厄介者、蔑むものとして青年の存在を切り捨てていきます。
    村という組織のエゴでしょうか。
    自分はそこまでの思いはないけれど、都市化されない村組織は閉鎖的であるには違いありません。
    その中にはエゴイズムも、どろどろした人間関係もないわけではない。
    しかし、そんな村を否定するべきものかというと、そうでは決してない。
    村人も自分たちのために一生懸命。
    それは自己中心的ではなく、村中心的なエゴなのでした。
    大雨が降れば氾濫する川。
    その意味もこの絵本で説明しています。
    徳川時代の政策に縛られていたのですね。

    おばあさんと働くときには、自分の一部を取り戻した「あほろく」でした。
    どんな生活をしてきたのでしょうか。
    さりげなく書かれる方言の柔らかさをとても懐かしく感じました。

    おばあさんが亡くなって、村人は「あほろく」に川だいこの役を与えました。
    氾濫の多い地方だけに、話の展開は村人にとっては切実。
    「あほろく」にとっては、仲間でいられるための課題だったのです。
    それだから一生懸命だった「あほろく」は洪水に流され、必死の思いの村人はその「あほろく」を省みることなく逃げ出します。

    人間だれもがそうではないけれど、そうなるかもしれない存在だと感じます。

    重い重いテーマでした。
    そして、揖斐川の上流を愛した自分にとって、徳山ダムを含め、開発と都市化はこの地方に何をもたらしたのか、考えさせられる話でした。

    (そこまで考えると読み聞かせできないので、あくまで物語の悲しさを聴き手と共有することをお薦めします)

    掲載日:2011/06/23

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  • テーマは難しいのですが・・・

    • とむままさん
    • 40代
    • ママ
    • 三重県
    • 男の子13歳、女の子11歳

    本当の心の優しさを問いかけているようなお話で読み聞かせをすると涙だ出てきて困ります。

    あほろくという名まえの響きに喜んでしまう子もいてこのお話しの言わんとするところ、
    歴史的な問題も含まれているのでとても難しいテーマで3年生の子どもたちにどれぐらいの思いが伝わったのかはよくわかりませんが、最後まで村のひとに言われた事をやりとげたあほろくに姿には感動する姿もみられました。
    また、助けにこなかった村の人たちへ怒りの気持ちを持った子もいて、
    怒りをもつということは、あほらくへの思いがあるということだとうれしく感じました。

    自分のために何かしてくれる人がいるありがたさや、
    人を思う気持ちというのが伝わるといいなぁと思います。

    掲載日:2011/02/22

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  • 人権学習の際、テキストにもなりそう。

    • 西の魔女さん
    • 40代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子15歳、男の子11歳

    川が氾濫した際 流されてきた青年が「あほろく」です。
    この災難のために目が見えなくなり 
    記憶も失ってしまいました。 
    助けられた村で
    なんとか命だけはつなぎとめてもらえましたが…。

    記憶をなくす前の「あほろく」の暮らしぶりを想像させられる場面では
    なんだか切なくなりました。

    身寄りがないからって…
    目が見えないからって…
    記憶が無いからって…

    読み終えた後 いろんな思いがこみ上げてきます。
    人権を学ぶ際のテキストにも成りうる絵本のように思われました。

    掲載日:2009/07/07

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  • 読み聞かせながらつい泣いてしまう本

    • ずっとこさん
    • 40代
    • パパ
    • 千葉県
    • 男の子7歳、女の子5歳

    読み聞かせをしながら、つい泣いてしまう本です。
    心の美しいひとはときとして、滑稽に見えます。
    それがあほろく。
    ドン・キホーテや、「白痴」のムイシュキン公爵に似ています。
    献身的なひとが滑稽で残酷な道のりを辿ることは
    よくあることなのかもしれません。
    あざけられ、傷つけられ、叩きのめされて
    いなくなったのちに
    人の心を打つなぞを
    残された人の間に残します。
    激しく胸を打つ響きです。
    ドン。ドン。ドン・・・と。

    掲載日:2008/09/25

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