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紙しばい屋さん」 その他の方の声

紙しばい屋さん 作・絵:アレン・セイ
出版社:ほるぷ出版 ほるぷ出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2007年03月
ISBN:9784593504848
評価スコア 4.68
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みんなの声 総数 21
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  • 独特の文化「紙芝居」

     本の質量も少ない中、テレビが普及するまでの間のこども達の楽しみだった「紙芝居」と「紙芝居屋さん」のことが語られて、ドキュメンタリー番組を見ているかのようです。
     意外かもしれませんが「紙芝居」は日本独特の文化です。物事を効果的に伝える手段が「絵」だと悟って、より理解を深めるために出来上がった「紙芝居」は、渡来人の多かった日本ならではの先人の知恵だと思います。
     1人でも多くの方が、紙芝居の良さを知って、紙芝居舞台を使用しての上演をしてくださるよう切望します。
     

    投稿日:2018/12/20

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  • 日本の文化を世界に伝える作品

    以前にも読んでいたのに
    ふと読みたくなり
    図書館にリクエスト

    本文に入る前に
    「日本語版出版によせて」
    を、読んで
    あぁ・・・そうだったんだ
    と、思い出し
    本当にじっくり読むべき作品だったなぁ・・・
    と、思った次第です
    日本人の作品ではありません
    作者は戦前生まれの方です

    以前読んだ時は
    時間がないーというか
    心に余裕がなかったといいますか
    上辺?といいますか
    表面上しか読んでいなかったような気がいたします

    まぁ・・・年を重ねたということもあるのでしょうか(笑

    紙芝居の歴史もいろいろお聞きしたり
    演じることの難しさ、楽しさも
    経験してきたこともあるのでしょうか

    紙芝居という素材は
    絵本の読みきかせとは違って
    「芝居」と名前が付くくらいですから
    舞台を使って
    作品が飛び出してくるようです

    テレビがなかった昔
    映画も大人のものでしょうし
    どれだけこどもの心をつかんだことか

    私が保育士していた頃
    土曜日の午後に
    太鼓の音だったかしら
    決まった時間に鳴って
    「紙芝居屋さんが来るんだよ」って
    こどもたちに教えられました
    公団の中の公園で紙芝居のおじさんが
    昔の紙芝居(街頭紙芝居)をしてくれるとのこと
    1度観に行けばよかったなぁ
    と、今にして思います
    仙台でも最後の紙芝居屋さんだったとお聞きました

    その紙芝居屋さんなのか
    宮城県図書館に街頭紙芝居の作品が
    寄贈され
    貴重な資料として、保管されています

    この絵本の中では
    誰もが知っている
    「桃太郎」「一寸法師」と
    昔話の作品というのが、素敵です

    それと、こどもとの交流が素晴らしい

    商売ということもあり
    みずあめが買えない子は
    後ろで見るという暗黙のルールもあったと聞いています
    そういう子に対する配慮をしてくれた
    やさしいおじさんもいたのでしょうね

    こどもは、大人になって
    便利な世の中になっても
    「心」を育ててもらった恩は忘れないのだと
    思います

    おじいさんとおばあさんのつつましい生活感の絵
    おふたりの静かな思いやりあるやりとり
    あ・・・そっか・・・
    年を重ねて、こういう老夫婦に憧れているのかも
    しれませんね(笑

    忘れてはいけない
    日本の文化、情・・・がじんわり伝わってきます
    戦前日本に滞在していた作者の
    感性に、拍手です

    投稿日:2017/02/21

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  • 手作りのお菓子・・

    • 風の秋桜さん
    • 40代
    • その他の方
    • 埼玉県
    • 男の子、男の子

    ナビでレビューを読んでぜひ読みたいと図書館で借りてきました
    どちらかと言うと大人向きのお話です
    テレビが流通する前の時代に、子供の楽しみの一つだった紙芝居
    今でこそ、図書館にもたくさんの紙芝居があり、いまだに子供達には大人気です
    お話の中でおじいさんが久しぶりに出かけるというと、おばあさんがお菓子を作る・・・・

    主役ではないかもしれませんが、私はこのおばあさんに気持ちが動きました
    長年連れ添った夫婦ならではの阿吽の呼吸みたいな・・・・
    理想の年のとり方かもしれませんね

    投稿日:2011/07/25

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  • ふれあう場所

    最近、紙芝居に大きな可能性を感じ、演じることも多くなっていた矢先に、この本に出会いました。表紙からして魅力的。自転車に載った紙芝居箱、引き出しには色とりどりの飴、朴訥そうなおじいさん。昔懐かしい場面です。(と言っても、私は紙芝居屋さんは未体験・・)。注目すべきは、少し前屈みの紙芝居枠の傾き。現在演じる時に使う舞台は机の上で直角に立たせているわけですが、自転車の荷台の箱を見上げて見ている子ども達のために、舞台が少しだけ傾いているのでしょう。紙芝居屋さんと子ども達のふれあいの時間の暖かさを感じます。
    その大事な時間と場所は、近代化の波の中にのまれていきます。それでも、確かに残る思い出に人の心がまた集う喜び。
    いわゆる読み聞かせに関わる大人の人に出会って欲しい絵本です。

    投稿日:2007/03/22

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