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そうじきの なかの ボンボン

そうじきの なかの ボンボン(フレーベル館)

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天の笛」 みんなの声

天の笛 作:斎藤 隆介
絵:藤城 清治
出版社:佼成出版社 佼成出版社の特集ページがあります!
税込価格:\1,980
発行日:1978年
ISBN:9784333003877
評価スコア 4.25
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  • 美しい犠牲の上に春・・

    これぞ日本人の心と思うような
    自己犠牲あふれる物語です。

    降り続ける雪に覆いつくされ
    生物がすべて息絶えるかと思うような厳冬を
    ひばりが命懸けで雲を突き破り、太陽のかけらを持ち帰るというお話。
    熱い太陽に突入しかけらを取った後は
    地上に落ちたひばりは影も形もなくなるのですが
    皆が待ちわびていた春がやってくる。

    ひばりは後に英雄扱いされるわけでもなく消えていくけれど
    残された者たちは幸せに暮らしている様子に
    きっとひばりは満足しているという事が伝わるような
    花咲き乱れる美しいラストページ。
    あぁこれが日本人の心だと、胸が熱くなりました。

    読み継がれてほしいと願う、珠玉の一冊です。

    投稿日:2018/03/11

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  • 雪に覆われた大地の鳥たちを助けるために、太陽のかけらを取りに空にはばたいたひばり。
    その一生懸命に飛翔する姿、自らの命と引き換えに得た太陽のかけらを 加えて落下する姿は、まさにひばりの飛びかたそのものです。
    ひばりの持ち帰った太陽のかけらで、大地に春が訪れるのも、ひばりが春を告げて囀ずる大空が連想されて、季節の移り変わりをみごとに語っています。
    絵の迫力は、読み聞かせにぴったり。

    投稿日:2013/03/09

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  • ひばりの天の笛は命がけ!

    斉藤隆介さんのお話に藤城清治さんの絵がとても効果的にマッチしていていいなあ〜

    鳥たちが雪が降り続き凍えそうになっていてつばめが死んでいくところはかわいそうです。

    鳥たちの世界も自然の厳しさの中で必死に生きているんですよね!
    お互いに励まし合って生きていて、ひばりはみんなを助けるために太陽のかけらをとりにいくのです。

    なかなか出来ないことですよ!自分の命をかけてみんなを救うなんて!

    太陽が燃えている絵がすばらしい!!

    その中をひばりはひとりで飛び続ける、息が詰まりそうな思いになります。
    引きこまれるんです。

    躍動感溢れる絵と鳥たちの世界のお話にしばし入り込みました。

    投稿日:2007/04/07

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