きみの話を聞かせて しろさめ作品集(小学館集英社プロダクション)
全編透明水彩画で描かれたイラスト作品に、描き下ろしのショートコミックを大幅に加えた、待望の作品集!
まほうのさんぽみち(評論社)
絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。
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33件見つかりました
4年生の朝読みで読みました。 秋の縁側で干されているダイコンとサツマイモの会話。 ゆったりしていて、秋のひざしが感じられてとても楽しいです。 おたがいのことを悪くいっているようで本当は仲良しなのです。 のんびりした方言のおかげて、ゆったりした気分になります。 そういいながら、タクアンと干しいもの作り方が理解できます。 和尚さんと一人娘のちかちゃんの会話も楽しい。 要はスローライフとスローフードの世界。 我が家では、奥さんは干しいもにチャレンジ。 13の息子は「ぬ〜くぬく」が口癖に。 アットホームな作品でした。
投稿日:2009/11/04
このお話は、干しイモと干し大根が自分たちのいいところを言い合ったり、相手のダメなところを言い合ったりしながらも、最後は食べてもらえるだけで幸せとお互い幸せそうにおいしい漬物と干しイモになるお話でした。子供になじみのない食材だったのですが、子供は逆にそれが興味津々で楽しそうに見ていました。干しイモと干し大根がどうやってできるのかもちゃんと描かれていて勉強にもなりました。
投稿日:2016/11/17
お日様がぽかぽか陽気の日、お寺の境内での、干しだいこんと干しいもの会話でなりたっている絵本です。 干しだいこんと干しいもという、絵本の主役としては、なんともしぶい組み合わせの妙。そして、これはどこの方言なのかな?田舎のおばあちゃんたちの会話をそのまま思わせるような、なんともいえない味のある方言がとってもいいです。 読む人によってはちょっと難しいのかな?と思うけど、広島の私としては、とても読みやすい本でした。干しだいこんと干しいも、最初はどちらがすばらしいかを競いあうんだけど、最後には、「わしゃあ ひとがよろこんでぱりぱり食べてくれりゃあそれでええんよ」この干しだいこんの一言がすべて、一件落着。おだやかな陽だまりを感じさせる幸せな終わり方でした。
投稿日:2010/12/01
朝の読み聞かせ(15分)の時間に読んでみました。 干し大根と干し芋の、どちらかといえば地味目なおはなしを喜んでもらえるかどうか、当初は不安でした。 「読み」のルールからははずれるかもしれませんが、時代劇の悪代官や悪徳商人の口調を思いだして、皮肉やけなし言葉を思いっきり意地悪く「演じて」みたら、大ウケでした!。 お芋のバリエーションは子供さん達にもなじみがあるらしく、ずっと集中して聞いてくれて、とても嬉しかったです。 科学絵本の「干し柿」西村豊(あかね書房)と組み合わせました。 「ほら、柿が、さっきの大根のようにしわしわになって、干し芋のように『こー』がふいたね!」と、2冊の連動も良く、秋にお勧めの組み合わせです。
投稿日:2010/10/24
ある田舎の家の縁側で繰り広げられる 干し大根と干し芋との会話です。 穏やかに会話されるかと思いきや 結構辛口にお互いを攻撃したり 自慢大会になります。 …が、方言のせいかあまりきつく感じないんですね。 それどころか面白みがじわじわにじんできます。 子どもにはあまりなじみのない食べ物の話だったからか 反応がいまいちでしたが 自分はとってもおもしろい絵本だと思いました。
秋の日の朝の読み聞かせの一冊として、5年生の教室で読みました。 何とものどかでおおらかな雰囲気と、 地に足がついた感じの明るさに満ちており、 方言なのですが、テンポも語感も気持ちよく読むことができ、 教室があったかい雰囲気になりました。 普通の絵本として小さい子から楽しめますが、 高学年の子なら、「食べ物の加工」や「野菜をお日様に干すことの意味」「発酵」「でんぷん」など、深く考えることができよいと思います。 飯野さんが絵も描いてもいい本では?と思いましたが、 山本孝さんの緻密でありながらおおらかな絵が、 とてもいい味を出している絵本です。
投稿日:2010/10/20
初夏に図書館で出会いました。収穫の時期に読み聞かせしたい一冊です。今の子どもたちは スーパーの店頭でしか野菜を知りません。残念なことです。絵本は 何かを知る入り口なんですよね。読み聞かせボランティアを始めて5年になりましたが、食育が注目を集めている今 求められている一冊ではないでしょうか?
投稿日:2007/09/19
お寺の住職が収穫した大根とサツマイモを、縁側で干した。 干された大根とサツマイモの対談特集。 2007年刊行。農文協の食育絵本と言えば、文字が多く、大人でも十分に読みごたえがある情報量、という印象だった。 だがこの絵本のシリーズは、食べ物がどういう風に作られているかなどの大事なことはわかるようにしているが、お話自体が面白いようにできている。文字が(従来の食育絵本より)少なく、ハードルが低いので、気軽でいい。 本書は、沢庵にするために軒下で干している大根と、蒸した後、薄く切られて干し芋にされているサツマイモの、会話。 お互いに干されている状況(丸干し、加工した後に干す)も違うし、加工後の使われ方も違うもの同士。自分の来し方、これからのことに誇りを持っている。 どんな会話がなされているかは、是非とも本書を読んでください。 笑えます。 大根もサツマイモも利用範囲の広い、素晴らしい野菜。 楽しみながら、その素晴らしさがわかってよかった。 世間話風の会話にユーモアたっぷりの絵がついて、見ているだけでも面白い。すごいものを作ったと思う。 食育もだいぶ柔らかくなってきた。
投稿日:2022/05/15
わくわくたべものおはなしえほん、ということで、一種の食育絵本です。 小さなお寺の境内に干された、干し大根と干し芋の会話から、 それぞれのウンチクが語られる趣向です。 それぞれ、絶妙に擬人化されていますが、なかなかの表情が絶妙です。 漬物、芋菓子と、今の子どもたちにはちょっとなじみが薄いかもしれませんが、 日本で育まれた食文化、やはり関心を持って食べてほしいですよね。 おしょうさんと娘のちかちゃんもうまく絡んできます。 秋の陽の頃、読んであげたいです。 多少方言が難しいかもしれないのと、食のレクチャーもあるので、 小学生くらいからでしょうか。
投稿日:2016/01/21
大根とサツマイモが、暖かい日の縁側に干されながら、楽しい会話をしています。 そのやりとりが実に味があって、読むのが楽しかったです。 私は地元が広島東部なのですが、その辺りの方言に似ていると思いました。(愛媛みかんの箱があったので、愛媛の方言かも?) なのでイメージとしては、野球の達川さんがしゃべってる感じで読みました。の〜んびり、ゆ〜ったり、方言っていいですね(^^) 和尚さんとチカちゃんとの会話も良かったです。 大根もサツマイモも、干すと栄養価も高くなるし、保存もきくし、また違った美味しさの食べ物になるんですよね。 干し芋の「こー」、干し柿にも付いてますよね。大好きです。 最初は張り合っていた大根とサツマイモでしたが、最後はお互いに認め合い、美味しいたくあんと干し芋になって良かったです(^^) 楽しく食育が学べる、実りの秋に読むのにピッタリの1冊です。
投稿日:2015/11/24
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