「やあ、こんにちは」 ママの声

身の回りにある、日常よく目にする色々な物たちが、話しかけてきます。
椅子だったり水道だったり・・・。デザインも版画を用いられていて非常に斬新で、それぞれの物には「目」も描かれているので、より親近感が湧いてくる感じです。

この本を読むようになってから、色々な物に対して丁寧に大事に扱うようになったように思います。

版画で表現されている表紙が素敵だったのでこの絵本を選びました。日常生活でよく使用する物を取り上げていたのが親近感が湧いて良いと思いました。色も鮮やかな物を多用されていて素敵でした。其々が表情豊かなのも可愛らしかったです。この絵本を読む事で色々な生活道具を自然に覚えられるのが良いと思いました。

色々なものが話かけてきます。コップに茶碗にほう実にさまざまな生活用品が話し掛けてきます。
子供はいちいちその内容に答えています。お家にあるのはこれじゃない。このいすは誰々のなどと実に楽しそうです。
絵も版画風で独特の色使いでちょっと子供は慣れるまで違和感を覚えたようですがそれはそれでいいやという感覚です。

ひとつの物がすべて目や口や鼻が書いてあるので子供も怖がらずに見ました。
いすやほうきがこんな気持ちかなぁとまだ想像していないのでもうしばらくしてからどのように子供が変化して読むのか楽しみです。