そうじきの なかの ボンボン(フレーベル館)
世界にはまだ、誰も知らない不思議とすてきでいっぱい!
ゆびたこ(ポプラ社)
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ちょっとレトロな雰囲気のイラストに惹かれ、手に取りました。 表題と「しゅりょう」の二つのお話が入っています。 「こねこのおひげちゃん」では、小さな女の子がこねこと過ごす様子が語られていました。 抱っこして、ご飯をあげて、一緒に遊ぶ。ねこと過ごすうれしさに溢れていて、見ていて幸せな気持ちになりました。
投稿日:2023/01/30
1978年に岩波書店から出版されたシリーズの1冊です。 邦訳は内田理沙子さんで、絵はレーベデフでした。 「森は生きている」の戯曲を書かれたロシアの児童作家さんでした。 この作品は同じようなコトバの繰り返しが多いので、全体の文章から受ける印象は詩の旋律に似ています。 最後に小学一年生になった主人公の女の子が描かれているのですが、日本人の感覚からしてみたら、中高生くらいに見えました。 でも、全体的にはレーベデフの絵は楽しくて見応えがあります。 このクレバス化クレヨンで描いたような優しいタッチなのに版画絵のような風味の出る描き方が素敵です。
投稿日:2012/07/15
岩波子どもの本にはよくあることですが、お話が二話入っています。 詩のような物語ような感じで、言葉の響きを楽しむ本だと思います。 女の子がおかあさんのようにねこに言葉を教えようと世話を焼くのが微笑ましかったです。 ぼかし絵のような感じの絵が印象に残りました。優しく淡い感じで文章を邪魔しない感じでよかったです。 「こねこのおひげちゃん」と「しゅりょう」と二話ありますが、「しゅりょう」の方は「こねこのおひげちゃん」とはまた違ったタイプのお話だったので驚きました。 うちだりさこさんの訳がいいなあと思いました。
投稿日:2010/04/15
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