世界の国からいただきます!(徳間書店)
世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!
もうなかないよ、クリズラ(冨山房)
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タイトルとアニタ・ローベルの力強い絵に惹かれて借りてみたものの。 今一つよくわからなくて、出版社の紹介文を読んで、なるほどと思いました。 ふしぎのたねと少年とうさぎが同時進行しているんですね。 一つの絵本に、三つの流れがあり、交互にからみあっている時があります。 そう考えると織物のような話にも思えてきました。 ストーリー以外にも、お父さんを見送る場面もあるので、絵をじっくりと見た方がよさそうな絵本です。 絵本の可能性に挑戦した本のようにも見えてきました。
投稿日:2010/12/31
原題は『SO HAPPY!』、でも『ふしぎのたね』の訳出の方が インパクトがありますね。 お母さんが植えた不思議の種。 冒険に出かけた子うさぎ。 退屈な子ども。 この3つの場面が、絡み合って、最後のはめでたし、という、 ちょっと不思議なテイストのお話でした。 絵が独特で、力強いです。 絵は、アーノルド・ローベル夫人なんですね。 でもまた違った味わいです。 お話の文章では語られていませんが、 家族のサブストーリーもほのぼの。 親子でほっこりしてほしいです。
投稿日:2008/08/15
3つの主人公(種、うさぎの子、男の子)の別々のお話が、同時に進行して進んでいきます。 最初はそれぞれ関係ないお話と進んでいる感じなのですが、途中からそれが交差していきます。 だからちょっと不思議な感じがします。 お日様がぎらぎら照っている砂漠の中、お母さんが植えた種は干からびそう。 こうさぎは小川を渡って迷子になっており、 子どもは暇をもてあまし中。 そこへ大雨が降って・・・・ 川が増水して戻れなくてなったこうさぎ。 でも子供が何気なくしたある行動が・・・ もしかしたら私たちの日常でも、そういうことがあるのかもしれないなあと思ちゃうのです。 それぞれ違う24時間を過ごしているけど、 実はそこで何らかのかかわりが生まれているのかも。 そんなことを感じた絵本でした。
投稿日:2007/08/03
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