もうなかないよ、クリズラ もうなかないよ、クリズラ
作: ゼバスティアン・ロート 訳: 平野 卿子  出版社: 冨山房 冨山房の特集ページがあります!
読み手の年齢を選ばない子どもから大人まで、それぞれの感性で理解してうけとめる事のできる「みんなの本」です。

たなばたさま」 みんなの声

たなばたさま 作:住井すゑ
絵:滝平 二郎
出版社:復刊ドットコム 復刊ドットコムの特集ページがあります!
本体価格:\1,800+税
発行日:2007年02月
ISBN:9784835442860
評価スコア 4.17
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  • 変わったお話ですが

    恋人同士の、織姫・彦星のお話ではなかったので、少し驚きましたが、読み終えてみると、二つの星が兄妹ということが、すんなりと思えました。

    高貴な身分らしく、言葉遣いなどは難しい言い回しが使われていますが、そのことで物語自体にも品が感じられるようです。

    悲しいお話なのですが、とても印象深く残りました。

    掲載日:2012/07/20

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  • 兄妹愛と労働観

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子17歳、男の子15歳

    七夕の由来のお話なのですが、マイナーな民話の再話か、オリジナルストーリーでしょうか。
    よく知られているお話とは趣が違います。
    中国山西省の地主、王(ワン)家に白光(はくこう)、紅華(こうか)という兄妹がいたのですが、
    両親は不意打ちにあい、屋敷とともに落命します。
    母の機転で生き延びた兄妹は、母の教えに従い、川下の領主に奴隷として仕えるのです。
    奴隷という過酷な環境にいながらも、母の遺言を守り、懸命に生きる兄妹が健気です。
    ひたすら天の星になることを願う兄妹の姿は神々しいばかりです。
    通説の夫婦愛ではありませんが、兄妹愛が素晴らしいです。
    奴隷という立場を悲観するのではなく、労働の喜びを感じるあたりも
    素晴らしいと思います。
    滝平二郎さんの切り絵がそれはそれは美しいです。

    掲載日:2011/07/10

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  • 住井すえさんのたなばたさま

    住井すえといえば、名著「橋のない川」の長編を思い出します。
    そして、牛久沼と部落解放運動のイメージが強いのですが、絵本作品もあったのだと驚きました。
    そして絵が滝平二郎。
    たまらない組み合わせです。

    お話の舞台は意外にも中国。
    牛飼いとおり姫が兄妹だという話にも驚きましたが、数奇な運命の後に七夕のお話につながっていることに、とても印象深く読みました。
    評判の高い領主であった父親が、隣の領主に襲われるところから話が始まります。
    兄妹は川下に逃げ、子どもを逃がした母親は父の最期をみとるために館に戻ります。
    母親は死に星になります。
    母親の言いつけに従い、川下の領主に奴隷にしてもらう兄妹。
    どうして奴隷なのだろう?
    奴隷の身分から牛飼い、おり姫になる展開に住井さんらしさを見つけました。

    七夕は哀しいお話であるから、年に一度の星空を期待されるのでしょう。

    掲載日:2010/06/21

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  • ところかわれば・・・

    育った家柄も身分も隠してどれとなった兄妹が、
    天の星になった母に会う、うれしさや奴隷であるが故に
    悲しい思いをしたことを読むと、私たちがよく耳にする
    織り姫や彦星のお話しとは違った、奴隷などが登場する
    辛くて険しい社会を背景に悲しくなるおはなしでした。

    挿絵も「花さき山」や「モチモチの木」でお馴染みの
    滝平二郎さんが担当されていて、兄妹の思いや風景が
    きれいに映し出されています。
    ところ変われば悲しい七夕のお話。と言った感じなのですが
    兄妹愛の素晴らしさも感じた作品でした。

    掲載日:2007/07/27

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  • こんな「たなばたさま」のお話もあります。

    息子が図書館で見つけてきました。てっきり織姫と彦星の話かと思ったのですが、舞台は中国大陸のお話。地主の王家(ワンケ)二人の兄妹・白光と紅華は家に攻め込まれ、母に逃げるように言われ、家を出ます。

    兄妹が身分を隠し、奴隷となって働く姿は森鴎外の「安寿と厨子王」を連想させます。所変わっても「たなばたさま」にまつわる話は悲しいお話だと思いました。作品のベースには、奴隷解放や平等への願いがあるように感じました。たなばたの時期にオススメします。

    掲載日:2007/06/06

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