やなぎむらシリーズの冬編です。
これで、春夏秋冬すべて読みました。
冬なのでやなぎむらの住人は、落ち葉で作った家に住んでいます。
でも、隙間風が入ってくるので、暖かい布団をさがしにいくことになりました。
皆で助け合って、ががいもの種を運び布団にすることができたというお話です。
ががいもの実って、知らなかったので調べると「大型の袋果で船形、長さ8〜10センチ、熟すと、実が割れて扁平楕円形の長い白毛を持った種子が風で飛ぶ。」とあり、確かにこれなら暖かい布団になりそうですね。
相変わらず、カズコ・G・ストーンさんの絵は、暖か味のある絵なので、冬の寒さも感じさせません。
皆で仲良くすること、協力することの大切さも教えてくれますが、何と言っても、虫好きにはたまらない絵本となること受けあいです。
文章量が多いので、幼稚園児ぐらいからの読み聞かせに良いと思います。