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きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

人食いとらのおんがえし」 みんなの声

人食いとらのおんがえし 作:松谷 みよ子
絵:長野 ヒデ子
出版社:佼成出版社 佼成出版社の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2007年04月
ISBN:9784333022519
評価スコア 4.29
評価ランキング 20,350
みんなの声 総数 13
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  • 誰かに助けられているんだな

    長野ヒデ子さんが描くトラのイラストに惹かれ、手に取りました。
    朝鮮の民話です。
    人食いトラの喉に刺さったかんざし。山に住む若者が、そのかんざしを抜いて助けます。恩を感じたトラが、一生をかけて若者に恩返ししていくという物語。
    自分も誰かに(何かに)助けられて生きているんだなと感じるお話でした。
    日本の民話とはひと味もふた味も違う、他の国の民話を読むというのも、なかなか楽しいです。

    投稿日:2022/04/25

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  • 話はともかく、絵が素敵(#^^#)

    朝鮮の民話だそうです。

    人食いとらが、
    食べた娘のかんざしがのどに刺さって苦しんでいるのを助けてくれたわかものに、
    恩返しをするお話・・。

    人をべたてしまうようなとらが、
    恩を感じて
    最後には自らの命を投げ出すほど
    わかものにつくす姿に
    ちょっと違和感を感じてしまいました。
    まぁ、これが朝鮮の常識・・なのかな?

    迫力と愛らしさを兼ね備えた
    長野ヒデ子さんの絵は素敵です。

    投稿日:2022/04/14

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  • 悲しい話

    • やまわらうさん
    • 60代
    • じいじ・ばあば
    • 香川県
    • 女の子0歳

    朝鮮半島の民話とのこと。助けた虎が人間に恩を返すおはなしで、それは日本の昔話にもよくある話。だが、結末が「千金のほうびをもらっても、わかもののこころはおもかったという。」という締めくくり。意外。それにしてもトラは、あんなに威厳ある風貌なのに、単純で間抜けな性格として描かれることが多いのが不思議。

    投稿日:2022/01/26

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  • 無茶

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子8歳、男の子5歳

    8歳児の感想は「ちょっと無茶すぎだよ」
    5歳児も「やりすぎで、びっくりした。あと優しかった」
    と言っていましたが、
    日本の恩返しの話に比べ、
    恩返しの仕方が過激ですよね。

    木だけでも十分だったのに、
    お嫁さんをさらってきたり、
    トラだから仕方ないのかもしれませんが、
    本当に無茶苦茶ですね。

    投稿日:2021/05/02

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  • 虎が木を引っこ抜いて恩返しをしに来てくれたとは言うが、

    • 梅木水晶さん
    • 30代
    • ママ
    • 山形県
    • 女の子3歳、男の子0歳

    虎が若者の為と思って行なった行為を、若者は手放しで喜んでいいものなのだろうか…。なかなか釈然としないお話ですが、これが朝鮮に伝わる民話だと言うならば、そうかと受け止める他ありませんね。いまいち読後感がすっきりしません。

    投稿日:2014/12/17

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  • 自分勝手な恩返し

    私はこの手の絵本を読むとなぜか躊躇してしまうのです。
    ラストシーンを見て、若者と人食いトラの心の結びつきなどと美化していいのだろうか。
    なにせ、娘を食ったときにのどに刺さったかんざしを取ってもらったって、自業自得っていうのではないだろうか。
    次々と若者に届けられる恩返しの身勝手は、あまりに自分勝手です。
    結婚しようとしていた娘は、拉致されてきて、この若者に寝返ることってあるのだろうか。
    …。
    あまりな常識にとらわれて、理屈っぽく読んではいけないんですって。
    長野ヒデ子さんのインパクトのある絵が印象的でした。

    投稿日:2013/12/05

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  • 朝鮮民話はとらがよく出てきますね
    このお話の 人食いとらは若者に命を助けられた恩返しをするのです
    長野さんの絵もすばらしいです
    とらの迫力 飛び込んできます
    朝鮮の民族衣装もよく描かれています

    何より とらの恩返しの律儀さ 自分の命を捨ててまで 若者を守ろうとするのです

    いい話しに何とも言えない 迫力のある絵が 印象的な絵本でした
    最後は ホロリとくるお話しです(絵本のすばらしさ)

    ただ  絵がなく 語りで聞いたら もっとすばらしいと思いました! 

    投稿日:2012/12/17

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  •  人食いとらを恐れず、刺さったかんざしを抜いてあげる若者と人食いとら。前世で何かの縁があったのでしょうか。それともこのとらは助けてくれた若者に何か感じるものがあったのでしょうか。それとも今まで食ってきた人間なのに、その人間が助けてくれたことがよほど嬉しかったのでしょうか。
     
     人食いとらはまわりの迷惑を考えないまでの恩返しを一生、若者にし続けます。それは若者にとっても「ほとほと」困ってしまう程の恩返しです。

     お嫁さんも幸せそうだから良かったのかも知れませんし、最後には暴れる人食いとらをしとめるのだから皆にとっても良かったのでしょうが、若者の心が晴れないという気持ちがよくわかります。人食いとらとしての一生の一時に若者の優しさが出会ったのですね。そういう出会いってすばらしいですね。大切にしたいと思います。

     同じ韓国の話に人食いとらが登場する『うさぎのさいばん』がありますが、こちらのとらは恩知らずに描かれています。『ウェン王子とトラ』のとらとは信頼で結ばれます。色々の描き方があり、とてもおもしろいです。

    投稿日:2012/11/21

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  • 足踏みで、感動を表現されました。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子14歳、女の子9歳

    いい話でした。
    最後は思わず涙が出そうになりました。(私が)
    トラが恩返しでくれたものが、毎回結構すごいし、そのお礼のもののスケールの大きさに(運び方とか、選び方とか)、上の子は「わぁ〜、わぁ…」と、感嘆ばかりあげていました。
    したのは、はじめは何も言わずにじっと見ていて、読み終えた途端、足踏みを始めで唸り始めました。
    「どうしたの?」と問いただすと、…感動したそうです。
    その何とも言えない感情が「足踏み」として、出てしまったようです。
    (はっきり口で伝えてくれた方がわかりやすいですが)

    松谷みよ子さんが監修されているそうですが、ということはどこかに原作があるんですよね?
    ぜひ、原作もあったら読んでみたいです。
    韓国の絵本は最近たくさん邦訳されていて、どれもレベルが高く、私は結構好きなんですが、その中でも、ダントツで心に残りました!!

    投稿日:2010/02/14

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  • 朝鮮の民話。

    自分の命を助けてくれた男に、命をかけて恩返しをする人食いとらのお話です。ジーンときました。
    勇敢で、冷静で、平等な心を持つという事の大切さが描かれています。
    男の子にお勧めします。
    松谷さんのファンなので、新刊が出ていた事をとてもうれしく思いながら読みました。何度も繰り返し読んであげたい1冊です。

    投稿日:2007/11/24

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