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まほうのさんぽみち

まほうのさんぽみち(評論社)

絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

はるのゆきだるま」 みんなの声

はるのゆきだるま 作・絵:石鍋芙佐子
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,100
発行日:1983年
ISBN:9784033303208
評価スコア 4.54
評価ランキング 6,884
みんなの声 総数 23
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23件見つかりました

  • 動物の優しい気持ち

    • ゆなちんさん
    • 30代
    • ママ
    • 広島県
    • 男の子5歳、女の子2歳

     春を知らない雪だるまのために、「はるをみつけたらもってきてあげるよ」と森の動物たちは約束しました。楽しみに待つ雪だるま。でも、動物たちは遊ぶのに一生懸命になってしまって、うっかり約束を忘れてしまいます。動物たちは、約束を思い出して、花を持って雪だるまのところへ急ぎますが、もうすっかりとけてしまっていました。
     楽しみに待っていた雪だるまの気持ち、約束を忘れてしまったときの動物たちの気持ちを考えて、すっかり切なくなってしまいました。ほんわかとしたやさしいタッチの絵も、お話に花を添えていて、とてもよい一冊だと思います。子供にも、「約束は守ろうね。」とお話しました。

    投稿日:2008/06/26

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  • せつない!

    • Yuayaさん
    • 20代
    • ママ
    • 石川県
    • 男の子4歳、女の子2歳

    春が近づけば近づくほど・・・雪だるまは溶けちゃうんですよね〜!
    それを読み進めている間に感じちゃって、悲しい結末を想像して読むのを戸惑ってしまいました。
    「どんな春を持ってきてくれるんだろう」って思いながら雪だるまの姿は少しずつ崩れていて、読んでいてせつなくなりました。

    冬が去り、春がやってくる姿がよくよく感じる絵本でした。
    なんだか春だ春だと浮かれてばかりもいれないですね。
    いなくなるものもいる。
    子供たちと一緒に頑張って作ったかまくらも、スッカリ溶けてなくなっちゃいました。

    投稿日:2008/03/13

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  • せつないです。

    春を知らないゆきだるま。
    森の動物達が春を探しに出掛け、春のお土産を
    楽しみに待ちます。

    でもだんだん暖かくなりとうとうゆきだるまは・・・
    とてもせつなくなりました。
    上の子は「早くゆきだるまさんの所へ行かないと・・・」
    とドキドキして見ていました。

    やっぱりゆきだるまは解けてしまったけど・・・
    最後は素敵なラストシーンです。

    優しいイラストが心に残る本です。

    投稿日:2007/09/28

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  • 余韻の残るラスト

    絵と同じくほわ〜んとした読後感、子供にこのラストが伝わるかな。
    下読み時の心配はよそに、とりあえず花畑がゆきだるま型ということは説明なしでわかってくれたようです。
    冬から春への移り変わりをその場で見守る雪だるま。その切ない気持ちは、入院中の気持ちにも似ているかなぁ。

    春へ向かう雪だるまって、こんな気分。いっぱいいっぱい想像の余地のある、たくさん続きを考えられそうな余韻の残る終わり方です。

    投稿日:2007/04/03

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  • 春を知らないゆきだるま!

    森の動物達が山からふもとまで「春」を探しに行きます!
    ゆきだるまは「春」を知りません!

    でもみんなが「春のお土産♪」を持ってきてくれると
    「約束」をしてくれたので・・・楽しみに待っていました♪

     ☆動物達はどんな「春のお土産♪」をゆきだるまに!
      持って来てくれるんでしょうか(?_?)

      ゆきだるまの「心中」を思い切なくなりますが!
      ラストのシーンにちょっと救われたかな?!
      
      ☆ゆきだるまに「春」を見せるのには・・・♪
      「どうしたらいいかなあ?」と真剣に考えちゃったよ♪

    投稿日:2007/04/03

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  • ゆきだるまが春になった?

    ずっと、ひとりぼっちだった ゆきだるまと、
    優しい森の動物達の、切なくも 心温まるお話です。

    内容は、他の皆さんが 多数書かれているので、
    あえて 書きません・・・。

    動物達が、ずっと待ち望んでいた春でしたが、
    その春によって、溶けてしまった ゆきだるま・・・。
    動物達は、『春のお土産』を持ってくるという
    ゆきだるまとの約束は果たしたし、
    ゆきだるまも、動物達との約束を心待ちにしながら
    ワクワクした気持ちで、溶けていった・・・。
    悲しいようで、そうではない結末なのかもしれません。

    ゆきだるまの形に、白い花が咲いていた・・・
    ゆきだるまは、きっと 自ら『春』になったんだね♪
    動物達が、待ち望んでいた春に・・・。
    そうすることで、動物達と再会できたのだと思いたいです。

    投稿日:2007/04/02

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  • 切ないけど温かい春のお話

    ちょっと寂しい・切ない絵本なんですけど、
    それでいてちょっとほんわかする絵本なのです。

    春をしらない雪だるま。
    でも山の動物達がワクワクしている春。
    思わず動物達に、春ってどんなのか聞いた雪だるま。
    みんなが春というものはどれも素敵なことばっか。
    そして最後に、春のお土産をもってくるよ♪と
    ゆきだるまに約束して、駆け出していく動物達。

    でも、動物達が春を満喫している間に・・・

    雪だるまが春をしることはできませんでした。
    もうこのあたりで涙がこぼれそうな切ない展開。

    でも・・・
    その後の展開になんとも温かいものを感じます。

    春に対する喜びがいっぱい溢れているし、
    雪だるまを忘れて春を満喫してしまうのも、
    遊びに夢中になっている子供みたい。
    でもそれでもいいんだよって、語りかけるような展開が
    親としてなんとも味わい深い感じでした。

    投稿日:2007/03/08

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  • ほんわか

    • ぜんママさん
    • 30代
    • ママ
    • 広島県
    • 男の子9歳、女の子7歳

    小学1年生の教科書にでていました。
    娘はうれしそうに読んでくれました。
    教科書は絵が少ないので、
    絵本ではかわいい絵が見れて、こちらのほうが良かったそうです。
    春を見たことのないひとりぼっちのゆきだるまと、
    山の動物達のふれあいが描かれています。
    切ないけど、読んだ後ほんわかする絵本です。
    やさしい絵がますます物語を盛り上げていると思います。
    おすすめです!

    投稿日:2007/03/03

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  • 春に会えたのかな。。

    春を知らない雪だるまに、春のお土産を持ってくるよ。。と
    春を探しに麓へ下りていく動物たち。
    でもね、暖かくなると雪だるまって。。(涙)
    山へ戻ったときに、動物たちが目の当たりにする光景に
    わかってはいても、とても悲しくなりました。
    でも、最後に現れた≪はるのゆきだるま≫の姿にジーン。。
    なくなってしまったものは、元には戻らないけど
    生まれ変わることはできたのかな。

    冬から春への季節の移り変わりが美しく描かれている絵本。
    とても切なく、心に残るお話でした。

    投稿日:2007/03/02

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  • 《約束》の重み

    • MAYUMIさん
    • 40代
    • ママ
    • 大阪府
    • 女の子22歳、女の子20歳、女の子18歳

     村の子ども達が造った雪だるま。
    一人ぽっちで、ずっと雪の中にたっていました。
    そこに、森の動物たちが、《春》を探しにやってきます。
    《春》を知らない雪だるまは、
    みんなの話を聞いて《春》に憧れます。
    動けない雪だるまに
    『《春》のおみやげ持ってきてあげる。』
    と、口々に約束をしていってしまう動物達・・・・・。

    春のおみやげを心待ちにする雪だるまの心は、
    きっと、今までになくあったかだった事でしょう。
    《春》への期待はもちろんだけれど、
    うさぎやくまやきつねやりすや・・・たくさんの友達。
    約束事ができる友達を持てたのだから!!
    待っている間に、しあわせな時間を過ごせたのだから・・・。
    忘れていた約束に気づいた動物達。
    変わってしまった雪だるまを見つけたときの、
    心の痛みを思うと切なくなります。
    山の上から見つけた雪だるまに駆け寄っていく場面は、
    「まさか!」と胸が躍ります。でも・・・。
    《春》に憧れる雪だるまと山の動物達の触れ合いに、
    ホロリとした気持ちになります。

    投稿日:2007/01/30

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23件見つかりました

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