新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

ちいさなこまいぬ」 ママの声

ちいさなこまいぬ 作・絵:キム・シオン
訳:長田 弘
出版社:コンセル
税込価格:\1,540
発行日:2007年05月
ISBN:9784907738471
評価スコア 4.25
評価ランキング 21,247
みんなの声 総数 7
「ちいさなこまいぬ」は現在購入できません
  • この絵本のレビューを書く

立場で選ぶ

並び替え

5件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ
  • 静かに見守る歴史

    • とむままさん
    • 40代
    • ママ
    • 三重県
    • 男の子13歳、女の子11歳

    こまいぬのつぶやきが淡々とつづられています。

    中国のこまいぬははじめてみましたが、愛くるしい顔なんですね。

    村の歴史を見続けて守り村の人々の成長を見続けて守り・・そんな

    根のはったこまいぬの存在の重さに胸が打たれました。

    こうして誰かが見守っていてくれるというのは本当に安心しますね。

    村人が大きくなって村を出て行く、みんなは私のことを忘れてしまうだろう・・・とつぶやくこまいぬは少し寂しそうです。

    それでも、はっきりと わたしはみなのことはわすれない と言うこまいぬの気持ちがすごく温かくて故郷っていいなぁと思います。

    村を出た人たちも、きっと心のどこかに忘れないでいるのだと思うのです。
    自分の歴史の隅にいつもいた・・こまいぬ

    これを、何歳の子どもに読んであげたらいいのだろう・・・と悩んで絵本ナビさんを見てみましたが、子どもの年齢があがっていなくて残念でした。

    小学生高学年なら、感じるお子さんもいるでしょうか・・?

    投稿日:2009/11/21

    参考になりました
    感謝
    0
  • 静かできれいな絵本。

    村でいちばんの年寄りで、ふるさとをじっと守り、
    何もかもを見てきたちいさなこまいぬと、
    こまいぬを心のよりどころにしてきた村の人々の静かな交流の物語。
    こまいぬの石のような、でも、ところどころ砂壁のようなタッチの、
    重く沈んだ色彩の中の静かな挿絵がとても素敵。
    村の時のうつりかわりをすべて目にやきつけてきたこまいぬの、
    大きな大きな目が印象的でした。
    何も言わないけれど、存在感をしっかりと感じるような
    こまいぬ。いつもはまっすぐ正面を向いているこまいぬが、
    時々、天を仰ぐような場面が静かで美しい絵に、
    胸がキュッとしました。

    投稿日:2008/12/04

    参考になりました
    感謝
    0
  • 表紙

    表紙の絵に心を奪われてこの絵本を選びました。一瞬の時をぎゅっと凝縮したようなノスタルジックな雰囲気がとてもよく表現できていると思いました。ふちを赤色と茶色の中間の様な色で囲っているのにもセンスを感じました。とても味わい深い絵本でした。言葉が短めで少ないところも厳選して心に響く言葉で良いと思いました。詩の様に訳してあるのも絵ととてもよくあっていると思いました。原書も読んでみたいです。

    投稿日:2008/10/11

    参考になりました
    感謝
    0
  • 悠久の歴史

    • PDさん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子8歳

    かなしい結末なのかなと思いつつ読み進めていたのですが、そうでなく、とても暖かい気持ちで読み終えることができました。
    キム・シオンさんという方の作品は初めて見たのですが、全体的に落ち着いた暗めの色彩を使われるにも関わらず、温かみがにじみ出るきれいで丁寧な絵ですね。

    特にこまいぬの表情の変化が素敵。
    最初は村を守るこまいぬというだけあって、硬くて怖い表情。
    だけど昔から見守ってきた村人たちを思い出し、暖かくやわらかい表情に。
    悠久の歴史を感じさせ、時間がゆっくり流れる、おだやかな気持ちになれる絵本です。

    投稿日:2007/12/02

    参考になりました
    感謝
    0
  • 守られていると感じてもらいたい

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子14歳、男の子12歳

    表紙も、中の絵も暗いトーンで、ちょっと怖い感じですが、こまいぬの表情が温かいです。
    この絵本は中国のこまいぬのおはなしですが、日本でもこまいぬはよく見かけます。
    日本の狛犬は、中国文化の影響だと言われているそうです。

    こまいぬは、その村の人々を大昔から見守ってきました。
    だから、こまいぬはさみしくありません。
    無償の愛を感じます。

    中国の文化、それに影響された日本の文化を知る機会になると思います。

    訳が長田弘さんなので、とても詩的でよみやすいです。

    投稿日:2007/07/26

    参考になりました
    感謝
    0

5件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / はじめてのおつかい / ねないこ だれだ / がたん ごとん がたん ごとん / じゃあじゃあびりびり

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



編集長・磯崎が新作絵本を推薦!【NEXTプラチナブック】

みんなの声(7人)

絵本の評価(4.25)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット