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世界の国からいただきます!(徳間書店)

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きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

ぼくがラーメンたべてるとき」 ママの声

ぼくがラーメンたべてるとき 作・絵:長谷川 義史
出版社:教育画劇 教育画劇の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2007年07月
ISBN:9784774610573
評価スコア 4.63
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みんなの声 総数 130
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  • 説明はいらない

    • あづりんさん
    • 40代
    • ママ
    • 北海道
    • 女の子8歳、男の子5歳

    今回の東北で起こった地震と津波。
    その津波の様子はリアルタイムで私たちにテレビは伝えてくれました。
    学校から戻っていた息子を膝に抱きながら祈るような気持ちで
    止めたいのに止められないあの津波の様子をただ見ていた。
    刻々と流されてくる惨状。でも今私たちの周りは全く変わらない。
    テレビを通さなかったらそれは遠い遠いところのこと。
    でも今わたしは膝のうえの息子に、この出来事は日本のそれこそ
    となりのとなりの…なんだと伝えてみた。
    テレビの番組はどの局も一様に地震のことばかりで、子供たちにとってはあまりにショックであり、そこから逃げたかったらしく、「今日は楽しいお話をよんでもらおう」と寝る前の本を久しぶりに読むことにした様子。本も自分で選ぶという。何を選ぶのかな?と待っていたらこのほんを持ってきた。「えtt?これでいいの?」と思いつつ読んでいく。
    今日日本で起こった大変な出来事。それがまさにこの本の言いたかったこと。それを何の難しい説明なしに子供は心にストンとおとしてその日は眠りについたのでした。
    かれの心の中に丸い地球に吹く風が通り抜けた晩でした。

    投稿日:2011/03/24

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    6
  • 表紙からは想像できない展開

    • きよぴこさん
    • 30代
    • ママ
    • 栃木県
    • 男の子11歳、男の子9歳

    楽しい本かなと思って手に取ってビックリ。
    こんなに重い本だったとは。
    僕がラーメン食べてるその同じときに、遠くの国の子は…。
    平和な国で暮らしているとそういうことも忘れてしまいますよね。

    小さい子には難しいですね。文章は難しくありませんが、テーマを理解できないのではないでしょうか。
    小学校高学年以上、むしろ中高生にも読んでもらいたい絵本です。感想文を書いてもらったらどんなふうに書いてくれるかな。

    世界平和や子供の人権を考える手段として身近なことから始まるこの本は、とてもわかりやすく気づきも多いですよね。
    「ただ読んで終わり」ではなく「考える時間」も必要な本です。必要ならば解説をして、どんなふうに感じたか親子で話すといいのではないでしょうか。


    小学校の読み聞かせでも使いました。
    正直、読み聞かせはちょっと難しい本だなと感じています。
    ある程度の年齢にならないと理解できませんし、それを理解できる年齢だとしても、テーマが重いので読み聞かせをする時間帯や本の組み合わせや読む順番にも配慮する必要があると思います。私が担当する読み聞かせは基本朝なので、朝から重い話で締めくくってしまうのもどうかと思うのです。

    何度か大笑いされてしまいました。最後の倒れていたときも…。
    本の真意は伝わっていないのは間違いありません(涙)。
    繰り返しのパターンが面白かったのでしょうか。どうして面白かったのか聞いてみればよかったな…。
    --------------
    読み聞かせに使った学年:4・5・6年
    子供の反応:★★★☆☆(無言で考える)〜★★★★★(大笑い)までいろいろ
    所要時間:3分程度

    投稿日:2010/11/09

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    5
  • 6年生に読みました パートU-A

    • あんぴかさん
    • 40代
    • ママ
    • 宮城県
    • 女の子15歳、女の子8歳

    6年生への読み聞かせの2回目は、
    今現在、戦争やテロのために、難民となっている子供たちの物語
    「ともだちのしるしだよ」を読みました。

    続けて、この絵本を取り出した時、子供たちは
    しんみりとした空気で、前の本を読み終えた後だっただけに
    「えっ? ラーメン??」とびっくり顔(゜.゜)です。

    「ぼくがラーメンたべてるとき、となりでミケがあくびした。」
    前で体育座りしている男の子が、「ラーメン、うまそう」とポツリ。
    「となりでミケがあくびしたとき、となりの・・・」
    体育座りの男の子二人が、笑いながら「…トイレだ」

    どんどん繋がって行きます。
    最初のうちは、何が始まったかと 空気がざわついていましたが、
    だんだん、次は何が出てくるかと期待されていくのがわかります。

    期待から、また疑問へ。
    「なぜ、この男の子は倒れているの?」
    みんなの顔に、そう書かれています。
    でも、私は何も言わずに本を閉じました。
    あえて、裏表紙の、男の子が立ち上がって月を見ている絵を
    見せませんでした。

    教室を出てから、先生が生徒に言っているのを ドアの前で聴きました。
    「この地球の上で、今どんなことが起こっているのか。
     日本だけではなく、世界の平和について、考えてみよう。
     冬休みの間に作文にしてきてください。」
    ・・・私のせいで 6年生に 宿題を増やしてしまった?・・・^_^;

    でも、きっといい機会だと思います。
    どんな作文が、書かれてくるのか、楽しみにしています。

    投稿日:2009/12/31

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    3
  • ずっしり重いテーマです

    数々の楽しい絵本を書かれている長谷川さんですが、この絵本はずっしり重いテーマです。
    表紙やタイトルからはそのテーマはうかがえないぶん、読み進めていったときの衝撃は大きいです。

    冒頭は、ごくごく日常的な風景からはじまります。
    「○○が△△しているとき、□□では・・・」
    という形で、同じ瞬間に別の場所では人々が何をしているのかが伝えられていきます。

    日本国内では、子ども達はみんな食事をしたりトイレにいったり習い事をしていたり・・・と、我々が見慣れた生活ぶり。
    それが別の国では全く状況が異なるのです。
    おなじ子どもなのに、一生懸命働いていたり・・・戦争の真っ最中におかれた子どももいるのです。

    この本では、だからどうしたらいいのかなど、そういう示唆はありません。
    ただ、平和に慣れきっている日本人には想像もつかない、そういう世界が実在するんだという事実がつきつけられるのです。

    大人が読むと、その意図もしっかり伝わってくる絵本です。
    が、子どもには伝わりづらいかもしれません。
    我が息子は6歳ですが、まだこの本は読ませていません。
    もう少ししっかり理解出来る様になったときに(小学校高学年、あるいはもっと上?)一緒に読んで話をしてみたいと思います。

    投稿日:2011/02/27

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    2
  • 早すぎた

    • ゆっきんぐさん
    • 30代
    • ママ
    • 静岡県
    • 男の子6歳、男の子4歳

    ぼくがラーメンたべてるとき、となりでミケがあくびした。
    となりでミケがあくびしたとき・・・
    隣のうちから隣町、隣の国・・・とどんどん世界が広がって。

    明るい感じが広がるのかと思わせながら、実は読んでて私の顔がだんだん曇ってしまいました。

    表紙の、長谷川さんの絵と題名で、てっきり明るいオモシロ絵本かと思って読み始めたので、展開がこうなるとは思わず。

    年長の子には早すぎた。ただのつながり話で終わってしまいました。

    後からみなさんのレビューを見たら、小学校高学年???
    なるほど、そうですよね。 

    昔、学生時代にヨーロッパを旅した時に、目の前で不法入国者の家族が捕まった時に、「こういう家族がいるんだ・・・」と切ない気持になったけど、何も出来ない自分は目をそらすしかなかった事を思い出しました。

    「風がふいている」 その風は、きっと私たちに何か感じさせようとしている。でも風が吹いている事に気がつかなければ、何も感じない。

    読み終えて、子供に説明してまでこの絵本について語る必要はないような気もしました。

    子供が、世界に目を向け始めるころ、また読んで欲しいな。

    投稿日:2011/01/24

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    2
  • 衝撃的でした

    同じ作者の『おへそのあな』や『大阪うまいもんのうた』など、ナンセンスで楽しい絵本が大好きで、
    こちらもそんな楽しい絵本なのかと思い読み始めました。しかし、予想とは大きく違った重いテーマで、
    私は衝撃を受けました。
    私たちがラーメンを食べたり、テレビを見たりと日常を過ごしているとき、
    ある国では子守りや牛の世話などをしている子どもがいて、さらには道に倒れている子どももいる・・・
    もちろん知らなければいけない現実なのですが、このタッチの絵でこの絵本のメッセージが届くのか?
    ちょっと疑問を感じます。
    小学校1年生の長女は、まだ全く理解できていないようでした。
    説明的な文はないので、大人が上手に教えてあげなければいけないのでしょうか?

    投稿日:2012/04/10

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    1
  • 高学年、思春期に。

    長谷川さんが大好きなので、もちろんこの絵本も子どもたちに読み聞かせをしました。
    下読みをしないので、私も内容を知らないままに。
    最後まで読みましたが、子どもたちはたぶんほんとの意味はわからなかったと思います。
    小学生高学年くらいになると、あぁ自分は恵まれているなぁと感じてくれるかもしれません。
    低学年にはなかなか難しいですが、読んでみる価値はあると思います。

    投稿日:2011/06/14

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    1
  • 個人的な感想ですが

    僕がラーメンを食べているとき…同じ時、世界の子どもは…
    タイトルの、のほほんとしたイメージのまま軽い気持ちで読み進めてしまうと、ラストの衝撃が強すぎるような気がします。
    言葉が少ない分、読み終えた後にずっしりとくる感じは、
    私個人としては朝の読み聞かせ(特に小学校の低い年齢)ではあまり読みたくない本です。

    逆にどちらかというと、中学生くらいで機会があったら、
    ぜひ目にしてもらうのも良いのかもと思いました。
    大人になれば、頭の中で消化できると思うので…

    投稿日:2011/02/22

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  • 最後は、少し難しかったかな

     ラーメンの好きな息子は、すんなり読み聞かせに入りやすかったのですが、
    単調な言い回しの上、とうとうグローバルな環境問題などの意を含んだ内容になったので、少しわからない顔をしてしまいました。
     年齢的にまだ、早かったなあと思いましたが、子どもは、わかるところだけに反応して、つまんない!とぼやきました。

     やっぱり、まだわかりにくいいんだあと苦笑い。いつの日にか、小さなことをきっかけにさまざまな考えをもてるような人間になるといいなとこころにひめながら、本を閉じました。

     図書館で借りた本で、また夏休みの推奨本でもあり、早速読んだのですが重く、どーんと考えさせられたのは親のほうでした。

     私としては満足しています。この次にこの本と出会うときは、息子が一人で読むときでしょう。でも、手にとるかな?だって、たのしそうな絵だもの。

    投稿日:2008/09/24

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  • 想像力

    • ぼのさん
    • 40代
    • ママ
    • 新潟県
    • 男の子14歳、女の子12歳、女の子7歳

    1学期の最後の絵本読みボランティアで、4年生と6年生の教室で読んできました。
    4年生は、ちょうど、東南アジアを中心に「アジアチャイルドサポート」という支援活動されている、池間哲郎さんという方のお話を聞いたばかりだったので、特に、リアルに感じられたのではないかと思います。

    この絵本、1,2年生の読書感想文課題図書になってますが、自分のこととして受け止めて、感想を書けるか?!と考えると、1,2年生には難しいんじゃないかな〜というのが、私の率直な意見です。

    いや、もちろん、我が家の2年生(=次女)にも読みましたし、今こうして、おいしいものを食べてる間にも、同じ地球のどこかで、赤ちゃんをおんぶしたり、生活のために働いたり、飢えや戦争のために亡くなる子がたくさんいるんだということを、話しました。
    次女にも、次女なりに、感じることがあったと思います。
    ただ、それを消化して、感想文を書くというのは、難しいんじゃないかな〜と。ただ、感じるだけでもいいのかも。

    そう考えると、多くの子に読んであげたい絵本です。
    2学期には、他の学年(1,2,3,5年生)にも、読んでこようと思います。

    自分がのほほんと生きてるこの瞬間、隣の子は?隣町の子は?隣の国の子は???
    すべての子に、想像力を、持ってほしいですね。

    そして、私自身、相手の立場を想像して思いやる力が足りなかったな〜と、反省させられることが多い昨今、時々肝に銘じたいと思います。

    こんなに重いテーマを、さらっと、押し付けがましくなく描かれる長谷川さんは、やっぱり偉大だな〜!と感じた1冊でもあります。

    投稿日:2008/08/07

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