庭のマロニエ −アンネ・フランクを見つめた木− 庭のマロニエ −アンネ・フランクを見つめた木−
文: ジェフ・ゴッテスフェルド 絵: ピーター・マッカーティ 訳: 松川 真弓  出版社: 評論社 評論社の特集ページがあります!

一つの花」 みんなの声

一つの花 作:今西 祐行
絵:鈴木 義治
出版社:ポプラ社 ポプラ社の特集ページがあります!
本体価格:\1,000+税
発行日:1975年
ISBN:9784591005484
評価スコア 4.75
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  • もう一つちょうだい!

    孫は、園の給食で林檎とかバナナ、オレンジだと、「もう一つちょうだい!」ってよく言います。おかわり用のが残っていれば頂くことが出来るので、よい時代に生まれてきてよかったと思いました。お腹いっぱい食べることが出来なかった時代には、親は自分は食べないで子供に自分の分を分け与えたものです。お金がなくて物を買えない時には、親はどの時代でも子供だけにはお腹いっぱい食べさせたいと思うのは一緒なんだと思いました。戦争だけは二度とあってはいけないので戦争の悲惨さを語り継いでいきたいと思いました。「一つだけ ちょうだい。」と、
    「もう一つちょうだい!」の大違いに、やっぱり涙せずに読めれない切ない絵本でした。

    掲載日:2011/03/26

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  • 「一つだけ」の重さ

    戦争の悲惨さを土台にしていますが、「一つだけ」の重さを痛感させる絵本だと思いました。
    食料にも不自由する生活の中、お母さんは子どもに「一つだけ」と言い聞かせるようにおかずを与えます。子どもは、「一つだけ」と言えばものがもらえるという知恵をつけました。とても悲しいことですが、時代がそうだったと言えば済むことでしょうか?

    戦争の悲惨さ、物資がなくなり、家が焼かれ、体の弱いお父さんさえも戦場に行かなくてはなりません。出征するお父さんを見送るために駅に向かう途中、「一つだけ」、「一つだけ」とだだをこねて貴重なおにぎりを全部食べてしまったゆう子ちゃん。列車にまもなく乗らねばならない時に、再び「一つだけちょうだい」とむずがるゆう子ちゃんにお父さんは駅の隅に咲いていた一輪のコスモスを与えます。それで喜ぶゆう子ちゃんは象徴的。
    10年後のコスモスが満開のゆみ子ちゃんの家、お父さんは帰って来なかったし、ゆみ子ちゃんにお父さんの記憶はありません。
    これが戦争なのだろうか。

    この絵本で、印象的なのはゆみ子ちゃんの家族が無色(白)で描かれていること。他にもあえて無色化されて組み込まれた人たちがいる。これはとても象徴的です。無色の方が目立つということ、重さがあるということを知りました。

    ところで、この話は戦争だったから成り立つのでしょうか?
    子どもたちに「一つだけ」の意味を如何に伝えるか?
    戦争という時代に押しつけてしまえば済むとしたら、親にとっては過去形、子どもにとっては別世界です。
    ものあふれの時代だと思っていたら、今の日本では職を失い経済事情の厳しい中で暮らしている人たちが増えています。
    自分の生活の中に「一つだけ」に通じることって無縁ではないかもしれません。
    あって当たり前の感覚から、ものの大事さについて考えることを子どもに伝えることも重要だと感じています。

    掲載日:2010/01/29

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  • 戦争

    読みながら、「母が小さかった頃(正確には母の兄が小さかった
    頃だと思う。母は終戦の年に生まれているので)は、こういう感
    じだったのだろうなあ」と、昔、母方の祖母から聴いた話などを
    思い出していました。
    戦争は絶対だめですね。みんなが、「一つだけ」などと言わずに
    おいしいものをお腹がいっぱいになるまで食べられる、そんな世
    の中であってほしいと思いました。

    娘は「ゆみ子が、おとうさんの顔をおぼえていない」「おとうさん
    があったことも、あるいは 知らない」ということがとても不思議
    だったようでした。戦争ということも、理解できていなかった
    ですしね。
    なので、父方の祖父が戦争で亡くなったこと、母方の祖父も戦争で
    片耳が聴こえなくなってしまったことなどを説明したりしました。
    娘も、戦争はあってはならない・・と、思ってくれたと思います。

    掲載日:2014/01/21

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  • 物や命の大切さを教わります

    物がありふれている時代に、戦争の頃の話をしても
    ピンとこない様子でした。
    おやつもなく、普通の食べ物がとてもありがたかった
    ときの話。大好きな家族とも離れ離れになる辛さ。
    息子にはどれもピンとこない様子でしたが、
    自分に置き換えてみると、神妙な顔で聞き入って
    いました。
    読み終わると、どうしてどうしてとこの時代のことについて
    いろいろと知りたい様子でした。

    掲載日:2010/01/08

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  • 戦争のいたみは語り継ぎたい

    各社教科書に何年も載り続けているこのおはなし。
    聞いたことがない人はいないくらいに
    なってきているのではないでしょうか。
    戦争で爆弾が落ちるようなシーンが出てくるわけではないけれど、
    戦争のやるせなさ、戦争はいけないというメッセージが
    ひしひしと伝わってくるおはなしです。
    娘が生まれてから、とくに平和には
    関心があります。
    これからどうなるかわからない世の中、
    でも、原子爆弾を落とされた国として
    戦争の悲惨さ、悲しさを語り継がなくては
    いけないと思います。
    絵本は、そういう気持ちを子どもに伝えるためにも
    とても大切です。
    この不況の折ですが、出版社さんには
    絶版にしないで大切に売りつづけていただきたい一冊です。

    掲載日:2009/03/29

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  • 一つの・・・

    日本は戦争の真っ直中で食べ物も不足していて、
    いつもおなかをすかしてオニギリをねだる幼い我が子、ゆみこ。
    そんなゆみこが初めて覚えた言葉は「一つだけ・・・」でした。
    戦争によって貧しい生活が続くなか、父はゆみこのことを
    「この子は、一生、みんなちょうだい、山ほどちょうだいと
    いって、両手を出すことを知らずにすごすかもしれないね。」
    と不憫に思いながらめちゃくちゃにたかいたかいするのです。
    とても切ないですね。
    そんな父は「一つだけ」とオニギリをねだるゆみこに、
    コスモスの花を一つ手渡して出征しました。
    この「一つの花」に、無事に帰れるかどうかもわからない
    けれども、お母さんとゆみこがいつまでも幸せに
    過ごせますように。と、たった一つだけ咲いていた
    ちいさな花の命に、父の大切な一つの願いを込めて
    渡したのかな?と胸があつくなりました。

    このお話しは、私が小学生の時に教科書を通して
    巡り会ったお話しですが、平和の尊さが一つの家族を通して
    しっかりと伝わるお話しです。
    是非、平和学習などの時にでもお子さんと一緒に読んでみて下さいね。

    掲載日:2008/10/06

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  • 一つだけちょうだい

    私が小学生の時に教科書で知ったお話です。
    終戦の日にふと思い出して図書館で探したら
    この絵本が見つかり 懐かしい思いで読みました。
    戦時中の食べ物が豊富になかった時代のお話です。
    小さな女の子ゆみこは「一つだけちょうだい」が口ぐせになるほど
    いつもひもじい思いをしていました。
    そんな時お父さんが徴兵されることになり見送る家族の様子に切なくなります。
    この時代にこういう光景がたぶん何万もの家庭で繰り広げられたのだなあとこの絵本を読んで実感しました。
    夫を父を兄を弟を見送る家族の気持ちはいかばかりだったかと思います。
    数年前に亡くなった祖父も戦争経験がありました。
    祖父が戦地に赴いているときにちょうど生まれた伯母は
    祖母が祖父の帰りを待ちわびる思いで「まちこ」と命名したのだというエピソードを聞いて胸が締め付けられるような気持ちになりました。そして同時に祖父が無事に帰って来れて良かったと思いました。いつどこで戦争が起きてもおかしくないほど世界には緊張感が溢れています。それぞれ人たちのこういう体験や思いを戦争を知らない世代に是非伝えて行ってほしいなあと思います。

    掲載日:2007/08/24

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