汽車えほん15です。お客が増えて困ったので、新しい機関車を注文したのですが、1台のところ2台も来てしまいました。返したくても途中でナンバープレートを紛失してしまい、どちらが注文品なのかわからないのです。
スコットランドから来た機関車ということで、なまりを強調したかったのか訳文にやたらに「−」があります。「なーにを わーすれたんだい?」という感じです。
私は本の通りに読んだのですが、息子が「なんでそんな風に読むの?」と聞いていました。「本にのばすように書いてあるからね」と説明しましたが、そののばし読みが息子にはおもしろかたようで、ゲラゲラわらっていました。
仲の良いふたごの機関車、できればどちらも一緒に仕事をしてもらいたいものですが、この機関車たちはどうなっていくのかに、興味を惹かれながら読みました。
毎回登場するアクシデント、今では列車の事故は珍しいことですが、機関車の時代には思うに任せないことも多かったのでしょうね。毎回いろいろなことを経験しながら成長していく機関車の様子がおもしろいです。
仕事をする大変さも伝わってきて、毎回ためになるなあと思って読んでいます。