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ももたろう」 ママの声

ももたろう 作:松居 直
絵:赤羽 末吉
出版社:福音館書店
税込価格:\1,210
発行日:1965年02月
ISBN:9784834000399
評価スコア 4.8
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みんなの声 総数 107
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88件見つかりました

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  • 掘り下げるといろんな背景が見えてくる。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子16歳、女の子11歳

    改めて、「ももたろう」を読みたくなって借りてきました。
    というのも、作者の松井直さんの講演を聞く機会があり、
    松井さんなりの「ももたろう」のあり方、「鬼」の存在についてのお話を聞いたので、子どものころ読んだときには気付かなったアレやコレやをもう一度見てきたいな〜と、思って。

    「ももたろうはお姫様を鬼のところから救い出しに行ったのであって、鬼たちから宝物はもらわないんです。私の書いたももたろうは、鬼たちから“宝物をさしあげます”といわれても、断ってるでしょう?」(松井さん:談)
    そのページを見つけて、お〜ぉ、本当だぁ。たいていのお話では「宝物とお姫様をもらってくる」のに、なるほど〜。
    それから次のページ、鬼たちは鬼が島からももたろうたちの船に乗って、送り届けているんです。
    よく見ると、舵取りをしているのが鬼たちじゃありませんか〜。
    “鬼”って、もともと百済から来た人たちのことを指していた。という説もあります。(もしかしたら、もっとロシアの方の土地の人だったかもしれませんよね?
    だから、普通の日本人と違って、身体も大きく体の色も違って見えたのかもしれません。たいていの鬼たちの描写は髪の毛が黄色でくるくるしてるし…。
    《ももたろう》一つとっても、深く掘り下げて読んでみるといろいろお話の背景などが見えてきて面白いな〜と、思いました。

    松井さんのお話には出てきませんでしたが、この絵本で鬼の大将とももたろうが戦っているとき、
    キジがさり気なくお姫様の楯になっているところにも気づきました!(キジ、カッコいいぞ〜)
    幼児から大人まで、年齢に関係なく楽しめる日本の昔話です。ぜひ読んだことがある人、まだ読んでない人も、ぜひ一度手にしてみてください。

    投稿日:2011/12/12

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    2
  • 日本の文化を感じる絵本

    • そらききさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子5歳、女の子2歳

    数社から出ている「桃太郎」の絵本を比べた書評を読んでお勧めのこの本を購入しました。

    4歳の娘にはこういった物語は初めてだったし、絵もそれまで読んだ絵本とは全く違うタッチ(筆、和の色調)だったので、興味を持つか心配でしたが、すぐにお気に入りの一冊になりました。
    当時、ひらがなを一生懸命覚えていましたが、一番最初に自分で声に出して読んだ本がこの本で、それだけ娘にとって特別な絵本だったのだと思います。

    私にとっては、最初は自分の記憶とは違う独特の表現(「ももが つんぶく かんぶく つんぶく かんぶくと ながれてきました。」「うーまい ももっこ、こっちゃこい。にーがい ももっこ、あっちゃゆけ」等)に少し戸惑いましたが、繰り返し呼んでいるうちに味わいが出てきて、テンポも良く、いっちょ暗記していつでもどこでもお話してやろうかと試みましたが、、、4歳の娘の方がはるかに正確に覚えており、細かいだめだしをたくさん受ける始末でした。

    赤羽末吉の絵も本当に日本の昔話にぴったりで、すばらしい日本の文化に触れさせることができるお勧めの絵本です。

    投稿日:2010/03/11

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    2
  • 昔話らしい昔話。

    お話も絵も昔話らしい昔話!という感じです。正統派です。
    桃太郎のお供を「さる、いぬ、とり!」と答えた息子に、こりゃ読んでやらねばと思い借りてきました。
    「知ってるお話だから」と全然興味を示さなかった息子ですが、宝を持ち帰らなかったり、さらわれたお姫様を助けたり、あとは桃が流れてくる時の擬音語など、知ってる話と違っている部分などには食いついていました。なんだかんだいった割には真剣にみていました。

    投稿日:2015/06/02

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    1
  • すごくいい!!

    漫画的ではない赤羽末吉さんの絵がとてもいいです!
    文章も何ともいえない味があります。
    元来の昔話とはこういうものなのだな〜と改めて感じました。
    内容も実に原作に近いカタチだと思います。
    ちゃんと「ももたろう」を読み聞かせたい方におすすめです!!
    大人にもおすすめです!
    誰でも知っているお話ですが,手元に置いておきたい絵本という気がします。
    購入してよかったです。

    投稿日:2014/05/12

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    1
  • 大人も楽しむならこれ!

    言わずと知れた「ももたろう」のおはなし。このお話はたくさん絵本になっていますが、やっぱり赤羽末吉さんの絵で読みたくて、この絵本を選びました。
    勇ましくて正義感あふれたももたろうの姿。懐かしい雰囲気の山里の風景。鬼退治の場面の行きと帰りの対照的な描き方。どのページも絵が多くのことを語っていて、じっくりと楽しむことができます。大人が昔話を楽しむなら、この絵本はピッタリではないでしょうか?
    ももが「つんぶくかんぶく」流れる様子や、ももが「じゃくっ」と割れる音、きじやさるたちがお供になる繰り返しのくだりなどは、何度読んでも心地よい文章で、読んでも聞いても楽しい気分になります。
    鬼退治の帰り道、穏やかになった海を進む船をよく見ると、鬼が二人舵取りをしているのを発見しました。そうか、改心した鬼がももたろうたちをきちんと村へ送り届けているんだ、鬼って、怖いだけの存在ではないのかも?と思ったり。昔話の奥深さに感動しています。
    ただ、一緒に読んでいた娘は、鬼たちから宝物をもらわないところが納得できないようで、「鬼から宝物をちゃんと返してもらって、村の人に渡すんだよね」と言っていました。子どもには、鬼たちが村の人たちから取ったものを返してもらう結末の方が、わかりやすいのかもしれません。

    投稿日:2012/12/04

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    1
  • 一番楽しめる

    3歳の娘のお気に入りフレーズは、
    うーまいももっこ こっちゃーこい。
    にーがいももっこ あっちゃゆけ。
    です。

    お風呂で玩具を浮かべて真似してました。

    本当にいい作品から、昔ばなしデビューできたと思います。

    桃も、つんぶく かんぶく 流れてきます。

    ね!耳に残ると思いませんか!?

    素敵(☆。☆)と思ったら一度、読んでみてください。

    投稿日:2012/04/18

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    1
  • ももたろうなら、これ!

    • シーアさん
    • 20代
    • ママ
    • 大阪府
    • 男の子4歳、男の子1歳

    絵本講師の講座でも、ももたろうならこの絵本!とオススメされていました。
    ももたろうの絵本は、いくつも再話、再編されて
    出版されては絶版になっていっています。
    そんな中で、このももたろうは、元のお話に忠実でありながら、
    日本語のリズムを大事にした再話と、
    力強い絵で、芸術的な絵本です。
    ももたろうが、宝物を取らずにお姫様だけを連れて帰ったり
    こどもに伝えたいモラルを大事にしているところが
    さすがだな、と思います。
    大人が読んでも素晴らしい絵本なので、
    親子で読みながら、楽しめると思います。

    投稿日:2011/02/17

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    1
  • これぞ日本の昔話

    日本の昔話は読み聞かせてあげたいけれど、
    いざ選ぶとなると、どれが適当なのかと頭を悩ませるものです。
    この「ももたろう」だったら、自信を持って子どもに読んであげられると思いました。

    前々からももたろうと言ったら、これがいいと噂に聞いてはいたのですが、
    読んで納得。
    表紙の絵も力強いももたろうの感じがでていますが、
    文章も
    「むかし、あるところに」に始まり、
    「めでたしめでたし」で終わるまで、
    昔話らしい程よい重みがあるように思います。

    ぱっと見日頃あまりなじみのない雰囲気からか、
    ちょっと見せただけではあまり関心を示さなかった子どもたちも、
    2・3回読んであげるうちに、文章の魅力にも気付いたようで、
    普段は使わない言い回しの部分を諳んじてみたりと、大好きになりました。
    図書館で借りてきた本ですが、これは購入して手元に置きたいと思った1冊です。

    投稿日:2011/02/06

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    1
  • 和〜表現に感動

    • ゆがゆがさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 男の子2歳

    『ももたろう』といったら、この本。
    『ももたろう』はいろんな作者の絵本がでていますが、この本が一番昔を物語ってくれているようで、この絵本を選びました。

    挿絵は水彩&墨を使ったタッチで、「和」を意識させられますね。そして、今では使われないような言い回し「つんぶく、かんぶく・・・」「こっちゃこい」と、挿絵・言葉から昔の生活を読み取れる素敵な一冊です。

    投稿日:2010/09/30

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    1
  • 群を抜いて素晴らしい

     1度は読んでおきたいと思っていた絵本。
    やっぱり「出会えてよかった。」と思える素晴らしい作品でした。
    今まで読んだ他の「ももたろう」が、すべて霞んでしまうくらい、民話調のリズム感ある語りも、透明感と力強さに満ちた絵も、群を抜いていました。
    お二人のコンビによる昔話は、本当に心に残るものばかりですね。

     娘も、この「おなじみの昔話」を、初めて聞くお話のように、わくわくしながら楽しみ、絵の細部まで楽しんでいました。

     そして、最後に小さな疑問が1つ・・・。ももたろうが、海を越えて家に帰っていく場面で、
    「どうして鬼もいっしょに来ちゃったの?」。
    あっ、本当だ、赤鬼と青鬼も船に乗ってるね。
    「きっと送って来たんじゃないの?」と言うと、
    「でも、これはももたろうの船だよ。(帆に)桃のマークがついてるもん。鬼はどうやって鬼が島まで帰るの?」・・・うーん、泳いで帰ったのか、船をもらったのか・・・わからないね。

     どっちにしても、ももたろうが、「たからものは いらん」と辞退し、船には助けたお姫様だけを乗せて戻ってきたところが、新鮮で、かっこいいなぁ!と思いました。

    投稿日:2010/09/23

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