「あめのひのただいま」 自信を持っておすすめしたい みんなの声

雨は子供も大人も憂鬱に気分が沈みがちになりやすいですが雨の楽しみ方、考え方次第で楽しくなれるよと教えている絵本です。雨が苦手なお子さんにぜひ読んでもらいたい１冊です。
森が大洪水になった場面ではハラハラドキドキで物語に引き込まれました。ハッピーエンドで終わるので安心して読み聞かせできる絵本です。

この絵本を手に取った時、雨降りの一日でした。
特別雨の日を選んだ訳ではなかったけれど、何かのご縁でこの「あめのひのただいま」を読む機会を得ました。

ページをめくると、ブルーやグレーを感じるグリーンが印象的な、雨の匂いまでも感じるような森が広がっていて、仁科幸子ワールドが始まります♪・・・お話の世界にスーッと引き込まれて行きました。

「湿気で髪の毛がうねってイヤ」とか「洗濯物が乾かなくてイヤ」とかそんな現実的な理由ばかり挙げて、雨の日は鬱陶しいと思うようになったのはいつからだろうか・・・？
子供の頃は吸い寄せられるように水たまりへ寄って行きバチャバチャと水を跳ね上げたり、カタツムリのツノを突っついて面白がったり、お気に入りの傘や長靴やレインコートを身に着けて外に出るのを楽しみにしたっけな〜なんて、あの頃の楽しい気持が蘇ってきました☆

絵本を読み終え、わが家の猫たちと一緒に雨の降る庭を眺め、雨粒が草花の上に落ちる様子をしばらくの間楽しみました！
そんな何気ないホッコリした幸せな時間を思い出させてくれた仁科幸子さんの世界観に、今日も感謝です（＊＾_＾＊）

大雨でもこの絵本を読むと雨降りでもなんだか楽しくなってきました。

表紙の絵もとても色彩もお洒落で表紙から期待できる絵本でした。

森の中では、なにが釣れるのかワクワク、ドキドキもして絵本の世界に

どっふりと浸かった私でした。「あめのひのただいま」のタイトル通り

雨降りも嬉しくなる絵本でした。