私は「ふしぎだな?知りたい、こといっぱい」シリーズの中で、この絵本が一番科学的で、専門知識の基礎の情報満載で、素晴らしい作りだと思いました。
科学の絵本といっても過言はないんじゃないかな?いっそ小学校レベルの理科の教科書よりわかりやすくて、優れているんじゃないかと思いました!
小さい生き物の代表として取り上げられた『チビトガリネズミ』は実際のところたいして関係はありませんが、
そのあとに出てくる『細胞や中性子、電子』などが、いかに小さいかを比べるのにはちょうどいい感じでした。
もちろん小さなお子さんたち、といっても小学校の中学年以上で、理科や実験、不思議なものが好きなお子さんたちにもお薦めですが、
これは意外と、中学や高校などで、科学や生物を勉強している学生さんにこそ、原点に戻れ、興味の出発点に触れることのできる素敵な絵本ではないかと思いました。
理科が苦手な人でも、すごくよくわかると思います。苦手意識を克服したい人にもお薦めです!!