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帆かけ舟、空を行く」 みんなの声

帆かけ舟、空を行く 作・絵:クエンティン・ブレイク
訳:柳瀬尚紀
出版社:評論社 評論社の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2007年09月
ISBN:9784566008779
評価スコア 4.43
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  • 世界を生きる子ども達の未来のために

    見開きには、色とりどりに美しく、びっしりと名前が並んでいます。なんだろう?と不思議に思い、カバー裏に「この本は、世界じゅうの1800人もの子供たちの協力を得て作られました。」とあるのをみて、納得しました。

    砂浜でバラバラに壊れている舟をみつけた、イゾベルとニコラス。二人は、舟を直し、大空へ飛び立ちます。そして、羽を撃たれた鳥を筆頭に、世界中で様々な危機に直面している子供達を乗せて進んでいきます。

    インターネットが発明されて、交通手段が発達して、世界はどんどん小さくなっていると思います。同時に、世界の至る所で差別や貧困や戦争が起こっています。

    これから、そういう世界を生きていく子供達と一緒に読んで、話して、考えて…今こそ沢山の子供達に紹介したい一冊だと思いました。

    投稿日:2024/04/13

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  • 深い絵本に思います。

    比較的平和の国である日本では想像もつかないくらいの貧しい環境下や内戦地にいる子供たちもいる。
    日本にだって、学校に行けていない名なしのような子供や虐待の日々を送っている子供たちもいるのかも知れなない。
    これは世界にはたくさんの助けを必要としている子供達がいることを知らせようとしている1冊に思います。
    私たちに何ができるのでしょうか。
    帆かけ舟で助けに行けたらいいのに。

    投稿日:2020/02/06

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  • 壊れた帆かけ舟を作り直して、空を飛ぶ舟が出来ました。
    その舟で、イゾベルとニコラスは困っているいろんな子どもたちを助けて回ります。
    様々な問題を取り上げているので、煩雑な感じもするのですが、あとがきを読んで納得しました。
    この絵本には、世界中の多くの子どもたちの願いが込められているのです。
    貧困、戦争、環境問題…。
    世界からなくしたい諸問題がひしめいているなかで、空飛ぶ帆かけ舟は、ブレイクの祈りかも知れません。

    投稿日:2016/05/30

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  • 大空へ

    イゾベルとニコラスが組み立てた車輪のついたおかしな舟が、大空へ飛び立ちます。羽根を撃たれたこうのとりのシモーナを乗せて!一番大きなこうのとりのガスって親切でお節介のところがいいなあって思いました。シモーナを助けてくれたことに感謝しているからきっとこうのとりのリーダーなんだと思いました。責任感が強くて仲間をほおっておけない優しいリーダーだと思いました。いじめられてる女の子エロイーズ、過酷な労働を強いげられてる男の子レイキッド、息が出来なくて苦しんでいるエリック、戦場にいるおかあさんのマグダと赤ちゃんのライラを助けてと大活躍のイゾベルとニコラスです。こうのとりのガスも最後まで大活躍をしてたし、助けてもらった同士でお互いに労わりあっているのに感動しました。人は助け合って生きているんだと当たり前の事ですが感動した絵本でした。

    投稿日:2011/09/04

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  • 帆掛け舟はどこへ行くのでしょう。

    • 西の魔女さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子14歳、男の子10歳

    内容が盛りだくさんで 
    どこに的を絞って感想を書いたら良いのか迷ってしまいました。
    それもそのはず…この絵本は
    世界中の1800人もの子供達が クエンティン・ブレイク氏に
    それぞれの思いを託して出来上がった絵本だったのです。
    世界各地に点在する社会問題
    …廃棄物・いじめ・大気汚染・戦争・児童労働・差別…
    ページをめくる度に 様々な問題が入れ替わり出てきて
    その都度考えさせられます。

    大勢で読んで ディスカッションするも良し
    家族で読んで 一家団欒するのも良し
    もちろん一人で読んで 
    自分の感想を深く掘り下げるのも良し…
    そんな絵本だと思います。
    しかしながら これらの社会問題や
    身勝手な大人たちの犠牲になるのは 
    いつも子供達なのですよね。
    将来大人になる子供たちだけではなく
    現在大人である人たちにも
    是非読んでもらいたい内容だと感じました。

    最後の場面で 再び空高く飛び立った帆掛け舟は
    どこへと向かっていったのでしょうか…。
    平和で 誰もが安心して暮らせる世界に飛び立ったと信じたいです。

    投稿日:2007/12/11

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  • ぜひ読んでください

    題名からは想像できない内容でした。読み終わって感動しました。ぜひ多くの人たちに読んでほしいと思いました。

    読んでいるうちに、長谷川義史の「ぼくがラーメンたべているとき」を思い出しました。「ぼくが…」の方は、同じ日の同じ時刻に、世界のどこかでは働いている子ども、戦火で倒れている子どもがいるというもの。

    こちらの本は、そういう子どもたちを救い出します。すべての大人が、子どもには幸せであってほしいと願ってほしいと思います。でも、実際に世界のどこかでは貧しかったり戦争だったりで、幸せとは言えない子どもたちが大勢います。その子どもたちの存在を私はどこかで気にかけながらもどこかで忘れています。

    この本は、クェンティン・ブレイクと1800人の子どもたちの協力でできた本だそうです。見返しには、その子どもたちの名前が記されています。

    子どもたちが自分のこととして、児童虐待、戦争、いじめなどを考えているのは、心強いことです。でも、大人として何か子どもたちのためにできないかとも思います。

    大人としてまず私ができること、それはこの絵本を多くの人たちに読んでもらうことだと思います。

    投稿日:2007/12/11

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