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おとうさんのえほん」 みんなの声

おとうさんのえほん 作・絵:高畠純
出版社:絵本館 絵本館の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:1991年3月
ISBN:9784871101158
評価スコア 4.25
評価ランキング 21,104
みんなの声 総数 43
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  • お父さんは喜劇なのかしら

     人生は、喜劇と悲劇でできている、とよくいわれる。
     さしずめ子育てにおいては、父親が喜劇で母親が悲劇の役を担っているともいえる。
     父親なんて役名さえつかない端役よ、という厳しい母親からの声が聞こえそうでもあるが。
     喜劇といわれようと端役と蔑まれようと、それでも父親は父親なりに子どものことを愛してやまない。
     そんな父親を動物たちの姿を借りながら表現したのが、この絵本である。

     ゴリラ、ペンギン、しろくま、わに、ぶた、ひつじ、ぞう、そしてライオン。
     子どもたちに愛され、なじみの動物たち。
     だから、子どもたちも楽しく、お父さんの姿を楽しむことができる。
     たとえば、ペンギンお父さん。
     子どもペンギンのために大きな雪だるまをこしらえようとがんばっている。やっとこさできたので、さっそく子どもペンギンを呼んでくるが、なんと雪だるまは倒れてしまう。不思議な表情で寝ころんだ雪だるまを見る子どもペンギン。
     大丈夫ですよ、ペンギンお父さん。読者はあなたのがんばりをちゃんと見てますよ。

     たとえば、ひつじのお父さん。
     子どもひつじを驚かそうと壁の向こうで隠れています。「おとうさん、どこいったかな」、子どもひつじの声に喜ぶひつじのお父さん。もうすぐわぁーっと驚く子どもひつじを抱きしめられる。
     ところが、お母さんひつじの「おやつよー」の声にさっさと行ってしまう子どもひつじ。
     鬼の面をかぶって、ヌーと飛び出しても誰もいない。
     大丈夫ですよ、ひつじのお父さん。読者のあなたの切なさがちゃんとわかってますよ。

     たとえば、ライオン父さん。
     壁にお母さんライオンの顔の落書きで遊んでいる子どもライオンをびしっと叱る。ここは父親の威厳を発揮。
     でも、叱られて子どもライオンがいなくなると、壁のお母さんライオンにたてがみを書きくわえて、「おとうさん」と修正するライオン父さん。
     大丈夫ですよ。ライオン父さん。読者はあなたのいじらしい気持ちに涙してますよ。

     お父さんは喜劇なのかしら。それとも、案外悲劇かも。

    投稿日:2014/06/15

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  • お父さん、がんばって

    いろいろなお父さんが出てきますが、その行動が、どれもクスっと笑えて、あーお父さんってこうだよね…と思えて。これは、お父さんが読んだらたのしいと思いますね。そして、頑張るお父さんを応援したくなります。ガンバレ!!お父さん!!!

    投稿日:2023/10/12

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  • 少し難しい?

    いろいろな動物のお父さんが出てきて、その動物らしかったり、クスッと笑いたくなるような様子を見せてくれる絵本でした。
    私はとてもおもしろかったと思っていますが、子どもが理解をするのは、少し難しかったかもしれません。

    投稿日:2021/03/25

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  • おとうさんが主役の絵本

    動物のおとうさんが子どもたちと関わっている様子がユーモラスに描かれていて面白いです。そして、どのおとうさんも子どもへの愛情が伝わってきて、ほっこりします。
    ただ、大人の私は、絵から状況を理解したり、おとうさんの気持ちを察したりできる為、面白いのですが、1歳の子どもには難しく、面白さを理解できるのはもう少し大きくなってからかな思いました。
    それでも、状況や気持ちを言葉で補いながら読んであげると、興味を持って読んでいます。
    また、絵がかわいいので絵を見てるだけでも楽しめると思います。

    我が家では、おとうさんが喜んで子どもに積極的に読んであげています。

    投稿日:2020/09/29

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  • おとうさんの報われなさが、面白い

    • ゆうパンダさん
    • 30代
    • ママ
    • 滋賀県
    • 女の子2歳、女の子0歳

    おとうさんの報われなさが、コミカルに描かれています。
    いや、報われて、ちゃんと親子してるところもあるのですが、頑張りがカラ回りしてるところが面白いですね。

    余計な言葉もなく、読み聞かせにはちょっと困りましたが、絵だけで楽しめました。
    個人的には、言葉があるほうが、読み聞かせの時に助かるなーと思います。
    もう少し、声かけの仕方を修行します!

    投稿日:2017/09/25

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  • くすっとわらってしまう

    絵本屋さんでぱらぱらめくってみると、とってもかわいい絵と、お父さんたちのしぐさに思わすくすっとわらってしまいました。
    とても気に入ったので購入。
    子どもはまだ1歳なのでわからないかもしれませんが、いろいろな動物も出てくるのでとてもおもしろいです。
    お父さんの愛くるしさは人間も動物も同じですね。

    投稿日:2016/08/22

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  • いろいろなおとうさん

    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子4歳、女の子2歳

    いろいろな動物、いろいろなおとうさんが登場します。
    思わずうちにもいるなーなんて思ってしまうおとうさんの姿もありました(笑)。
    まさにおとうさんのえほん!
    おとうさんとこどもの仲がいい姿がたくさんでよかったです。

    投稿日:2016/02/23

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  • いろんなおとうさん

    もうすぐ父の日なので、おとうさんの絵本をいろいろさがしています。
    こちらの絵本ではゴリラ、ペンギン、しろくまなどなど、いろんな動物のお父さんが登場します。
    どのお父さんも、ちょっとずれてて、ぶきっちょで。でもどの姿も子どもへの愛に溢れていて素敵です。
    高畠純さんのとぼけた挿し絵がとてもいい。ほのぼのしています。

    投稿日:2015/05/12

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  • 色々な動物のお父さん

    この絵本にはいろイオrな動物のお父さんが載っていました。しかも、かっこいい感じではなくってちょっと間抜けな感じのお父さんが多くってうちの子は大笑いでした!!ちょっとシュールでもあったので大人もくすっと笑えましたよ!!

    投稿日:2015/05/11

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  • パパに読んでほしい

    いろいろな動物のパパたちが、子どものためにがんばるお話です。
    子どもを喜ばせようとがんばっているのですが、その姿がなんともおかしく、つい笑ってしまいます。そしてなんだかホロリ。
    これ、パパにぜひ読んでほしい1冊です。
    動物も人間も同じ。パパもがんばれるかな。

    投稿日:2015/03/14

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