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移動するものたち

移動するものたち(小学館集英社プロダクション)

谷川俊太郎さん推薦! 黒い夜の森を捨て、旅に出る動物たち……移民の旅の現実を描くサイレント絵本

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きょうりゅうが学校にやってきた」 みんなの声

きょうりゅうが学校にやってきた 作:アン・フォーサイス
絵:むかい ながまさ
訳:熊谷 鉱司
出版社:金の星社 金の星社の特集ページがあります!
税込価格:\1,210
発行日:1985年
ISBN:9784323009421
評価スコア 4.5
評価ランキング 8,032
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  • 優しいまなざし

    児童書を読んでいてよく思うことは、物事を公平な目でくもりなく見られるのは、実は子どもなのかもしれないということです。

    この作品のトムにも、くもりのなさが感じられます。

    このシリーズを読むのは、四冊目です。いつも、主人公のトムにきょうりゅうに対する優しいまなざしを感じるのです。

    ここで、描かれるのはトムと恐竜の初めての出会いです。

    きょうりょうが登場して右往左往するだけで、タライ回しにする大人たちが滑稽ですが、自分も実際こういう事態に陥ったら何もできないだろうと思います。

    このきょうりゅうくん、草食だけあって、おとなくてユーモラスでかわいいんです。

    トムが見守ってあげたくなる気持ちもわかります。

    最後がちょっと切なく感じましたが、温かいお話だと思います。

    シリーズ化されて読まれている理由がわかる気がしました。

    幼年童話として、恐竜が好きなお子さんにもおすすめです。

    投稿日:2009/04/16

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  • おもしろかったです

    もしも学校に恐竜がやってきたら。
    それはもう間違いなく大パニックになるでしょう、と思いますが、このお話では、そこまでパニックにはなっていませんでした。それなのに的確な対応ができない大人たち…。私としては、情けない大人の姿が印象的なお話でした。とはいえ、おもしろかったです。

    投稿日:2023/06/30

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  • ファンタジー!

    ある日小学生のトムが教室の外に目をやると、きょうりゅうがいます。

    頭のよいおとなしいきょうりゅう。

    でも、博物館でも、動物園でも、消防隊も、引き取るのは自分の仕事じゃないと放置されます。

    つかまらないように、トムが逃がそうとします。

    その先がどうなったのかとても気になりました。

    簡単で低学年に読みやすい内容と漢字でした。

    投稿日:2016/09/18

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  • 恐竜に出会ったらどうする?

     学校でトムが外を見ていたら,現れたのはなんと「きょうりゅう」だった。そして,その「きょうりゅう」は,スキップしながら教室に入ってきた。

     この絵本に出てくる「きょうりゅう」(恐竜と書くとイメージが違うなと思います。)は,とても小さくて大きさは小牛ぐらいで,あまり恐くありません。
     草食のようで,草花(紙も)を食べる以外は,特に暴れたりせず,大人しいものです。

     ただ,それを見た大人たちが大騒ぎ。大人は既成観念でしか,「きょうりゅう」を見ることができないため,その対応の「ちぐはぐ」なところが笑えます。

     「きょうりゅう」は,他の絵本のように言葉をしゃべれる分けでもなく,トムの言うことも理解しているのか,分かりません。
     でもトムが「きょうりゅう」を大切に思う気持ちがよく伝わってきます。

     最後に,トムは教室から「きょうりゅう」を逃がしてやり,お別れするのですが,トムが「きょうりゅう」を心配して,気遣う気持ちがさわやかで,すがすがしい気持ちになります。

    投稿日:2011/04/02

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  • きょうりゅうにあってみたい

    きょうりゅうがなにをたべるのかなとおもっていたけど、この本をよんでなにをたべるのかわかりました。

    きょうりゅうは、むかしぜんめつしたのに、いたからびっくりしました。

    ぼくも、きょうりゅうにあってみたいとおもいました。

    このきょうりゅうは、とてもおとなしくて、ともだちになれそうです。

    でも、きょうりゅうがきょうしつにきたとき、トムたちをおそってこないのかなあとおもって、どきどきしました。

    おそってこないおとなしいきょうりゅうだったので、あんしんしました。

    まんがの本をおさらにしてたべていたけど、きょうりゅうが本までたべないのかなあっておもいました。

    たべられちゃったらこまるからです。

    投稿日:2009/04/21

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  • きょうりゅうにあいたい

    • しげあゆさん
    • 40代
    • ママ
    • 大分県
    • 男の子7歳、男の子4歳

    夏休みに博物館に行って以来、すっかり恐竜にはまってしまった息子。

    「きょうりゅう」と名の付く本はかたっぱしから毎日読んでいます。

    ずーっと、ノンフィクション系(図鑑や発掘記など)ばかり読まされていましたが、ここにきてようやく物語に手をつけはじめました。

    恐竜って身近なんだけれども、絶対会えない生き物なんですよね。

    恐竜本を読んでいるうちに、恐竜に無性に会いたくなりました。

    そんなときに出会ったのがこの本です。

    突然学校に恐竜が(それもとっても愛嬌のある)やってきたら…
    子どもたちはいったいどんな反応をするでしょう。
    先生たちはパニックになるかも。

    でも、この本では案外大人もパニックになっていないところがおもしろい。

    学校側は動物園に引き取ってもらおうとするけれど、
    なぜか動物園側はこれを拒否。

    息子はこの部分に釈然としていない様子で、
    「何も、恐竜用のオリを作ってあげて、草をたくさん植えてあげたらいいやんか!」
    と文句を言っていました。

    科学者にも電話するけれど、やっぱり拒否。
    これには私も、「えーーーっ、なんで?」

    結局大人たちにはどうすることもできず、
    子どもたちの手で、この恐竜を学校からもと来た方へ返してやるのです。

    自然科学の好きな男の子を文学へと誘う一冊だと思います。

    投稿日:2009/11/30

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  • 恐竜との触れ合い

    • きゃべつさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子8歳、男の子5歳

    「学校に恐竜がやってくる」と言うシチュエーションがなじみやすかったのか、息子が夢中で読んでいました。
    とはいっても、草食の子供の恐竜なので、ホラー作品ではありません。
    突然現れた恐竜と子供達とのふれあいを、大人達の困惑を描いた作品です。

    ペリカンが飛んでくる幼稚園が、以前にテレビで紹介されてましたが、
    その映像は、ただそこにペリカンが混じってるというだけで
    何ら違和感がなかったように思います。
    実際に何か動物が来たとしても、子供はこのお話のように柔軟なのだろうと思いました。

    最後がちょっと物足りないなあと思ったら、レビューを見てみたらシリーズ化されたお話なのですね。
    今度はどんな場所に恐竜君が現れて、トムとどうやって関わっていくのか楽しみになりました。

    投稿日:2009/09/20

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