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白鳥」 みんなの声

白鳥 作:アンデルセン
絵:マーシャ・ブラウン
訳:松岡 享子
出版社:福音館書店
税込価格:\1,650
発行日:1967年
ISBN:9784834011494
評価スコア 4.75
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みんなの声 総数 7
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  • 娘の5歳の誕生日プレゼントに贈った本です。
    それから十ヶ月経ち、ようやく読み通す集中力やお話についていくだけの内面の成長がそろったようで、読みとおしました。
    これだけ中身のあるお話しにひきつけられ最後まで一気に読み通したことに成長を感じました。

    読み聞かせの対象が5歳からになっているのに、物語の美しさを純真な心のうちに体に取り込んでほしいという(著者の?)思いを感じて、小学入学前にぜひともと願い、3度目の挑戦でした。

    物語にひきこまれていました。
    この美しい物語のなかのどこが娘の心に訴えたのか、感じ入ったばかりの今すぐにはわかりませんが、今後の楽しみにと思います。

    投稿日:2017/09/20

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  • イラストが美しい!!

    マーシャブラウンの描くイラストがとても美しい絵本です。
    長いお話なのである程度の年齢になったお子さんの方が理解しやすいと思います。
    父は子供より後妻に心がいってしまう,その現実は子供にとったら何て悲しいことでしょう。
    健気なエリザを応援したくなります。救われる結末でよかった〜。

    投稿日:2018/03/13

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  • このうえない逆境物語

    マーシャ・ブラウンの絵のせいでしょうか、この上なく理不尽な逆境ドラマに思える物語です。
    何故に11人の兄弟と末の妹のエリザが、これほどに苦しい試練を受けなければいけないのでしょうか。
    陰湿な苛め社会のなかで、必死に救済を求めるような、そんな構図がブラウンの絵に示されています。
    継母の策略に揺らいでしまう父親の愛情、世間の言葉に呑まれてしまう王さまの妻への愛情…、童話でありながら昼ドラのようなドロドロしさを感じてしまいました。
    このような展開が物語の世界だけであってほしいと思うほど、屈折した現実社会の社会病理をまで思い起こしてしまいました。
    この物語を他でも読んでいるのですが、こんな思いになったのは、ブラウンの絵と物語で描かれた文章のディテイルのせいでしょうか。
    そのなかでエリザはとても健気です。
    最後に救われるくだりでは、心の底からほっとしました。

    余談ですが、物語の中で書かれている「国の半分ほどもする、美しい絵本」って、いったいどんな絵本なのでしょうね。

    投稿日:2014/02/21

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  • 表紙で一目ぼれ

    古本屋さんで見つけて迷わずゲット! こんな素敵な本が絶版だなんて残念です。子どもの頃に聞いてうろ覚えだったのがこの本を読んでくわしく話を知ることが出来ました。エリザのけなげさやお兄さん達の妹を思う愛情がドラマチックに描かれています。おそらくはしょった所はなくほぼアンデルセンの原文のまま書かれてるのではないかと思います。

    投稿日:2013/09/03

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  • マーシャ・ブラウンの

    限定復刊ということで図書館へリクエストしたのですが、間に合わず相互貸出で読むことができました。

    でも、ナビだとまだ購入できるようですね。

    「白鳥の王子」という名前の方がしっくりくるでしょうか。

    こうして読むと結構長いお話だなあと思いました。

    王様が、自分の子どもたちなのに、王子たちに関心をなくしたり、会いたいと呼び寄せた姫なのに、きたない格好をしていたら用はないというようなところ、親としてどうなの?と腹立たしく思いました。

    絵が、マーシャ・ブラウンです。

    白・黒・赤のみの色なのですが、文章を邪魔することもないし、悲しみも伝わってくるしと、とてもいいなあと思いました。

    長いお話なので集団での読み聞かせは難しいと思いますが、ちょっと長めの読み物に慣れた子どもになら親子で読み聞かせを楽しめそうです。

    投稿日:2010/06/22

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  • 美しいお話と絵

    エリザの強さや美しさの中に信心深さを感じました。
    マーシャブラウンの絵にひかれて、久しぶりに読みましたが
    改めて美しいお話だと思いました。
    少し長いお話なので、大きくなってから読んでやりたいです。

    投稿日:2010/04/23

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  • 白鳥の11人の王子たちとエリザ

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子16歳、男の子14歳

    アンデルセンのおはなしは子どもの頃たくさん親しんでいましたが、
    本格的に原作を読んだことはなかったように思います。
    ということで、原作に忠実な訳で絵も素晴らしいと松居直さんがお薦めされていた
    今作を手に取りました。
    私にとっては、「白鳥の王子」という題名で親しんだストーリーです。
    11人の王子と末娘のエリザは、義母のお妃によって城を追い出されます。
    白鳥にされた11人の王子を元通りにするため、
    エリザは教えてもらった方法を辛抱強く実行しますが、たくさんの試練があります。
    口をきかず、イラクサを集めて11人分の上着を編むエリザの姿は、
    子ども心にとても印象に残るものでした。
    今回じっくりとストーリーを追って、その深い背景やエリザの描写に触れ、
    その奥深さを感じました。
    読み物に近い文章量なので、じっくりと読める時に、お薦めしたいです。
    控えめなトーンですが、それだけに、物語と呼応する絵もたっぷり味わってほしいです。
    ワーグナーのオペラ、「ローエングリン」にも、弟を白鳥に変えられたエルザというヒロインが登場します。
    彼女も婚約者に素性を聞いてはならぬという約束を課せられます。
    かの地は、そういったストーリーが紡ぎだされる風土なのでしょうね。

    投稿日:2010/03/03

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