「まじょのぼうし」 自信を持っておすすめしたい みんなの声

黒いぼうし、黒い洋服を着た魔女さん。
今日は、なんだかとっても機嫌が悪い。
なぜって、今日はクリスマス。みんなが、クリスマスプレゼントを楽しみに、ウキウキしているのに、私は、そんなのには縁がないと…
そんな魔女さんの頭に、サンタの帽子が飛んできた。
そんなことを知らない、魔女さんは、みんなに意地悪をしてまわるのです。

とっても愉快な、魔女さんだと思いました。大人げないなと思いながらも、なんだか憎めない。でも、そのことが、思いも寄らない方向へと展開するところ、とっても、愉快、愉快！
クリスマスが近づいた頃、子どもたちに読んであげたいと思いました。

風で飛ばされたサンタさんの帽子は、
魔女の帽子にスッポリかぶさります。
「素敵な帽子ですね」とみんなに褒められますが、
サンタの帽子に気付かない魔女は、からかわれていると勘違いし、
みんなに意地悪な魔法をかけます。
でも、意地悪のはずの魔法は、みんなの役に立つことに･･･。

サンタの帽子に気付いた魔女は、
「みんなにわるいことをした」と思います。
本当は、優しい魔女さんなんですね☆（笑）
みんなも、
「そうだったのか。だったら、クリスマスの魔法だね」と、
優しく魔女を受け入れます。
帽子を返してもらいに来たサンタさんからも、
もちろん素敵なプレゼントが･･･。

みんな幸せになれるクリスマスの魔法☆
なんだか気持ちがほんわかしました♪

ハロウィンに魔女の絵本をと思って図書館でジャケ借りしたら、なんとクリスマスの絵本。
最初から期待を裏切ってきますが、お話も予想外な展開でワクワク。
素直で気持ちに正直な魔女がかわいくて憎めなくて、そんな魔女が出会う動物たちはそんな彼女が好きなんだなと思って癒されました。
シリーズの他の作品を子供も気になっているようなので他もぜひ読んでみたいなと思っています。

こちらのシリーズは全部読みましたが、どの作品も魅力的で大好きです。
今回は魔女の帽子の上にサンタの帽子が被さってしまったことで、お話が進んでいきます。
魔女が癇癪を起こして、相手にかけた魔法がうまい具合にいい方向に転がっていくストーリーが、気分爽快で楽しく読むことができます。
でも残念ながら、こちらのシリーズは「魔女のほうき」と「魔女の帽子」以外は廃盤で手に入らないんですよね…。
廃盤になった絵本が再販されることを願います！

みんながクリスマス気分に浮かれている中
そんなことに縁がないと
すこしひねくれているまじょ。
忙しいサンタさんが帽子をとばしてしまい
なんとまじょの帽子にスポッとはまってしまいました。
森のみんなが
ぼうしがすてきね！ってほめてくれるのに
まじょはなんにことかわからずに魔法をつかって
いじわるをします。
でも全てがいい方にころがり感謝されることに…
一番びっくりなのはまじょなのです。
いじわる心しかなかったのにみんなにありがとうありがとうって言われてついに本当のことを素直にいいます。
でもみんなはそんなこと気にも留めずにたのしいクリスマスパーティーです。サンタさんのやさしさにも温かい気持ちで包まれます。

まじょさんも素直ないい子になりますね。

同じ作者の「まじょのほうき」を読んだことがあったので、このなぜか憎めないまじょさんのことは知っていました。
今回はクリスマスのおはなし。クリスマスの時期だったのでちょうどよかったです。
いじわるのつもりでかけた魔法が、実はみんなに感謝される展開が愉快愉快！一緒に読んでいた６歳の娘もニコニコでした。裏表紙のまじょの姿にもニヤリとしていました。
ますますこのまじょさんのことが好きになりました。「くつ」や「マント」編もあるようなので、読んでみようと思います。

「まじょのほうき」を読んで、とっても面白かったのでこちらも読んでみました。

イライラした魔女の帽子にサンタさんの帽子がすっぽりはまってしまい、それを見た動物達が誉めますが･･･。魔女は動物たちの持ち物に意地悪な魔法を。でも、それが逆にいい結果に。

後から帽子に気付いた魔女が反省しているとこは可愛く思えました。

長女もとても楽しんでいました。オススメです。

小学校の読み聞かせ会に持参しました。
対象は低学年…のつもりでしたが、
休み時間の図書室で開催していて
たいてい低学年しか来ないのですが
この日は中学年や高学年も来てくれて…
だいたい20人くらいはいたんじゃないかな…？
大盛況で嬉しかったです。

みんな楽しんで聞いてくれていました。
機嫌の悪い魔女が意地悪のつもりでかけた魔法が、
かえって良いことになる…ところで
子どもたちの「おぉ！」というざわめきが
聞こえていました。
魔女が泣きながらみんなに謝るシーンで
少し笑いがおこってしまって…
ちょっと魔女になりきり過ぎた私が
滑稽だったみたいです（汗）

でも、ストーリー自体が面白いし、
飽きない展開で、ひきつけやすいと思います。
所要時間は約5分。
クリスマスにどうぞ。

魔女の帽子にサンタの帽子がかぶってしまうのですが、ほめた動物に魔女が意地悪をします。でも、その意地悪がかえって親切だったようで、万々歳。お礼にきた動物に泣いて謝る魔女。お互い許しあって、楽しくパーティをします。最後に意地悪をされたサンタもお礼しに来ますが、みんな、意地悪で困らなくて良かった。魔女さんのように意地悪しないように注意して、みんなで仲良くしようね、と娘に言うと「うん！」とまじめに言っていました。「サンタさんに帽子もらってよかったね」と娘が言っていました。ちなみに、魔女の号泣で読んでいるママの私も目に涙が浮かんでしまいました。クリスマスに一人でも寂しくても、人には親切にしたくなる、素晴らしい絵本です。おすすめ！

誰にもクリスマスパーティーに呼んでもらえなくて、
ちょっとすねてご機嫌ななめの魔女。
いじわるのつもりでかけた魔法が、みんなを幸せに！？
娘の大好きな『まじょの・・・』シリーズ。
期待を裏切らず、楽しいお話でした。
魔女にも素敵なクリスマスが訪れて、娘も
「よかったねぇ」と満足そうでしたよ。