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鬼が出た」 その他の方の声

鬼が出た 作:大西廣
絵:梶山 俊夫
出版社:福音館書店
税込価格:\1,430
発行日:1989年
ISBN:9784834010015
評価スコア 4.77
評価ランキング 686
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  • 人間は誰でも一度は鬼になる

    1987年刊行。日本に伝わる鬼の絵や彫刻、写真、物語などを通して、鬼という存在についてあれこれ研究してみる絵本。世界の鬼も紹介。

    人は一度は鬼になる、という衝撃的な言葉は、子どもの鬼ごっこの鬼、という意味で本文には書かれていた。昔の地獄の絵で、亡者を襲う鬼と、亡者を守るお地蔵様の構図が、鬼ごっこをしている子どもたちの絵にそっくりだ。
    地獄は、亡者にとっては恐ろしい場所だが、そこで働く鬼も休むことなく働かねばならない上、閻魔大王に監視されているという。まるでブラック企業。誰も幸せにならない構図。
    今は鬼とされているが、もとは仏教伝来前の地元の神様だった、とか、その辺に住んでいるとか、天の国にもいるとか、その辺は鬼だらけ。人間も鬼になったり、鬼が鬼を退治したり、いろいろなケースがありすぎて、生粋の鬼というほうが珍しいように思えた。

    幸せをもたらす鬼というのもあって、不思議。

    案外、鬼というのは身近な存在なのだとわかった。
    日本では昔から、人は鬼と一緒に暮らしてきたのだ。

    投稿日:2021/09/17

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  • 節分に豆まきをして「鬼は外 福はうち」というのですが
    このお話を読んで 鬼とはなんぞやが少し分かりました
    人間が 生きている中で いろんな不安があり 死んだ後の世界でどうなるのか思い描いて想像し作られたもののように思いました

    人間ときっても切り離せない鬼  
    子どものころの遊び 「鬼ごっこ」は誰もがしたと思います
    目に見えないそこしれない闇のようなちからをもったものを 想像によって鬼と考えたとありました
    なるほど 
    お寺にも鬼がいます  仏教の世界で鬼との争いがたくさんあります
    桃太郎のおはなしも鬼退治するというお話しがうまれたのだそうです

    有名な風神雷神は風の神と雷の神 人間ではどうすることも出来ない
    自然の力 鬼と考えこんな姿に表したこと
    いろんな鬼のすがたがよく分かりました
    そして 人間が鬼になる 
    にんげんが死んで 霊になりその霊が 鬼になると考えられたようです
    祖先の霊が鬼になって 今の世の中を見守っている 人々はそのように考えたのだそうです
    そして 私たちの間違った考えを正しくしてくれる言われているといわれています

    この絵本を読んで 鬼のことがよく分かりました
    今でも世界中で 日本の中に鬼の祭が受け継がれているのですね

    投稿日:2014/02/25

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