「紙芝居 こぎつねコンチとおかあさん」 みんなの声

最近図書館で借りる本に１つ紙芝居を入れています。
2・3年前は借りてたけれど、持ち歩きに大きいし、
ちょっと借りなくなっていたのですが、
久々に読んだら、5歳児はもちろん、
7歳児も毎回楽しみに聞いてくれるので、
やはり喜んでもらえるとこちらもうれしく、
また借りようとなり、習慣化しています。

今年の私の誕生日プレゼントは、
子どもたちが庭で拾った光る石でした。
いきなりそれだとショックだったかもしれませんが、
見つけた後、何日もきれいに磨いてくれていたのを知っていたので
とても嬉しかったです。
コンチのおかあさんじゃないですが、
やはり、気持ちが嬉しいですね。

今年の母の日の読み聞かせは、新型コロナウィルスのために流れてしまいました。
ステイホームで、あまり外に出ていく機会のなかった子どもたち、こんなプレゼントもあるんだよと、ちょっと笑えるお話です。
コンチが母の日のプレゼントとして、お母さんに渡したのは石ころと棒。
なんにも考えずに贈ったプレゼントが、お母さんに喜ばれました。
何を贈るかではなくて、お母さんの喜ぶプレゼントが一番いいのですね。

「こぎつねコンチ」のシリーズです。正式なシリーズ名は「げんきななかま」というらしいです。
今回のおはなしは“母の日”がテーマ。
お天気のいい日にたまたま原っぱへ出かけていくと、友達のつねこちゃんがお花を摘んでいました。
「母の日だからお母さんにお花をあげるの」といって。
コンチも真似して自分が拾った素敵なものをお母さんにあげようとするのですが、つねこちゃんからはクレームの嵐…。
だって、そのプレゼントって、白い石と長い棒なんですもの。
どんな結末になるのやらと、進んでいくと、ここでもコンチの母さんの素敵さが煌めいていました。まるでピーターパンに出てくるウェンディのママみたいです。
コンチのシリーズ。これはもしかしたら、幼児向けと思いきや、実は幼児を子育てしている親向けなのではないかと思ってしました。

コンチという男の子のきつねのお話です。

ステキな形の石と棒を拾って大事にしています。

これを母の日なのでお母さんにあげようと考えました。

もし自分の子供が同じように持ってきたら

どう対応するでしょうか。

こんな石、いらないわ。とか

長い棒なんて危ないじゃない。と叱るのか・・・。

考えてみましたが、このコンチのおかあさんの答え方は

とっても優しさがあふれていました。

うちは３歳の男の子ですが、やっぱり同じようにいろんなものを

拾いたがります。

どうしてそれが欲しいと思ったか、話を聞いてあげることは

いいことなんだろうと改めて思いました。

保育園にてこの紙芝居を演じました。何気に母の日限定？と思いがちですけど、どっこい子育て紙芝居と思います。特に男の子をお持ちのお母さんへ・・。シャイでやんちゃでお母さん大好きの男の子をお持ちのお母さん、コンチのおかあさんの子供への接し方とても参考になりますよ。

大好きな二俣さんの絵なので・・・
さすが、中川さんです。男の子って、なんでも拾った物が宝物で、それはみんなも喜ぶものって、思っていますよね。

ふつうのおかあさんだったら、つねこちゃんと同じこと言っちゃって、コンチをがっかりさせるかもしれないけど、コンチのおかあさんは、とっても素敵♪
見習いたいです（＾＾ゞ

母の日ちかくにいい紙芝居です。