「まちのコウモリ」 みんなの声

子どものリクエストでこの本を選びました。
私はコウモリはちょっと。。。
なのですが、子どもはコウモリかわいいー、かっこいいとますます夢中に。
コウモリの顔、はね、こんなにじっくり見るのは初めてです。
はねを広げたときの実物の大きさ、縮めたときの実物の大きさがあり、意外でびっくりしました。
このシリーズの本は写真もきれいですし、着目点もおもしろいのではまってしまいます。

お薦めされていたので借りてみたのですが、
ちょっと気持ち悪くてなかなか読む気になれず、
夫に読んでもらいました。

でも、夫や子供たちの反応や
「よく見るとかわいいね」という感想に興味を持ち、
自分で読んでみました。

ほんとうに、コウモリって案外かわいいんですね。

以前、換気扇の中に入り込んで
死んでいましたが、
本当に小さいんですよね。

あとがきにもありますが、
イメージだけで悪い印象を勝手に持っていました。
この本を読み、コウモリへの印象が変わりました。

動物の写真絵本にはまっていて、色々読んでいます。
コウモリというと、勝手に怖いイメージを持ってしまっていたけれど、意外と身近にいるものなんだと教えてくれます。
写真絵本ということで、とてもわかりやすく、「つばさの半分が手のひら」などという説明も、理解しやすかったです。
夕焼け空に黒いものを見ることがありますが、あれがコウモリなのかしら？と、これからは、この絵本を思い出しそうです。
裏表紙には、いろんなコウモリの顔写真が並んでいます。
ちょっと怖いけれど、並んだ姿は面白かったです。

まちに住むコウモリは、最も身近な野生動物。不気味で怖いイメージもあるけれど、実はかわいくて、かっこいい生き物なのかもしれません。コウモリの生態や１年の暮らしを追う写真絵本になっています。
なかなかコウモリの顔を見られるチャンスはないので、意外にも可愛らしい顔をしていて意外でした。これからは夜に空を飛ぶ鳥を見つけたら、見上げてしまうと思います。

いろんな菌をはこび、不潔のイメージのこうもり。でもこんなに小さくて、哺乳類なのに飛ぶ不思議、ひとつの生物の種としての興味を抱きました。どうしてもイメージが先行して、汚い、気持ち悪いと思われがちな動物でも、こうやって写真で一つ一つの生態をしると、あ〜、生きているんだな。って思えるから、やっぱりこのシリーズすごい。と思いました。

４歳の娘が図書館から借りてきました。

「コウモリ」というと、なんだか怪しげで、危険で、
怖い生き物のように思いがちですが、
この本を読むと、実はそうではなさそうだ、ということが分かります。

墓地や魔女の家にしかいなさそうなイメージだったのが、
古い建物や学校の端っこに生息していたり、
昼間はゆっくり寝て夜に活動したり
お母さんが赤ちゃんにお乳をあげに戻ってきたり。

コウモリも立派に子育てしている姿に、
なんだかジーンとさえします。

今まで、コウモリ＝気持ち悪い　なんて思ってて、
なんだか悪かったな。

あとがきによると、作者の　　さんは、
コウモリへの偏見を少しでも減らしたくてこの絵本を作成されたそうです。
コウモリも私たちの住む自然界の一員で、
大切な役割を持っているのだということを、教えていただけた素敵な一冊でした。

うちの周りでも夕方薄暗くなってくるとコウモリが飛んでいます．案外近くにいます．けど，いったいどんな生き物なのかよく知りませんでした．そんな人にぴったりな本でした．

コウモリの顔や，どんな体でどれくらいの大きさなのか，どんな生活をしているのか，いろんなことがとても分かりやすく詳しく説明してあります．息子も「こんな顔してるんだ〜．けっこうかわいい」と言っていました．
不気味な感じがして近寄りがたかったコウモリのことを，ちょっぴり身近に感じられるようになりました．

コウモリって、普通に町に出没するような種類は別に危なくないし、むしろ近くで見ると顔も可愛いんですよね〜。
今まで、こういう写真絵本でじっくりコウモリを見たことは有りませんでしたが、
実は小学校の頃、家の軒下に勝手に住み着いていたｺｳﾓﾘをペットのように可愛がっていたことがあります。
毎日顔を突き合わせていると、向こうも特に怖がりもせず懐く（？）んですよね〜。少なくとも私にはそう見えて、ブローチのように服につけて遊んでいました。
改めて、アップでコウモリたちを見るとやっぱり可愛いです。
中にはちょっと〜と、言う顔のやつも載っていましたが、基本は可愛い系の顔だと思いますよ。
こんなコウモリマニアの写真家さんがいることも知れて、面白い作品に出会えたな〜という感じです。

子どもの頃にペットショップで見たコウモリが、すごく可愛かった記憶があり、最近の娘のコウモリブームもあって、この本を選びました。

コウモリをこれほどじっくり見る機会なんてそうそう無いし、実は、ビックリするほど身近なところに棲み処があることもわかり、なかなか面白かったです。
娘は、よりコウモリを身近に感じたようでした。

私は、コウモリの体のしくみや、暮らしに、感心する一方で、リアルすぎる写真が少しショックでした。
可愛いような･･･ちょっとグロテスクなような･･･紙一重な印象。
私の中の“可愛いコウモリ”の記憶が･･････。

でも、結構かわいいと書いている方もいらっしゃいますので、先入観によって、印象に違いが出るなって感じました。
でも、コウモリの生態を知るには、良い一冊です！

実は町にも住んでいるコウモリを追った写真絵本。
そういえば、コウモリって、きちんと観察したことが無いということに気付かされます。
お話などででてくるコウモリはたいてい怖いイメージ。
でも、ほら、素顔は案外童顔と思うのですが。
ここまで間近に見ることはないだけに、貴重な写真です。
確かにとがった歯は迫力ありますが、あくびの表情は何となくキュート。
蜘蛛と同様、蚊などを食べてくれるのですから、ありがたい存在ですよね。
あとがきに筆者である写真家が、コウモリへの偏見が少なくなりますように、
と書いているのが印象的でした。
コウモリに会いたくなりました。