給食番長に続く、よしながさんの期待作が届きました。
今回も、元気すぎるほどのびのびした絵に標準語と博多弁のバイリンガルな文、どの本にも類をみない斬新さが光る本だと思います。
福岡に住んでいるため、描かれている動物園をみると、福岡市動物園に似ているなあとか、動物園までの坂道が描かれているところでは、浄水通りに似ているなあなんて、想像するのが、楽しくて仕方ありませんでした。
標準語と博多弁を同じページに載せないといけない点、紙面の構成には苦労なさったことだと思います。ただ、とっても見たい絵の上に文字がのってるところなどは、絵のいいところが見づらくて、惜しいなあなんて、思います。
でも、今回も、元気ハツラツ!になれる内容で、大満足です。動物をかわいがることとは、どういうことなのかを大人も子どもも真剣に考えることができるおすすめの本になりました。