もうなかないよ、クリズラ もうなかないよ、クリズラ
作: ゼバスティアン・ロート 訳: 平野 卿子  出版社: 冨山房 冨山房の特集ページがあります!
読み手の年齢を選ばない子どもから大人まで、それぞれの感性で理解してうけとめる事のできる「みんなの本」です。

やまんばのにしき」 みんなの声

やまんばのにしき 作:松谷 みよ子
絵:瀬川 康男
出版社:ポプラ社 ポプラ社の特集ページがあります!
本体価格:\1,000+税
発行日:1967年5月
ISBN:9784591003756
評価スコア 4.66
評価ランキング 2,362
みんなの声 総数 31
  • この絵本のレビューを書く

立場で選ぶ

並び替え

31件見つかりました

  • 女は強し

    • 10月さん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子5歳

    この絵本は、私が子どものころに読んだ絵本。
    まだ売られていたんですね!
    実家から貰ってきました。

    ぶんはまつたにみよこさん。絵が・・最近亡くなられた瀬川康男さんだったのですね。

    山の上にやまんばが住んでいます。
    あるときやまんばは「子を産んだから餅をもってこい!」と村人たちに雷雲のようなあばらものを使って伝えます。(それが産まれた子なんですけどね)
    村人はいつもいばってる男二人を任命するも及び腰。
    案内をあかばんばというおばあさんがかって出て・・。

    ついに山頂にあかばんばが着き、やまんばと対面。
    怖いかと思ったやまんばは気のいい豪快なおっかさんと言った風。
    ごろんとねっころがったやまんば「てつだいもいねから21日ほどてつだってくれや」
    はっとしました。
    そうか、このやまんばも産後なんだ・・子を産まなければわからなかったことです。
    それであかばんばと餅や熊鍋を食べ滋養をつけ、あかばんばと過ごします。

    終始印象的なのは、女二人のたくましさ。(やまんばとあかばんばのことです)
    子を産む強さ。いざとなったら腹がすわっているところ。
    なんだかんだと「女は強い!」のひとことです。笑
    人間ともののけという種を超えたところで、分かり合えているような感じがします。

    そしてさいごに持たされた錦は出産祝い(餅)の半返しかしら。
    なんとも豪快なやまんばとその子、そしてあかばんばのお話でした。

    投稿日:2010/10/25

    参考になりました
    感謝
    1
  • 手元に置きたい1冊

    松谷みよ子の大ファンの私です。表紙の反物の綺麗さとはさみで反物をきるおばあさんと子どもたちに惹かれて図書館から借りてきたのですが
    読み終わったらどうしても欲しくなって絵本ナビに早速頼みました。孫にも読み聞かせたい1冊ですが、私の為に手元に置いておきたいと思いました。やまんばの優しい気持ち、村人達の為に精いっぱい尽くしたいと思う気持ち、我が子「がら」を思う気持ちが感動しました。やまんばには優しいやまんばもいるんだと、人は見かけで判断してはいけなんだと思いました。

    投稿日:2010/10/23

    参考になりました
    感謝
    1
  • 良き日本の昔話で落ち着きます

    保育園で読んでもらったそうで、小学生になったから、今度は自分で読んでみたいというので、図書館で借りてきました。小学一年生の子供にはちょうどいい位の本です。

    自分も昔読んでもらった記憶があり、懐かしかったです。

    昔話ならではの言い回しに温かみがあります。

    あかざばんばの勇気で村に幸せが訪れる所、恐れられているやまんばも、母親として子供を思う気持ちがある所、子供が悪さをしなかったか心配する所など、読んでいてほっとします。

    投稿日:2010/10/09

    参考になりました
    感謝
    1
  • 似ているやまんばいます。読み比べてみて

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子14歳、女の子9歳

    どこかのお話会で、誰かに読んでもらったような記憶はあるのですが、自分で手にして読んだのは初めてです。

    「やまんばもの」のお話の中では、このお話に出てくるやまんばはとても優しく、自然の神様的に描かれています。

    絵本やお話が好きな人には、有名な絵本だと思います。

    この本自体の存在は、だいぶ前から知っていたのに、なんで今まで手にしなかったか、
    というと、ぱっと見、昔話にしてはかわいらしい絵だったから。っていうのが大きいです。
    だから、表紙を見てビックリです。
    大好きな瀬川さんのイラストだとは、今日まで気がつきませんでした。

    第1刷が昭和42年とあります。
    年代物ですね。
    今の瀬川さんの絵とは全く違う雰囲気でした。

    最近、安房直子さんの作品が好きになって、よく読むのですが、
    安房さんが最期まで書き続けていた短編シリーズ
    『小夜の物語』に登場したやまんばと、この『やまんばのにしき』のやまんばは、その存在がとても似ていました。
    安房さんの『小夜の物語』シリーズでも
    やまんばは、山の神様・自然の神様みたいに描かれていて、ちっとも怖くない。
    そんな小さな共通点を発見して、喜んでしまいました。
    気になる方は読み比べてみてください。

    投稿日:2009/08/11

    参考になりました
    感謝
    1
  • やまんばに対するイメージが変わります

     このお話は、「まんが日本昔ばなし」で見たような記憶があったのですが、再放送されていたものを母が録画して送ってくれたとき、「あっ、やっぱりこれだった!」と、一気に気持ちはあの頃へと戻っていきました。(私自身の子ども時代が、もうすっかり「むかし、むかし」の世界になってしまいましたが!!) 娘も、これまで見た日本の子ども番組とは違った楽しさを発見したようで、これなら絵本のほうも楽しめそうだな、と思い、読んでみました。

     松谷みよこさんの文章は、独特なテンポがあり、民話のよさを惜しみなく伝えてくれます。方言や語りべ調の聞きなれない言葉が多くても(「んだ。」って何?、とか聞かれましたが)、小さい子どもにも(海外で生まれ育った子どもにも)わかりやすく、親しみやすい語り口で、いつのまにか民話の世界に吸い込まれていくようです。
     瀬川さんの絵もまたユニークな魅力があり、日本の昔話によくマッチしていますね。お二人のコンビによる作品の中では、「もうねんね」が初めて娘に読んだ絵本で、当時をなつかしく思い出しましたが、少し大きくなってからは、松谷さんの「ちいさいモモちゃん」や、瀬川さんの「ふしぎなたけのこ」が、娘のお気に入りになりました。「やまんばのにしき」も、これから何度も繰り返し読みたいな、と思える1冊です。

     このお話に出てくるやまんばは、人間味が感じられ、他の登場人物も、実におもしろいキャラクターばかり。やまんばの赤ん坊「がら」は、「まゆとおに」のまゆにも劣らぬ力持ちで、豪快で優しいやまんばもまた、まゆのお母さんと重なるところがあります。
     娘は、もう1人の主役「あかざばんば」の勇気に感心したり、「がら」の力強さや足の速さに驚いたり、逆に、赤ちゃんらしい無邪気な表情を笑ったりしながら、目をくりくりさせて話に聞き入っています。
     でも、「くまのすましじる」には、ぎょっとしたようで、動物好きな娘は、「悪い!」と、この時だけは、やまんばに対して怒っていました。(豚汁は「おいしい」と言って食べるのに!) そして、やまんばが持たせてくれたお土産の錦の美しさに、再びにっこり。きれいな服や光り物に目がない娘もうっとりの見事な錦でした。

    投稿日:2009/03/19

    参考になりました
    感謝
    1
  • 昔から変わらない

    • 赤きゃみさん
    • 40代
    • その他の方
    • 山口県
    • 女の子5歳

    普段は乱暴でいばっていても、
    いざというときはまるで役に立たない若造と、
    いざという時には頼りになる大ベテラン。
    割とよくある光景ですが、
    それでもみんな善い人たち。
    やまんば親子さえも善い人たち。
    性善説っぽい雰囲気と「めでたしめでたし」が楽しめ、
    これぞ昔話の王様といった感じです。

    投稿日:2009/02/02

    参考になりました
    感謝
    1
  • 母親 やまんば

    やまんばは、怖い女の怪物だと思っていましたが、この絵本では、体こそ大きいのですが、なんだか親近感がもてるようなやまんばが描かれています。

    産後元気をつけるためにおもちが食べたいとか、産後しばらくは手伝って欲しいとか、私が出産した頃のことを思い出しました。
    何とも人間味あふれるやまんばです。

    「むらの人たちはなんにもねえども、だれもかぜひとつひかねえように、まめでくらすように、おらのほうできをつけるでえ。」

    やまんばの母性を感じさせられることばです。

    怖いものを恐れず逃げず、立ち向かうあかさばんばや、生まれたばかりの赤ちゃんなのに怪力のがらちゃん、人間味あふれる登場人物で、心暖まるお話でした。

    投稿日:2007/12/14

    参考になりました
    感謝
    1
  • ハッピーエンドのむかしばなし

    やまんばが出てくるので怖いお話かなと思っていたのですが全く違って気持ちの良い昔話でした。登場するあかざばんばが素敵です。村のみんなの為に命投げ出す覚悟でやまんばのところにいくなんて。そしてハッピーエンドだったので気持ちもすっきり!!昔話って人をひきつける力が強いです。読んでいる途中に娘は寝転びながら話を聞いていたのですが本のまん前に座ってみてました。

    投稿日:2007/10/08

    参考になりました
    感謝
    1
  • なつかしいお話でした

    たまには昔話でも読んでやりたいと思っていたところ、たまたま目に入った絵本です。
    「まつたにみよこ」さん、あの娘の好きな「ちいさなモモちゃん」を書いた松谷さんだ、と思い、この絵本にしました。
    文章はけっこう長めです。まぁ、文章が長いというのはいいのだけれど、うちの子、ちょっと意味がわからなかったみたい。
    読み終わった後、2人とも「ん?」という感じでした。
    そして、「わかるところもあったけど、なんだかよくわかんなかった。」という感想。
    お話としては、私的には、わあなつかしぃというものでしたが、子供のウケは今いちでした。
    昔話特有の言葉つかい、これも慣れでしょうか?もう少し大きくなったら、またチャレンジしてみようと思います。

    投稿日:2007/01/10

    参考になりました
    感謝
    1
  • このお話は、日本の昔話のもつ、スリルと、優しさが、ホットしますね。

    やまんば  こわい と言うイメージで、人間をくい殺す!

    そんな、始まりですが、瀬川康さんの絵がほのぼのとした優しさで、ほっこりします。
    おはなしも、もちを誰に持って行ってもらうかで・・いつも威張っている、ただはちとねぎそべに決まり、七十いくつのあかざばんばは、案内役をひきうける。
    なかなか勇気のあるおばあさんだ!

    人間誰でもいやなことは、避けたい。
    それを、買って出たあかざばんば、
    途中逃げ出した二人、
    責任感のあるばんばは、村人が殺されては大変と、やまんばに  約束の餅を届ける。

    これまた、優しい、ふくよかなやまんば  がらというあかちゃんも、かわいい!  がらと、やまんばと、一緒に、餅をたべる・何ともほほえましい!

    今の世の中は、子ども達が殺されたり、親の先生も、子どもに、人を警戒し、身を守るために、知らない人に声かけられても、信じたら行けない・・・と教える。

    なんとも淋しい世の中になったものだ。

    この、絵本は、勇気と、優しさを教えてくれました。
    みんなも為に、あかざばんばが、やまんばに 餅を届けてくれたおかげで・・・・みんなかぜもひかず、らくに暮らしたということだ。

    昔話を子ども達に伝えていく事が、大人の役割ですね!

    投稿日:2006/07/14

    参考になりました
    感謝
    1

31件見つかりました

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / おつきさまこんばんは / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / はじめてのおつかい / がたん ごとん がたん ごとん / くだもの

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



『みずとは なんじゃ?』鈴木まもるさんインタビュー

みんなの声(31人)

絵本の評価(4.66)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット