「ノガモのうた」 みんなの声

年少のときに、幼稚園で借りてきた本。

アメリカの民話だそうですが、
ノガモの「ぎゃあっぐぎゃあっぐ・・・」という歌の繰り返しが
不気味で、読んでいて怖かったです。

でも、なにかつぼに入り、
声に出して読んでいると面白くなってきました。

スズキ コージさんの絵は独特で絵本によく合っていました。

スズキ・コージの迫力ある絵は、健在です！世界民話絵本で、アメリカの民話絵本です。鉄砲撃ちが、撃った弾があたってノガモが一羽落ちながら楽しそうに歌っていた・「ぎゃあっくっ　ぎゃあっくっ
ぎゃあっ！るっくるっるっぎょぇーっぎゃあっ！」そのノガモの羽を、むしり始めて、その羽を一本一本むしりとる度に窓からその羽が飛び出していった・・・・・・ノガモが、楽しそうにうたっているのが奇妙で震える恐ろしさがありました。最後まで楽しそうにしているノガモに仲間たちが、羽をさして皿からひょいと持ち上げて自分たちの仲間に加えて窓から飛び出して行った・・・・・・怖いです！

アメリカの奇妙なお話しです
鉄砲うちがノガモを鉄砲で撃ち落としました　　そのカモを家に持って帰ります　　そして　奥さんが　ノガモの料理をしようと　鳥の毛をむしるのですが・・・・　このうち落とされたカモが、　楽しそうに　歌うというのです

絵はスズキコージさんの迫力のある絵です（ちょっと怖いような）

「ぎゃあっくっ　ぎゃあっくっ　ぎゃあっ！　　るっ　ぐるっるっ・・・・・・
奇妙なお話しでした　
ラストも不思議な終わり方でした

木島　始さんの文　　後書きも読みました

表紙が、コージ画伯にしてはまともですが、
お話はまともではありません。
ノガモの「ぎゃあっぐぎゃあっぐ・・・」
という歌の繰り返しが、ユーモアと共に恐怖心をかき立てます。
1年生のクラスで読んだのですが、
子ども達も、笑うに笑えず、食い入るように絵本を見ていました。
迫力満点、ぜひ声に出して読んでください。