赤ちゃんが最初に認識する形は顔だと聞いたことがあるような気がします。
そんな根源的な「かお」をテーマにかたぬき仕掛け絵本の構成になっています。
登場するのは、動物たち。
ややシンプルすぎて、リアリティに欠けると言えるかも知れませんが、
そこは、赤ちゃんに優しい色彩で描かれていますから、
親子で様々に展開して応用する、というのがいいかもしれません。
鳴き声を添えるもよし、目・鼻・口・耳を教えるもよし。
動物にある「かお」を再認識するという意味でも、
この視点にいろいろ考えさせられました。
乳児親子の会で読んでみようと思います。