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うさぎ座の夜」 みんなの声

うさぎ座の夜 作:安房 直子
絵:味戸 ケイコ
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2008年01月
ISBN:9784030164604
評価スコア 4.5
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みんなの声 総数 3
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  • ロマンチックなお話です

    とてもロマンチックなファンタジーだと思います。
    山の鬼の子やてんぐと友だちで、風や木とも話のできる少女の小夜。
    うさぎと話ができるのも、人形劇に招待されるのも不思議ではないのかも知れません。
    それにしても、小夜を道案内してくれるカーテン屋のうさぎ。
    小夜の落とした手袋が主人公になる人形劇。
    さまざまなディテールがちりばめられていて楽しいです。
    なんでおばあさんがうさぎ座の電話番号を知っているのだろうとも思ったけれど、何故を繰り返すとこのお話しの良さが薄らいでいきそうです。

    この話を読んで「不思議の国のアリス」を連想しました。
    しかし、「アリス」は理詰めなのに対して、この絵本はあくまで情緒的です。
    それが日本の絵本であることの証明かも知れません。

    男の自分が読むのも不思議かも知れませんが、この絵本は女の子向け。
    違和感を持たれずに読みこなすのが課題だと思いました。

    投稿日:2009/11/09

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  • うさぎのカーテン屋さんがオイシイ!!

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子14歳、女の子9歳

    蒸し蒸しと暑い日が続くのに、
    この絵本を手にした途端、もう離せなくなってしまいました。
    まぁ、いいか、この寒そうな絵本を読んで、気分だけでも冬を味わおうと、購入ました。

    イラストは大好きな味戸ケイコさんです。
    (余談ですがむかし、味戸さんが挿絵を描いていた「佐々木丸美さん」の作品にどっぷり浸っていたことがあります)

    これはなんと!大好きな「花豆の煮えるまで」の外伝といいますか、小夜の物語の絵本版です!!
    このころの小夜は「花豆」の頃より少し小さいのでしょうか?
    小夜のおばあさん。登場していい味を出してくれています。「花豆」の方でも、小夜に何かあるたびに助言したり、一緒に付き合ってくれたりする素敵なおばあさんです。

    うさぎ座の指人形芝居を見るために、集まってきたうさぎ達のそれぞれのしぐさにとてもこだわりが見えました。
    でも、なんといっても見どころは「うさぎのカーテン屋」さん。
    おいしい!とっても素敵な役どころでした。

    個人的には大好きな作品ですが、やはり、公の場所で読むのは寒い季節の方がよさそうです。
    小学校中学年くらいから楽しく聞けるのではないでしょうか?
    ただ、はなびやさんも書いていらっしゃいましたが、安房作品はどちらかというと、女の子向けのファンタジー気質が強いので、男の子にはあまり気に入ってもらえないかもしれません。
    そういう時は、一緒に冒険ものとか、動きのある楽しい絵本を組んで読んでみるといいかもしれません。

    投稿日:2009/07/09

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    1
  • ロマンチック・ファンタジー

    私が好きな安房直子の作品です。

    毎日、5冊ぐらいは本を読んでいるのですが、最初に読んだ日は、息子の好きなおもしろ系の話が多くて、この話を読み始めたら、途端に気のない様子をするのでがっかりして、読むのを止めました。

    安房直子の作品は、ロマンチック・ファンタジーとでもいうのか、どちらかというと女の子受けするものが多く、こういう時に、同じ世界観を共有できる女の子がいたらいいなあと思ってしまいます。

    数日して、時間もなかったので、今度は一冊だけということで、この絵本を選びました。

    今度は最後まで聞いてくれて安心しました。

    温泉宿の一人娘・小夜は、紅葉の葉の手紙を拾います。それは、人形芝居のうさぎ座の招待状でした。

    招待される、それも子どもだけというところで、連想したのは「雪わたり」です。その後「裁判」という言葉も出てくるので、「どんぐりと山猫」を思い出しました。いずれも宮澤賢治作品ですが、安房直子の本を読んでいると宮澤賢治の影響を感じます。

    味戸ケイコの絵が幻想的でかつかわいらしく内容に合っていて、私がこの本をほしくなりました。

    うさぎの人形がかわいくて、見ているとほしくなってしまいした。

    投稿日:2008/03/16

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