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西の魔女が死んだ」 みんなの声

西の魔女が死んだ 作:梨木 香歩
出版社:小学館 小学館の特集ページがあります!
税込価格:\1,287
発行日:1996年
ISBN:9784092896109
評価スコア 4.82
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みんなの声 総数 10
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  • 多感な時期に

    小学校高学年から中学生くらいの、多感な時期の子どもに(特に
    女の子!)読んでほしいなあって思いました。
    たとえ自分が魔女になれなかったとしても、「どんな風に立って
    いればいいのか」「どんな風に暮らしていけばいいのか」
    思いを馳せることができるのではないかと思ったのです。
    そうして、私はすっかり大人ですけれど、魔女になるために
    がんばっちゃおうかなあ・・などと思ってしまいました♪
    オールドファッションだったとしても、ね。
    眠れない夜、寝室にたまねぎ、は真似してみたいな。

    投稿日:2013/06/13

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  • 私は私でいいのだ!と思えたら。

    思春期にさしかかった女の子たちにおすすめの1冊に思いました。
    人と比べる必要はないし、もし何かに馴染めなかったとしてもそれを負と思う必要もない。
    私は私でいいのだ!そんなことも思える1冊ではないでしょうか。
    親ではないワンクッション置いた関係、そこから学ぶことって案外多いのかも知れませんね。
    親はついつい我が子の行く先を案じ口煩く現実的になってしまいがちですものね・・・そして子供も親はやっぱり鬱陶しく感じてしまうものですものね・・・。
    私も思春期はそうだったな〜と思い出しながら。

    投稿日:2020/09/11

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  • 考えさせられました

    初めて読んでからもう何年も経ちますが、たまに手に取って自分の本だから印をつけてあるところをパラパラ見ます。

    表現の中ですごく「わかるなあ・・・」と思うことが多いからです。
    たたみかけるような表現で、たとえば「心臓をギューとわしづかみされているような」「エレベーターでどこまでも落ちていくような」痛みを伴う孤独感。ただひたすらそれが通りすぎていくのを待つ・・・なんて、経験していなくても近い気持ちになったような気がしました。そういう箇所が何カ所もありました。

    中学校にいけなくなった主人公のまいが母方の祖母の家でしばらく暮らします。そこは「狭い教室という重く煮詰まったような人間関係に身動きもとれないような気がしていたのが嘘のような」ところにまいには思えました。この表現で想像できます。

    そこで魔女修行という名の「人間として大切な事」を学ぶのです。

    このおばあさんのような生活はもう私には出来ませんが、本当は学んでこなければならなかった事だと思います。おばあさんに年が近い私は果たしてまだ見ぬ孫に教えることが何かあるでしょうか???
    私も魔女修行しなくては・・・と焦りを覚えました。

    特に女の子と近い未来のあばあさんにお勧めします。でも小学館のこの本、もう手に入らないのですよね。小学生にはこの小学館のがいいのですが・・・重版を切に希望します。

    投稿日:2013/09/09

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  • 最後まで素晴らしい

    • 苺ママさん
    • 30代
    • ママ
    • 鹿児島県
    • 女の子4歳、男の子1歳

    タイトルにひかれて読み始めました。

    読み始めるとどんどん本の中に入り込み
    また自分の思春期時代を思い出して
    共感できました。

    描写もすごく丁寧にきれいに書かれていて
    情景にも惹かれました。
    最後なるにつれて涙、涙で

    よく読んでいると結末がなんとなく分かってくる本がありますが、
    こちらの本は最後の最後まで期待を裏切らず
    胸をうちました。

    子どもの時に呼んだ魔女になるための本には
    かえるを食べられることと書いてあったので
    諦めましたが、
    この本で昔であっていたら・・・
    私も魔女修行したい。今からでも。

    投稿日:2009/11/01

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  • 爽やかな読後感

    • かがやきさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子9歳、男の子6歳

    久しぶりに爽やかな読後感を味わいました。

    登校拒否の中学生が、祖母と暮らしたひとときのお話。
    このおばあさんが、実は魔女だったのだ。
    そして、魔法をかけて、中学生の女の子を立ち直らせてくれました。
    なんて、おしゃれで穏やかで頭の良いおばあさんだったのだろう。
    おばあさんと女の子がずっとつながっているリアル感が感動でした。

    私のおばあちゃん、明治生まれの芯の強い女の人だった。
    この話とは異なる情景だが、ふと思い出した。私たちのつながりを。

    息子達には読んでも理解できないところがあるのかな。
    娘がいたら、是非お勧めしたい一冊です。

    投稿日:2009/07/22

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  • 素敵な魔法

    • こりえ♪さん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子2歳

    西の魔女。主人公まいのおばあちゃんのことです。
    読後、自分も祖母と暮らしていた頃のことを懐かしく思い出しました。

    学校に行くことができなくなった中学生の女の子まい。
    まいは祖母の家でしばらく暮らすこととなります。
    魔女の家系であるというおばあちゃんに、まいは魔女修行をしてもらいます。
    それはまず、基礎トレーニングとして精神力を鍛えることから。
    田舎での暮らしに心地よさや幸せを感じながらも、揺れ動きやすい感情を抑えきれないまいは、何だか自分を見ているようでした。

    おばあちゃんが本当に魔女だったかどうか。
    それは読み手の私たちがどう考えるかなのでしょう。
    少なくともまいは素敵な魔法を目にしました。
    そして私も。
    ラストに深い感動を覚えたと共に、読み終えたあとのさわやかな気持ちがとても心地よかったです。

    投稿日:2009/05/24

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  • 何度となく読んでいます。

    • 小花さん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子0歳

    初めて読んでから、もうだいぶ年が流れましたが、
    今でも年に1〜2度は読み返してしまう、大好きな本です。

    自然とともに生きるスタイルや、物事に対する考え方、
    物語のもつ雰囲気などが、どれも心地よく、
    時折あの世界に行きたくまるんだと思います。

    実生活は、たくさんのものと人に囲まれて日々にぎやかで、
    なかなかシンプルには暮らせません。
    人付き合いやあふれるものに少し疲れたとき
    ふとこの本を手にしているのかもしれません。

    読み終わると、少し前向きになれている気がします。

    投稿日:2009/05/04

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  • 魔女になりたい☆

    西の魔女とは、おばあさんのこと。

    自分自身で決めるという、「魔女修行」は今の私にも必要な修行なのだと感じました。

    そして、今、しっかり物事の本質を見抜けるようになるために丁寧な暮らしをしたいと思うようになりました。

    おばあさんの暮らしぶりがとっても素敵で憧れます。
    と、同時に、ずっと昔亡くなった私のおばあさんに無性に会いたくなって涙がこぼれました。

    おばあさんという存在は、子どもの目には、何でもできて何でも知っている、そして、幼い私の心を見抜く魔女でした。

    ラストのおばあさんからのメッセージ、涙があふれます。

    大人のあなたにもお勧めです。
    魔女修行、一緒に始めましょう。

    投稿日:2009/03/17

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  • 読み終わった後の

    • さわちゃんですさん
    • 40代
    • せんせい
    • 兵庫県
    • 女の子22歳、女の子17歳、女の子13歳

    上質な文章に触れることができた幸せ

    物心ついてから
    小学校を卒業するまで
    ずっと一緒に夜眠っていた
    お祖母ちゃん子だった私
    その祖母との
    数限りない思い出が
    涙が後から後から溢れてくるように
    湧き出てくる


    こんなに自分自身や家族の思い出が
    一度にフラッシュバックしてくる物語はなかった

    映画化されるらしいが
    して欲しくない気もする

    投稿日:2008/12/23

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  • 魔女に私もなりたいな

    映画が公開されたこともあって読んでみたくなりました。

    中学に入ってから学校に行けなくなったまい。まいは母方の祖母の家で暮らすことになります。

    古き良き時代の暮らしを守って暮らす祖母はターシャ・テューダーを思わせますし、祖母と孫という関係のお話ということで、幸田文の「きもの」思い出しました。「きもの」の主人公・るつ子もまい同様に感受性が鋭い少女であるからです。

    母が祖母にまいを「感受性が鋭すぎる」「昔から扱いにくい子」「生きていきにくいタイプの子」と表現しているのを聞いてしまうまい。

    読みながら、それは読んでいる私にも当てはまるように思え、ドキッとさせられました。

    子どもにとって自分と向き合ってくれる他者の存在が重要であることを改めて思いました。

    一番身近な両親がその他者であるのが一番望ましいことなのかもしれませんが、実際そういう恵まれた親子関係というのは難しいもの。

    子どもとじっくりと向き合うゆっくりとした時間の中で生きている祖母という存在が、それにはふさわしいのかもしれません。

    西の魔女とは、祖母のことでまいは祖母の元で魔女修業をします。魔女修業とは意志の力を強くすること、きちんとした日常生活を送ることなどで、特別なことではないのですが、日々の暮らしの中での楽しみを見つけて生きるということは、現在では簡単なようで実は難しいことなのかもしれないとも思いました。

    穏やかで静かな暮らしの中で生きる力を身につけていくまい。そんな暮らしの中でも心がざわざわとすることもあるのですが、そのまいにあるがままを無条件の愛をそそぐ祖母。それがとても素敵で、ラストでは思わず泣いてしまいました。

    子どもが愛情がほしい時にその子がほしい愛情を与えられる魔女。そんな魔女に私もなりたいなと思いました。

    投稿日:2008/07/17

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