「よかった!」と「たいへん!!」がくりかえされるお話。
入学したての1年生によみきかせしました。
はじめは、聞きなれない言葉(「フロリダ」とか「くさかき」とか)もあって、しずかーに聞いていた子どもたちですが、くりかえしのパターンがわかってくると、どんどん引き込まれていきました。
ページをめくるたびに、「ええー!!」「たいへん!」「あー、よかった」と大騒ぎに。
「次はこうなるんじゃないかな…」と、子どもが(大人も)予想することを、見事に軽々と超えていく展開に爽快感を感じます。
「つぎはいったいどんなことがおこるの!?」と、子どもたちも夢中になっていました。
「次は、だいじょうぶ」と、ちょっと心配そうにつぶやいていた女の子。
「たいへん」のあと「よかった」になるのはわかってるんだよね。
でも、ネッドくんのその助かり方も、予想外でびっくり。「ネッドくん、すごーい」と大笑いでした。
絵はもちろん、色使いもすてきです。
なにより、読んでいて子どもも大人も楽しくなる絵本だと思います。