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かしこいビル」 みんなの声

かしこいビル 作・絵:ウィリアム・ニコルソン
訳:松岡 享子 吉田 新一
出版社:ペンギン社
税込価格:\1,320
発行日:2024年02月03日
ISBN:9784892740510
評価スコア 4.56
評価ランキング 6,159
みんなの声 総数 51
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51件見つかりました

  • ビルの一途さ

    • 花ぶらんこさん
    • 30代
    • ママ
    • その他
    • 男の子11歳、女の子8歳

    原書より。この本の存在を知ったのは江國香織さんの「絵本を抱えて 部屋のすみへ」で紹介されていたからです。
    気になって本屋で探し回って見つけました。

    まず目に飛び込んでくる表紙、やわらかいイエローの温かさ。おばさんから遊びにおいでと手紙をもらい、メリーはトランクに大事なものを詰めて行きます(子供は本当にちょっとしたお出かけでも、色々持って行くのが好きですよね)。

    ああでもないこうでもないと、出したり入れたりしているうちに置き忘れてしまいます、ビルを!!!
    最初泣き崩れてしまうビルですが、諦めずひたすらメリーを追いかけます。
    走って走って。ただ走って。

    メリーが詰め込んでいく小物達が、又いいです。トランクの丸みや、メリーの蒼いコート、ビルの涙の水溜りなど。
    ただ文字も手書き風なので、好みが分かれるかもしれませんが。

    投稿日:2006/04/27

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  • 隠れた良書?!

    • まきしむさん
    • 30代
    • ママ
    • 宮城県
    • 女の子5歳、男の子3歳、女の子0歳

    図書館で見つけて読んでみたところ5歳の娘「お話は早い(短い)けどすっごく面白かった」ですって。時代背景も外国の昔な感じなのですが、置いていかれたお人形が一生懸命走って持ち主の女の子においつくという展開が子供の心をひきつけるようです。

    投稿日:2006/03/25

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  • いろんな発見が

    お話会で読んでいただいて気に入って、
    しばらくしてから購入した本です。

    おばさんのウチに招待されて、
    メリーがおばさんの家に向かうのですが、
    大切な「ビル」をおき忘れてしまいます。
    「ビル」はメリーを一生懸命追いかけて・・・

    「ビル」とは手にシンバルをもったおもちゃの兵隊。
    こんな単純なストリーですが、
    細かい絵の書き込みが気に入っています。
    ビル以外にも色々なおもちゃ、道具たちが出てきますが、
    その微妙な「擬人化」が面白いんです。
    たとえば、「あしげのアップル」という馬の引き車。
    5ページでは普通に4本足を台につけているのですが、
    23ページでビルがメリーに追い付いてトランクの上で
    花束をもらっている場面では、あしげのアップルも前足を
    挙げて歓声を上げている様子がかかれています。

    表3(裏表紙の中側)ではあしげのアップルの後に
    小包のような物がおいてあります。
    よくみると「クレバービル フォー メリー」
    と書かれています。
    クレーバービルとはもちろんこの本のタイトル。
    メリーとはこの本の主人公の女の子の名前。
    そして作者の娘さんの名前でもあるんです。
    自分の書いた絵本を娘にささげているんですね。
    ん〜 かっこいい。

    登場するおもちゃとかは自分の娘さんのもちもの
    そのものなのかも知れません。
    メリーの行動もなんかリアルです。
    これからお出かけするって言う時になって
    訳のわからないおもちゃを引っ張り出してきて、
    「これもっていきたい」とか言いだす子供。
    メリーの荷造りもまさにそんな感じ。
    お人形はわかるけど、ふえやティーポットは要らないよな〜

    解説にもいろいろ書かれているので、
    解説を読んでまたページを行ったりきたりも面白いと思います。

    投稿日:2006/03/13

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  • 面白い展開

    主人公のメリーの大好きなお人形ビル。
    でもあわてて荷造りをしたから・・・
    なんと!
    なんと!!
    置いていかれてしまいます。
    でも取り残されたビルは泣いてばかりではなく、走って、走って、とうとうメリーに追いつくのです。

    ビルが置いていかれてしまうシーン。
    そしてその後ビルが立ち上がって、メリーを追いかけるシーン。
    この2つのシーンが息子のお気に入りです。
    ええぇ!!、そんなあ!!とかいいながら読んでいました。
    この絵本を読んでからは、
    ちょっと特別なことがあった日のお話には
    なんと!なんと!!と、必ずいうようになっていて、どうもその’マ’にはまってしまったようです。

    ちなみにこの絵本の裏表紙には、メリーが涙をながしながら、ビルにキスをしています。ビルもエビ反りで何となく嬉しそう。このシーンにも満足そうでした。

    投稿日:2006/03/10

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  • このいとおしいさはなに?

    • 金のりんごさん
    • 40代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子11歳、男の子8歳、男の子5歳

    なんとなく昔から気にはなっていて、横目でちらちら見ながらも素通りしていた本です。お母さんになってから、子どもの本の専門店で再会し、どうしようかと散々迷った挙句、「私のために」購入しました。「どうしても手放せなかった」というのが理由です。
    読んでみると、なんとも不思議な雰囲気の本でした。
    そこにあるのは、他人には理解できないけれど自分にとっては宝物であるものたちの存在。ぼろぼろになってきたぬいぐるみとかミシン糸とかビーズとか、私の小さいときにもきっとあったはずのそんなそのものたちが、メリーのトランクの中に詰まっているのです。
    その中でもビルは「もちろん、おいていくわけにはいかない」大事な存在ですから、置いていかれてしまった時には、もう当然何としてでもメリーを追いかけなくてはならないわけです。

    私があまりにも思い入れていたためか、また、この本を読むには他愛もない宝物との親密な関係が終わってしまっていたからか、子ども達の反応は今ひとつでしたが、きっと小さい子には、メリーとビルのような親密な関係がすっと理解できるはず。2歳〜3歳くらいの子どもには是非読んであげて欲しい一冊です。

    表紙の黄色もインパクトがあって大好きです。

    投稿日:2005/10/13

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  • 子どもをあきさせない小劇場

    • ムースさん
    • 40代
    • ママ
    • その他
    • 男の子10歳、女の子5歳

     作者が自分の子どものために作ったというお話だけあり、ほのぼのとしたぬくもりが伝わる手書きの絵本です。きゅっと山場がやってきて、めでたしめでたしというテンポがいいですね。一度に何回も読んでとリクエストされますが、簡潔なので気軽に何度でもリクエストに応えられます。実はわたし自身も、「なんと!」のページをドラマチックに読むのがすごく楽しいので、リクエスト大歓迎なのでした。ここは、お人形の切実な気持ち(でも、ちょっぴりユーモラス)が迫りますね。娘は汽車の絵を見かけるたびに、「ビルは、ここを走っていったー」などと指でなぞっています。
     また、非常に個人的な感想ですが、筆跡(とくに「そ」の字)が自分のピアノの先生の字に似ていて懐かしくなってしまいました。

    投稿日:2005/02/09

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  • ふしぎなタッチ

    おばさんから招待の手紙をもらったメリー。しかし、
    あわてて用意をしたところ、人形のビルを入れ忘れます。
    忘れられたビルはメリーを追いかけていくというお話です。
    文字が手書きのタッチになっていて、なんか珍しいタッチ
    でした。メリーもビルが追いかけてきたことに対し、なんの
    疑問もなく、かしこいビル!って。。なんか理解しにくい
    ところもあるのです。この本の評価は分かれるところでしょうね。
    たまにはこういうタッチの違った絵本もいいと思います。

    投稿日:2004/03/31

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  • おもしろい!

    • ちょびさん
    • 20代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子1歳

    メリーのトランクに入れ忘れられてしまったビル。
    それでもすぐ立ち上がって、大好きなメリーを一生懸命追いかけます。
    とてもかわいいお話しです。娘にはまだ早いようですが、ままごとを始めるような頃になったら、もっと違う反応が返ってくるのかな?

    投稿日:2003/12/13

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  • 小さい人形の熱い物語

    • サイコさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子3歳

    主人が気に入って買ってきた一冊。
    旅行に行く荷造りで、ついうっかりと忘れられてしまった人形ビルが、主人であるメリーを追いかけていきます。
    主人が気に入ったポイントが、ビルの心情は文章では書かれていないのですが、見事に描かれているところです。
    お出かけのお誘いの手紙を受け取ったとき、ビルは手紙の上に直立して早くも行く気満々!
    もちろんかしこいビルはおいていくわけにはいかないし、とメリーが話しているときはシンバルをならして喜び、ついに忘れられてしまったときには、涙が水たまりを作っています。そしてメリーの乗った汽車を追いかける姿は真剣そのもの!
    人形だから表情は変わらないのだけど、なんとも表情豊かです。
    娘もビルの涙に「かわいそうね」と同情し、一緒になって追いかけているのか、汽車に向かって「まってぇーっ!」と叫んで楽しんでいます。

    投稿日:2003/08/10

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  • 第一印象良しだったので・・・

     息子のお気に入りの「とこちゃんはどこ」「おふろだいすき」の作者の松岡享子さんが翻訳されたこの絵本興味を持ちました。
    表紙がイギリスっぽい感じして、第一印象良かったです。
     さてさて、内容ですが短い文章の上、手書きでした。
    2回め以降読んであげたときは、絵を通して息子と会話してみたりしました。想像力があるとお話も膨らんでくると思います。
    「ビルは追いついて良かったけど、おもちゃは走れないんだよ」なんて言っていました。

    投稿日:2002/12/12

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