「どんくまさんの らっぱ」 みんなの声

「どんくまさんシリーズ」，いい意味で鈍臭くて素朴などんくまさんのお話ですが，今回はサーカス団のラッパに魅了されてしまうどんくまさん。
サーカス団のうさぎ達の優しさや気前のよさもとてもよかったです！
たくさんの楽器も描かれていて。
どんくまさんとラッパの大きさの対比も何だか可笑しかったです（笑）。
大人が読んでも心和むシリーズで楽しいです！

どんくまさんシリーズ、今回は町にサーカスがやってくるお話です。

サーカスのテントは、いつの時代でも見るとワクワクしますね！
どんくまさんが魅かれたのは、賑やかな楽隊、とりわけピカピカ光るラッパです。

ラッパ、正確にはトランペットですが、「らっぱ」の響きは子どもたちにとってずっと親しみやすく、そのせいか身近な楽器になっています。
その他にも、ホルンにチューバ、トロンボーンにクラリネット、ファゴットまであって、すごく丁寧に色んな楽器が描かれてあるのに驚きました！

サーカスが終わっても帰ろうとしないどんくまさんを、サーカスの団長さんはテントに入れてくれます。
それにしても、自分たちのご飯を分けてあげたり、ラッパを吹かせてあげたり、うさぎさんたちは優しいですね（＾＾）
このシリーズでは、どんくまさんの優しさやのんびりさといった面白さと、もう一つは周りのうさぎさんたちの優しさが魅力です。

それにしても、どんくまさんが持つとラッパが小さくて、まるでオモチャのラッパみたいですね（＾＾）
一度も練習やリハーサルはしなかったのでしょうか・・・団長さん、勇気あるなぁ（笑）

でも、頑張り屋のどんくまさんのことですから、きっと春には上達していることでしょうね（＾＾）

どんくまさんシリーズは、毎回どんくまさんの人騒がせな好奇心に振り回されているように思いますが。とても純粋で邪心がない姿に心なごみます。
今回は、ラッパに興味をもったどんくまさんのために、うさぎさんたちは大騒ぎ。
でも、憎めないのがどんくまさんの良いところかもしれません。
冬ごもりをしていてもらっぱを離さないどんくまさん。
よほどうれしかったのでしょうね。

どんくまさんシリーズは、読んでいてもあたたかい気持ちになれるから大好きです。なにをやっても失敗をしてしまうどんくまさんに、凄く親近感がわきます。どんくまさんが、ふゆごもりの間、一生懸命にラッパの練習をしたから、たとえ失敗しても満足感を感じました。周りの人たちも温かいなあって思いました。

どんくまさんがサーカスでラッパを吹きます！
一生懸命っていいですよね。ふゆごもりの間もラッパの練習をしていたようでがんばるってステキだなーと思いました。
どんくまさんのお話は初めて読みましたが、こどもの反応も良かったです。
ちょっととぼけた感じが親しみが持てました。

このお話の主人公のどんくまさんはとっても自由人でした。サーカスに入って、好きなラッパを吹いて、すごいくまだなって思いました。うちの子はどんくまさんが冬籠りの最中もラッパの先を土の中から出して練習しているシーンがとっても気に入っていて、大笑いしていました！！