3歳6ヶ月の息子に読んでやりました。おばあちゃんの編んだマフラーが季節の移り変わりとともにどう移り変わるかを描いたちょっとおもしろい絵本でした。
風邪をひいたお月様にマフラーをあげると約束するところからはじまるものの、そのマフラーが季節が移り変わってもその用途が様々に変化し、だんだんぼろぼろになってしまいます。でも、また冬がくると新しいマフラーを編んで、それをお月様に届ける・・・というストーリー。季節の移り変わりを楽しむこともできれば、マフラーという観点からストーリーを展開することもできる、珍しいお話ですね。そして、必ず各ページには色々なことが描かれているので、息子はその中にいろいろなものを発見して楽しんでいました。おだんごにみえる雪合戦の玉、時々登場するもぐらや鬼、大好きなスイカやりんごなど・・・そのネタは数知れず。ちょうど言葉を上手に話せて言葉をたくさん覚えた子どもにはストーリーは違う小話もたくさんできますよ。