朝からついつい言ってしまう「早くしないと○○だよ」。早く早くって
言われなくても分かってるよ!と子供の頃の自分も思っていた気がする。怪獣と言っても、ナントも気の抜けたような顔の怪獣ポヨーン。十万年もの眠りから覚めて「ポヨヨヨーン」と啼くと、口からポヨーン玉が飛び出てくる。この不思議な言霊は次々に争いをなくし、皆をほんわかとさせ、色々な物を正常な形からクネクネの柔らかいものに変えてしまう。良かったり、えー???困らないのか?なんて思ってしまう物まで柔らかい、気の抜けた、ほんわかする物に変えてしまう。早く、早くの日常からふっとこの絵本を見てみると、たまにはポヨーンしてもいいかなと思ってしまう。寝る前の絵本としてはポヨーンと眠れてお勧め。
朝の読み聞かせには不向き!?かも。