「しずかな しずかな みずうみ」 みんなの声

言葉が選び抜かれているなぁと思いました。
声に出して読んでみると、とても耳に心地よい絵本です。

きらきら、ちらちら。
がぶがぶ、ごくごく。
子供が好きな言葉ばかり。

色合いも優しくて、赤ちゃんからでも読めそうです。

絵も文も大人の私から見てとってもステキで、何度も読みたくなります。

1歳になったばかりの息子も、5ヶ月くらいの時に購入しましたが
その頃からわりと大人しくじっとおはなしを聞いて、一生懸命絵を見ています。
「おおうけ」はしないのですが、ページをめくりたい盛りの息子が比較的おはなしに集中し、目をきょろきょろ動かして絵を見たり触ったりして、時々笑います。

絵本から学んで欲しい想像力や絵の美しさをこの絵本は持っています。
息子がどのくらい理解できているかはまだわかりませんが、この絵本は早くに買って読み聞かせができて良かったと思っています。

とても綺麗な汚れていない美しい湖を想います。動物達の憩いの場所で、ほのぼのとしてきます。うさぎさんや、ぶたさんの顔が鏡のように映し出せる、澄んだ綺麗な湖です。お水も飲めるしいつまでも変わらないでほしいです。絵も、かわいいし、動物たちの嬉しい様子が伝わってきます。うさぎさんが、お耳にお花をつけておしゃれさんです。きっと女の子なんですね。かえるさんの｛げろげろ　けろけろ　げろげろ　けろけろ｝大合唱が聞こえてとても賑やかな湖がやっぱり最高です。絵をみているだけでも楽しくなります。

しずかな　しずかな　みずうみ。
そこへどうぶつさんがやってくる、さいごはみずうみがとてもにぎやかで楽しそう！！
うさぎさんにこぶたんさんかえるさんとても絵がほのぼのでくりかえしのことばでこどもでもたのしく読めるみたいです。
やまださんの絵が好きなので、私もしずかな気持ちになれます。
読んでいない時でも飾っておいてもとても素敵ですよ。
こんなしずかな場所があったらな〜と思いながら読んでいました。

簡単に読めてしまう絵本です。

しずかなしずかなみずうみ

いろんな生き物がやってきます。

個人的には

水浴びしているぞうさんがかわいかったです。

最後にかめが出てきますが、

かめのページだけ文字がなく

絵だけだったのが残念でした。

かめのエピソードも欲しかったです。

私や娘が好きなやまださんの絵本の雰囲気とは違って
しずかな絵本だなあと思いました。やまださんの絵本と
いうことで、元気いっぱいな感じを想像していたので
ちょっとびっくりしました（娘はその「元気いっぱいな感じ」
が好きなのです）。
でもタイトルからして「しずかな」って書いてありますものね。
娘がもうちょっと小さな頃・・２、３歳頃に読んだ方が
よかったかな？

やまだうたこさんのほのぼのとした絵が
見てるだけで癒されますね。

あひるやうさぎ、ぞうなどの良く知っている動物が
出てくるので２歳の娘も喜んでいました。

しずかな　しずかな　みずうみで、動物達がそれぞれの方法で
湖を楽しんでいます。

最後が、私的にはあんまりだったのですが
まあ、楽しそうだったのでいいかなぁって思いました。

可愛い絵本なので、インテリアとして飾っても素敵ですね。

私自身が山田詩子さんの作品が大好きなのでこの絵本を選びました。まず色の使い方がとても斬新でノスタルジックな所がセンスを感じました。どの登場人物も愛らしく作者が微笑みながら制作している風景が浮かんでくるようでした。私が一番気に入ったのは水の表現です。水が鏡の様に人の顔を写す不思議な感じをとても上手に表現しているなと思いました。湖の周りに生息している草花もとても凝っていて丁寧に描かれているのが魅力的でした。山田詩子さんの魅力を十分に感じられる絵本でした。