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福音館文庫 くまのパディントン パディントンの本(1)」 みんなの声

福音館文庫 くまのパディントン パディントンの本(1) 作:マイケル・ボンド
絵:ペギー・フォートナム
訳:松岡 享子
出版社:福音館書店 福音館書店の特集ページがあります!
本体価格:\600+税
発行日:2002年06月
ISBN:9784834018028
評価スコア 4.33
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  •  世界で一番有名なクマといえば、フィギアスケートの羽生結弦選手も大好きな、あの黄色いクマ、「クマのプーさん」だろうか。
     原作はイギリスのA・A・ミルンが1926年に発表した児童文学。
     実はもう一頭、世界中から愛されているクマがいる。
     それが、マイケル・ボンドが1958年に発表した、これもイギリスの児童文学である。
     日本で松岡享子さんによって翻訳されたのが1967年。
     以来、パディントンはプーさんにまけないくらいの人気者なのだ。

     このパディントンという名前はイギリスの駅名からつけられている。
     最初このくまをブラウン夫妻が見つけたのが「パディントン駅」のプラットホームだったから。日本でいえば、「シブヤ」とか「シンジュク」なのでしょうか。
     偶然出会ったこのくまはなんと英語が話せるのです。しかも、「暗黒の地ペルー」から密航してきたというのです。
     そこでブラウン夫妻は自宅にこのクマを連れて帰ることになります。
     いくら英語が話せるといっても、しょせんくま。
     やることなすこと、大騒ぎのたねをまいているようなもの。
     それでもブラウン一家は決してこのくまを家から追い出そうとはしません。
     なんとも幸福なくまであることはまちがいありません。

     それにしてもイギリスは児童文学の宝庫です。
     子どもの頃から、こんなにかわいいくまが何頭もそばにいるのですから。
     きっと「プーさん派」とか「パディントン派」とかあったりするのでしょうか。
     そうやって教室にたちまち騒動がおこるのも楽しそうです。

    掲載日:2018/04/01

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  • くまのめんどうをみます

    以前、ロンドンのパディントン駅構内にて「パディントングッズ」を
    売るお店を見た時に、「ああ、くまのパディントンにあやかってこうい
    うお店を出しているのだなあ」と思ったのだけれど実は逆でした。

    あの時はこの物語を読んだことがなかったから。
    あの時、読んでいなかったことが悔やまれる。

    読んでいたならば、「どうぞこのくまのめんどうをみてやってください。
    おたのみします」と書かれた荷札のような紙を首から下げた小さなくま
    が駅の片隅にいないかきっと探したのになあ。

    私達はその後アフリカ行ってまたロンドン帰ってきて、それからニュー
    ヨークに行ってやっと日本に帰るという旅の途中であったからこぐまを
    連れての旅はおそらくハードだっただろうからいなくてよかったのだろ
    うけれども。

    パディントンは本人(本くま?)言うところの「暗黒の地ペルーからの
    密航者」だ。ペルーのことをそんな風に言うなんて、いかにもイギリス
    の作家が言いそうなことだなあと思った。ペルーでずっと一緒に暮らし
    ていたルーシーおばさんがリマにある老くまホームに入ることになり、
    ひとりで生きていかなければならなくなったのだ。

    リマかあ。このお話が書かれた時代はきっといい街だったのだろうけれ
    ど、私が旅した時は(ニューヨークから南米行ってまたニューヨークに
    戻ってきてそれからこのロンドンにやってきたのであった。もう二度と
    こんな落ち着きのない旅はしたくないのであった)とても治安が悪く、
    「首絞め強盗」もよくあったので、あまり印象がよくない。ルーシーお
    ばさんは大丈夫かしら?老くまホームの中にいる分には安全なのか。

    パディントンはかわいい。
    とてもかわいい。
    だいたい私は動物が大好きだから、かわいいに決まってるんだけれど、
    とにかく「生まれてはじめて」のことばかりで、興奮したりとまどった
    り喜んだりしながら、優しいブラウンさん一家と一緒に暮らすのだ。
    またパディントン駅に行きたくなってしまった。

    娘ももうちょっと大きくなったら読んでほしいな。

    掲載日:2010/09/08

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