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新ちゃんがないた!」 みんなの声

新ちゃんがないた! 作:佐藤 州男
絵:長谷川 集平
出版社:文研出版 文研出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2004年01月
ISBN:9784580814714
評価スコア 4.33
評価ランキング 16,095
みんなの声 総数 2
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  • 障害を越えた友情に感動しました

    『口で歩く』のレビューから気になって手にした本です。
    四肢性マヒという生まれながらの障害を持つ新ちゃんと剛の友情物語。
    障害を持って生まれた新ちゃんがたくましく育つ姿、幼なじみの新ちゃんに寄せる剛の友情に感動以上に引き込まれてしまいました。

    新ちゃんは小学校5年生の編入で剛と同じ小学校になったのですが、幼なじみでいながら小学校1年から4年までを親と離れて障害者福祉学園で過ごしたのでした。
    障害をもって弱さの目立った新ちゃんは、剛もびっくりするほどたくましく育っていました。
    一緒に学校に行けるという喜びから、剛は新ちゃんを支えることを自分に課しました。
    その思いやりが話の隅々に書かれていて心を熱くしてくれました。

    この話の主人公は剛であり新ちゃんであり、テーマは障害かも知れませんがなにより二人の友情が素晴らしいのです。
    障害に対して、強者弱者の図式から日常生活の中にいかにやっていくか。
    普通に生活することをノーマライゼーションといいますが、どれだけ大変なことか…。
    二人の友情が二人を成長させていくところが、現場を知っている人ならではの語りです。

    新ちゃんがたくましくなった理由。
    新ちゃんを支える剛の思い。
    周りの偏見や軋轢に立ち向かっていく姿。
    当たり前とか、普通とかいった言葉が障害者にとっていかに重いものか実感しました。
    「がんばれといいたくない」というお母さんの言葉も飛び込んできました。
    目頭を熱くさせるお話です。

    投稿日:2010/12/02

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    2
  • 優しさに涙するお話です

    • 風の秋桜さん
    • 40代
    • その他の方
    • 埼玉県
    • 男の子17歳、男の子14歳

    1986年に出版された児童文学で、作者は教員で障害児教育に携わっていたとのことです
    小学校の道徳の教科書などにも、掲載されたことがあるようです
    体育が5であれば満足だという剛と、幼なじみで先天性四肢マヒの新ちゃんとの友情の物語で、様々な困難を解決しながら、お互いが成長し周りの大人までもが変わっていく様子が描かれています
    タイトルの新ちゃんが泣く時は、いったいどんなときなのか、最後の最後にわかります
    感動すること間違いなしです
    ぜひ大人のかたにも読んでいただきたい1冊です

    投稿日:2008/11/06

    参考になりました
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