「ままです すきです すてきです」 みんなの声

タイトルと独特の雰囲気の絵に惹かれて読んだ一冊です。

言葉だけでなく、文章でもしりとりが使われていて、谷川氏俊太郎さんの言葉の巧みさを感じました。

異次元の世界に入ったかのような奇妙さが好きです。
まだしりとりが理解できない小さな子どもでも、絵を見ているだけ楽しめる一冊です☆

最初に見たときにこれはすごい！素敵だ！と一目惚れ。
そして、上の娘も、下の息子もトリコになった絵本です。

リズミカルな谷川さんの文章はもちろん、タイガー立石さんの絵！
濃くて怪しくて、魅惑的。
見れば見るほど面白い場所が見つかります。
最後らへんの暗いページは２歳の時の娘にも、今２歳の息子にも
大人気のページで、特に「耳」にはあきれるほど執着します。

病院の待合室に置いてありました。

なんか気になる絵の感じ。
谷川俊太郎・・・いいかも。

これ、読んであげるね〜
オニさん、こわいかな？かわいいね。

しりとりだ〜

ちょっとグロイね〜
なんだこれ〜気持ち悪いね〜
おもしろいね〜

娘、くら〜いページで、半泣き！！
こわいんだな。急いでページをめくる私！！

それでも娘は鼻水じゅるじゅる＆咳コンコンなのに、
楽しそうにページをめくっていました。

また病院で読もうね。

息子に、絵とことばを結びつけながら、一つ一つ読み聞かせています。すると、あるとき、息子が一人でページを開いて、一つ一つひらがなを読んでいました。「ままです　すきです　すてきです」というように、最初から終わりまで、しりとりになっているのですが、この本によって、知らず知らず、ひらがなが読めるようになり、しりとりができるようになるんじゃないかなって思い、この本に出合ってよかったと感じています。
ことばもさることながら、絵も魅力的です。大人も子供も夢の世界に入り込んだような気分になれます。

何回か読んだことがあるのですが、なんとなく不気味なので、いつも私が図書館の棚の前で読み、そのまま元の場所に戻していました。
しりとり絵本ですが、ちょっと変わったしりとり絵本です。

最初は普通の名詞のしりとりなのですが、途中から文章しりとりになっていきます。
　　　　　　ままです→すきです→すてきです
　　　　　　すてーき→きらいな→なまけもの
なんて、結構面白いしりとりがいくつか出てきます。

絵も奇妙で、どうしてゴジラがパンツをはいているのか？　どうしてきのこが卵から生まれているのだろう？　などと変なところ満載ですが、なかなか楽しめます。

でも、結構面白いじゃないと思っていたら、最後の２ページの絵はとても不気味でした。
特に耳がたくさん出てくるところは、神経逆撫ででした。
最後がそうなので、どうも本を閉じる時に、「面白かった！」というより、「不気味だ〜」と感じてしまう絵本でした。

　タイトルとタイガー立石さんの描く表紙に惹かれて手に取りました。もうすぐ４歳になる娘が、しりとりができるようになってきたので、言葉遊びの絵本を探していたのもありました。
　「ままです　すきです　すてきです」なんて素敵なことばでしょう。谷川俊太郎さんの言葉のセンスが光っています。
　挿絵は独特？かもしれません。ページをめくると、だまし絵のような、不思議な感覚におそわれますけれど、たまには、こんな絵本で子供と遊んでみるのもいいかもしれません。

本のタイトルを読んでお気づきになったと思いますが・・・
言葉遊びの絵本。しりとりを延々と書きつづった絵本なんです。
ただそれだけですが、挿絵がかなり強烈で言葉とも関連性があってとてもおもしろい！
読み方もリズムをつけたら、子どもたちにはたまらない１冊に！
子どもたちがが特に気に入ったのは
“すてーき　きらいな　なまけもの　のりまき　きった”
どう？スムーズに流れる感じが素敵でしょう？？ （＾◇＾）
ここで挿絵をお見せできないのが残念ですが、とにかくページの中の
なまけものの表情がいいね〜。ウサギはこわいよ〜

読みたくなりました？？そう思った方は、
“ころばないように　にこにこと　としょかんへ〜♪”

谷川俊太郎さんはどうしてこう言葉を楽しく操る事が出来るのか！いつも感心してしまいます。
何とも魑魅魍魎？不思議な別世界を垣間みたような錯覚に陥る絵本。絵本なのに…？
でも、言葉遊びがここちよいリズムなので、意味がわからないうちからでも楽しく読む事で興味を持ってみてくれています。うちの息子。

　カラフルでおもしろい絵のへんてこな組み合わせが、なんとも今までにないしりとり絵本です。

　子どもは、絵だけ見ているだけでいろんなお話が出来るらしく、読み聞かせもしますが一人でページをぱらぱらめくって楽しんでいます。

　好ききらいが分かれるかもしれませんが、一度手にとってみてください。

なんて素敵なタイトルかしら♪と気になって借りてきた絵本でしたが
開いてびっくり！個性溢れる不思議な絵にすぐに引き込まれました。

長男はどんな反応をするかな？と、黙って本棚に入れておいたら
『ママ！ママ！この絵本すごいで〜♪見てみ〜！耳の木！！
気持ち悪くない〜＾＾？』などと、思ったとおりの反応＾＾；
各ページの摩訶不思議な絵にじっくり見入っていました（笑）
しりとり遊びのような、つながり言葉遊びのような文章にも
興味津々で、語彙が増えてきた頃の子どもの好奇心に
ぴったりハマル絵本みたいです♪
語呂も良くて、長男は突然思い出したように
『ままです！すきです！すてきです！！』と
私の顔を見ながら、大きな声で叫んでみたり。。
しばらくは、言葉遊びブームが続くかな♪
次男は、まだ絵がコワい〜と逃げていますが。。（苦笑）