小さい子向けのおはなし会用にセレクトしましたが、
巻末の作者の言葉が素敵で、親向け紹介本として読みました。
赤ちゃんにはなじみのあるいぬさんやねこさんなどが登場、
鳴き声ストーリーかな?と思いきや、赤ちゃんの泣き顔。
つられて登場した動物たちもエーン、エーンと泣き出します。
ところが、それにびっくりしたのか、赤ちゃんがよしよしすると、
みんな笑顔に。
そう、「よしよし」って魔法の言葉なのです。
巻末では、作者の三浦太郎さんが、「よしよし」の効果について
書いてくれています。
もちろん、この作者の言葉はしっかりと紹介しました。
でもよくよく考えれば、このスキルは赤ちゃん以外にも応用できそうです。
さすがに、大きくなった子どもたちや、周りの大人たちが泣き声をあげて泣くシーンは、
そうそうありませんが、
同様のレベルで気分が落ち込んでいることがありますからね。
もちろん、ストレートに「よしよし」すれば、場にそぐわない場合も多々ありますが、
こちらの気持ちが「よしよし」気分で接すれば、案外いいかもしれませんね。