まず表紙の美しさに惹かれました。
メープルシロップ(ホットケーキに欠かせませんね)で有名な
サトウカエデの一生。
ガーデンセンターで購入した少女の目を通して語られますが、
実写も交えながらのコラージュ作品となって、とにかく秋色満開です。
文章の活字が大きくて少し新鮮です。
巻末などには解説も丁寧に載っています。
少女の視点が、サトウカエデへの愛情で満ちていて素敵です。
「わたしのカエデ」の言葉に、大切に育ててきた自信が伺えます。
カエデについては知っているようで、この本で初めて断片的な知識が整理された感じです。