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きみの話を聞かせて しろさめ作品集

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やさしい おおかみ」 みんなの声

やさしい おおかみ 作:ペーター・ニックル
絵:ヨゼフ・ウィルコン
訳:佐々木元
出版社:フレーベル館 フレーベル館の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:1983年
ISBN:9784577005194
評価スコア 4.5
評価ランキング 8,025
みんなの声 総数 7
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  • おおかみがやさしかったら

    いろいろに考えられるお話です。
    森の秩序をまもる怖い存在だったおおかみが、ふくろうの言葉で、自分の行動を悔い改めることにしました。
    その変貌を受けとめるまでの道のりのお話でしょうか。
    おおかみの不在の間にきつねは、ずるがしこく動物たちを襲い続けます。
    秩序が崩れたときに何が起こるかというお話でしょうか。
    おおかみに助言をしたふくろう自身は、おおかみは悪者だと動物たちに訴え続けます。
    偏見とプロパガンダのお話でしょうか。
    いずれにしろ、事実を見きわめる見識が重要だと実感します。

    投稿日:2020/11/06

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  • 素晴らしい一冊

    出産祝いに母が頂いた本。小さいころ読めて良かった。
    大人になってから読んでも素晴らしいです。絵も文も最高!
    一人でも多くの人に読んでもらいたいです。

    投稿日:2012/05/28

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  • 固定観念からの脱却を目指そう

    • 金のりんごさん
    • 40代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子11歳、男の子8歳、男の子6歳

    ヨゼフ・ウィルコンの絵はとても好きで、雑誌でウィルコン特集をする時などは必ず目を通していましたが、なぜかきちんと本を読んだことがありませんでした。今回初めて図書館で借りてきて、子ども達に読みました。
    良かったです。
    冒頭のぼくとおじいさんの会話の中で、「人を先入観や固定観念で判断してはいけないよ」という主題がしっかりと語られています。でも決してお説教くさくならないところが、この本のいいところです。

    割と文章量もありますが、子ども達はじっと聞いていました。そして、最後に次男の言ったのは、「オオカミ、いいヤツだったねえ」。これは、ちょっと前に読んだ『オオカミと羊』の感想と全く同じです。彼の頭の中にも既に、「オオカミは怖い、悪い、乱暴」という固定観念ができていて、穏やかなオオカミに出会うと、いつも新鮮に感じるのかもしれません。

    他人の本質をきちんと見極めようという努力をしなくなってくる小学校の高学年に対しても、充分に読み聞かせできる本だと思います。

    投稿日:2006/05/16

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  • きっとだね

    • ゼミさん
    • 40代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子6歳

    あきらめないで、自分をわかってもらえるまでは・・・
    今は小学生の中にもいじめがあります。
    子どもゆえに罪の意識が薄い、悪気がなくてやってる
    子どもにもう一度友達を見つめなおすきっかけを作って
    あげるにはこの作品はいいと思う。
    小学校での読み聞かせに使いたい。

    投稿日:2006/05/01

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  • 先入観はいけないよ

    • えっこさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子12歳、女の子9歳、女の子5歳

    こわがりやのくせになぜかおおかみ絵本が好きな次女にぴったりと思って手に取りました。

    結果は・・・先入観はいけないよというテーマの話だったので、私自身の「おおかみ=こわい、悪い」という思い込みを反省することになりました。

    主人公のおおかみは、優しいだけでなく、父の教えを守っていたまじめさや、他人の助言を受け入れる心をもち、最後には他人に悪口を言われても気にしないという強さを身につける、尊敬すべきおおかみになっていきます。

    「智慧」の象徴とされているふくろうが、いくつもの状況判断を誤って、森の動物達を危険な目に遭わせているのが、おおかみとの対比として印象的でした。

    次女はこの本をたいそう気に入ったようです。最初の私の判断だけは間違っていませんでした。

    投稿日:2005/08/18

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  • オオカミさんもいろいろ

    むかしから、物語の中で悪者、こわい存在、として多く登場するオオカミ。
    羊飼いにとって、旅人にとってのこわい敵だったからでしょう。
    でも、ここに出てくるオオカミは違うのです。
    みんな最初はこわがり、疑っていたけれど、やがて、オオカミのやさしさを知ります。
    そして、オオカミ自身も
    「いいたいやつには、いわせておけばいいさ」
    と思えるようになり…。
    この本にある、吹雪の中で凍えるうさぎをみつけるオオカミと、うさぎをそっとやさしく抱きかかえるオオカミの絵がとても好きです。
    見かけや先入観で、人をシャットアウトするのは、残念なことですよね。
    そして、誰かを悪者にしたてて、それを利用することも…。
    オオカミのまごころがみんなに伝わって、よかった!

    投稿日:2004/01/14

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  • 外見で判断してはいけない!

    おおかみと言えば、いつも絵本には悪者で登場してきます。
    それがこの絵本は人を助けてくれるやさしいおおかみで登場してきてくれます。「外見で判断しちゃいけないんだね」って教えるのに、もってこいでした。でもこの意外性はなかなか、他の動物に信じてもらえなくて「ひょっとして悪いことされてしまうのでは」と疑われます。でも一匹ずつ、分かってもらえるようになって・・・。読んでいて人間にも例えられるお話なんじやないかなと思いました。心が和むお話っていいですよね。

    投稿日:2002/11/16

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