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いろいろに考えられるお話です。 森の秩序をまもる怖い存在だったおおかみが、ふくろうの言葉で、自分の行動を悔い改めることにしました。 その変貌を受けとめるまでの道のりのお話でしょうか。 おおかみの不在の間にきつねは、ずるがしこく動物たちを襲い続けます。 秩序が崩れたときに何が起こるかというお話でしょうか。 おおかみに助言をしたふくろう自身は、おおかみは悪者だと動物たちに訴え続けます。 偏見とプロパガンダのお話でしょうか。 いずれにしろ、事実を見きわめる見識が重要だと実感します。
投稿日:2020/11/06
ヨゼフ・ウィルコンの絵はとても好きで、雑誌でウィルコン特集をする時などは必ず目を通していましたが、なぜかきちんと本を読んだことがありませんでした。今回初めて図書館で借りてきて、子ども達に読みました。 良かったです。 冒頭のぼくとおじいさんの会話の中で、「人を先入観や固定観念で判断してはいけないよ」という主題がしっかりと語られています。でも決してお説教くさくならないところが、この本のいいところです。 割と文章量もありますが、子ども達はじっと聞いていました。そして、最後に次男の言ったのは、「オオカミ、いいヤツだったねえ」。これは、ちょっと前に読んだ『オオカミと羊』の感想と全く同じです。彼の頭の中にも既に、「オオカミは怖い、悪い、乱暴」という固定観念ができていて、穏やかなオオカミに出会うと、いつも新鮮に感じるのかもしれません。 他人の本質をきちんと見極めようという努力をしなくなってくる小学校の高学年に対しても、充分に読み聞かせできる本だと思います。
投稿日:2006/05/16
出産祝いに母が頂いた本。小さいころ読めて良かった。 大人になってから読んでも素晴らしいです。絵も文も最高! 一人でも多くの人に読んでもらいたいです。
投稿日:2012/05/28
こわがりやのくせになぜかおおかみ絵本が好きな次女にぴったりと思って手に取りました。 結果は・・・先入観はいけないよというテーマの話だったので、私自身の「おおかみ=こわい、悪い」という思い込みを反省することになりました。 主人公のおおかみは、優しいだけでなく、父の教えを守っていたまじめさや、他人の助言を受け入れる心をもち、最後には他人に悪口を言われても気にしないという強さを身につける、尊敬すべきおおかみになっていきます。 「智慧」の象徴とされているふくろうが、いくつもの状況判断を誤って、森の動物達を危険な目に遭わせているのが、おおかみとの対比として印象的でした。 次女はこの本をたいそう気に入ったようです。最初の私の判断だけは間違っていませんでした。
投稿日:2005/08/18
おおかみと言えば、いつも絵本には悪者で登場してきます。 それがこの絵本は人を助けてくれるやさしいおおかみで登場してきてくれます。「外見で判断しちゃいけないんだね」って教えるのに、もってこいでした。でもこの意外性はなかなか、他の動物に信じてもらえなくて「ひょっとして悪いことされてしまうのでは」と疑われます。でも一匹ずつ、分かってもらえるようになって・・・。読んでいて人間にも例えられるお話なんじやないかなと思いました。心が和むお話っていいですよね。
投稿日:2002/11/16
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