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まほうのさんぽみち

まほうのさんぽみち(評論社)

絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

しょうぼうじどうしゃじぷた」 みんなの声

しょうぼうじどうしゃじぷた 作:渡辺 茂男
絵:山本 忠敬
出版社:福音館書店
税込価格:\1,100
発行日:1966年
ISBN:9784834000603
評価スコア 4.76
評価ランキング 714
みんなの声 総数 235
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235件見つかりました

  • 大切なメッセージが伝わる絵本です。

    • ぼんぬさん
    • 40代
    • ママ
    • 北海道
    • 女の子3歳

    ある町の消防署にいる小さな消防車「じぷた」、はご車の「のっぽくん」、高圧車の「パンプくん」、救急車の「いちもくさん」、
    みんなそれぞれに活躍できる場所や役割があり、自分にできることをすればいい。今の自分のままでいいんだ。
    『しょうぼうじどうしゃじぷた』を読むたび、このようなことを考えます。

    誰かに憧れ、その理想に近づけようとすることは自分を成長させてくれることではありますが、その理想に固執すると『こうでなくてはいけない。』と、心を縛りつけてしまうことがあります。

    自分という存在を好きであること、自分に誇りと自信を持つこと、この「自己肯定感」を持つことの大切さが短いストーリーの中に書かれています。大人の心にもじんわりと響く絵本です。

    投稿日:2019/06/25

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  • 小さくたって、誰にも負けない個性がある

    • おかなしこさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子2歳、男の子0歳

    外野消防車や救急車に比べて、地味でちっぽけな消防車「じぷた」が、最後は活躍するというとても道徳的な絵本。

    誰にでも長所があり、短所もある。でも他人と比べず自分の良さをしっかりと見失わず、見つけてほしいというメッセージを、読んであげる子供に伝えることができる。

    消防車や救急車が精巧に描かれているので、深く考えずに車好きな男の子は絵本の世界に入っていける。何度か読み込むうちに絵本のなかに込められた素敵なメッセージを子供は感じ取れることと思う。

    1966年初版とは思えないほど、いつの時代にも、グローバルにも通じる素敵な絵本。

    少し早いが二歳の息子に読んだ。文章が二歳にとっては多いので最初は飽きていたが、それでもよく「これ」とりくえすとして読んでもらいたがる。絵の魅力だけでなく、いつかストーリーの深さも息子に伝わるといいなと思う。

    投稿日:2019/03/02

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  • 適材適所

    子供が乗り物、とくに車が好きなので、手に取りました。
    とても細かい所まで車が描かれています。
    内容は、1歳の子供には難しかったので、最後まで落ち着いて聞いてくれませんでしたが、最初の車達の紹介ページの消防車の絵に釘づけでした。
    この絵本を読んで、自分自身の長所はなかなか気づかないけれど、自分の特性を理解できれば、素晴らしい活躍ができることを教えてくれる作品だと思いました。

    投稿日:2018/12/06

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  • 勇気をくれる一冊

    わたしにとってこれは泣ける絵本bPです。
    古いジープを改造したちいさなじぷたは、仲間がうらやましくって仕方がない。これって誰にでもあるコンプレックスみたいですよね。

    そんなじぷたが、彼にしかできない仕事をやってのけて評価される。自分にも自信が持てるし周りも個性を認めてくれる。

    「みんなちがって、みんないい。」は金子みすずさんの詩の一節ですが、まさにそんな絵本です。
    どうしても泣けてしまってなかなかおはなし会で読めないのですが、こどもたちにはこういう本があることを覚えていてほしいな。成長する過程できっと勇気をくれる一冊になると思うので。

    投稿日:2018/05/18

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  • こちらも感動の絵本です

    じぷたくんは、ぱとくんと同じ作者さんの作品なのですね。
    ぱとくんは、おなじみだったのですが、じぷたくんは、最近初めて
    読んで、こちらも良い作品だなあと思いました。
    ぱとくんとおなじように、ほかの大きな緊急車両を羨ましく思っている
    じぷたくんが、山小屋の火事に出動することになりました。
    ジープですから、小回りが利いて、山道にも強そう。
    山火事と言う恐ろしい災害をくい止めることができました。
    素晴らしいです。

    投稿日:2017/08/02

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  • 自信をもって!

    図書館に行った時、次男が自分で持ってきました。鉄道も好きだけど、車も好きなおチビちゃん。お膝に乗せて読みました。主人公のじぷたは自分に自信がありません。ジープを改造した小さな消防自動車だからです。一緒に働く仲間は、はしご車、ポンプ車、救急車。力持ちで大きくて、人々を助けるヒーロー。子供達から絶大な人気を誇っています。だけど、じぷたにしか出来ない仕事があるんですよね。ある時、隣の町の山でボヤが起こって、その事に気がつくのです。カラダは小さいけれど、だからこそ役に立てる事がある。それぞれの個性を生かして自信を持って生きていけたら素敵です。小さい子向けのお話ですが、大人が読んでも、自分に出来ることはなんだろう、と考えさせられる本です。子供が成長する過程で自分≠ニいう壁にぶつかった時、「あなたは、あなたのままでいいんだよ。」という事を伝えてあげたい、と思いました。

    投稿日:2016/12/06

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  • 古さが新鮮

    母である私よりも年上のこの絵本。手に取った瞬間に「レトロな絵だなぁ」と思いましたが、最近の絵本では見かけない絵のタッチが逆にとても新鮮に思えました。救急車も、今の時代の物とはまるで違うので、4歳の息子も「え、これが救急車?」と驚いた様子。小さなじぷたが活躍する内容よりも、山火事が起きた時は周りの木を切り倒して延焼を防ぐという事に息子は興味津々の様子でした。

    投稿日:2016/03/16

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  • さすが名作!

    ロングセラーだけど知らなかったので読んでみました。
    じぷたって変な名まえだなと思ってましたが、ジープを改良した車だから「じぷた」なんですね。
    じぷたははしごしゃやきゅうきゅうしゃ、ポンプしゃと自分を比べてはかなしい気持ちになっていたけど、ある火事にじぷたが任命されて活躍するというストーリー。
    車を擬人化し、うまく心の変化を描いていて、すっかりストーリーにひきこまれてしまいます!
    ロングセラーの理由がわかりました!面白いしメッセージ性の強い良い作品だと思います。

    投稿日:2016/01/19

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  • 役に立たない消防車はない!

    いろんな形の消防車や救急車がある。
    はしごの長いはしごしゃ、ポンプから勢いよく水が出る高圧車、そして救急車。みんな出動する機会がたくさんあるのに、ちびっこ消防車のじぷたはなかなか出動する機会がありません。
    たいしたことのない火がでると、じぷたの登場。
    そんなじぷただって大きい火事を消したい!といつも思っています。
    ある日じぷたではないと行くことができない火事が発生です!
    これによって自信をもてたじぷた。
    そんなじぷたがとってもカッコいい!と思いました。

    投稿日:2015/11/01

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  • 娘が選んだ本

    娘みずから選んだ本ですが、途中で飽きてあまり興味がなかったようです。じぶたの大活躍良かったです!じぶた二号の絵も見たかったなあと思います。じぶたの素直な気持ちが書いてあって、可愛らしく感じました。ぷーぷーぷー ぷーぷーぷーサイレンきいてみたいなあ。

    投稿日:2015/06/20

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