「せんたくかあちゃん」 ママの声

読み聞かせの時に、ちょっぴり大袈裟に、下町江戸っ子のべらんめー調で、セリフを読んでみて下さい。とっても楽しいです。せんたくかあちゃんが生き生きしてきますよ〜。
わたしも、とっても声が大きいんですよ。
それなのに、更に大きい声で子供達を怒鳴ると、うちの子達もこの「せんたくかあちゃん」んちの子供達みたいに動かなくなりますね。
下の子が一番気に入ったページは、洗濯物をぜーんぶなわに干したところと、かみなりさまのの顔を子供達が描いてあげているところ。
折しも我が家は先日「おへそのひみつ」を読んでいて、かみなりさまがとっても身近になっていたので、この絵本はよけいに面白かったみたいです。

なんでも洗濯をしてしまうかあちゃん。ある物すべて洗濯したけどまだ物足りない・・・。かあちゃんはねこやいぬ、子供達まで洗濯をしてしまいました。ある日、空からかみなりさんが落ちできました。そのかみなりさんはなんて汚いのでしょう。かあちゃんはかみなりさんを洗濯してしまうのです。すると、あら　まあ　かみなりさんの顔が消えてしまいました。子供達がかっこよくペンで目や鼻口をかいてあげるとかみなりさんはにっこり。喜んで帰っていきました。でも、その後かあちゃんのところに・・・。最後は洗濯好きなかあちゃんにとって、とっても腕がうずうずすることがあったんですよ。一度読んでみてください。とってもおもしろいお話でしたよ。

私が子供の頃読んでいた「せんたくかあちゃん」を、母が宅急便で送ってくれて以来、母から電話がかかってくるたびに受話器に向かって大声で「せんたくかあちゃん、ありがとぉ〜！」と叫ぶほど、息子にとってだいのだいのだいすきな絵本になってしまいました。
実を言うと、私自身は子供の頃、この本、それほど好きじゃなかったけれど、息子はもうこれを１日１回読まなくては眠れないというほどのはまりようです。
なんと言っても、お話のテンポがいいですね。読後感も本当にさわやか。まさに「ラムネ飲んだみたい」です。森いっぱいに干された洗濯物の中に、何があるか探すのも楽しい〜！

なんでも洗濯しちやうところは、実生活の私に似ているので、息子も大喜び。この本を読んだら、息子も洗濯好きになりました。

なんでもゴシゴシ洗ってしまうかあちゃんがとっても豪快です。ついにはかみなりの子どもまで洗ってつるしてしまいます。まさにせんたくかあちゃんです。私は洗濯があまり好きではないんですが、「よーし、やるぞー」という気分にさせてくれます。

せんたくの大好きなかあちゃん。家中のものを洗濯して、終いには雷様までお洗濯！近頃、見なくなった豪快な日本のかあちゃんが主人公のお話。家の子供達が特に喜ぶのは見開きいっぱいに庭に干した洗濯物が並んでいるところ。お洋服はもちろん、犬も猫も子供達まで…なれはしないんだけど、少し憧れるお母さん像の一つがあります。

カーテンから服から犬やら子どもまで、全部たらいに入れてゴシゴシと洗ってしまうパワーはどっから来るんでしょう？私もこんな元気いっぱいの母ちゃんになりたいなあ、とあこがれます。こどもを洗濯バサミでつまんでロープに干してしまう絵は見た目に痛そうなのですが、読んでいるときはうちの子供は「痛そう」とかは言っていませんでした。子どもの目にはどう映っているんだろう・・・？？

自分が子供の時も読んで、子供に果たして早いか？とも思いましたが、三歳のわが子にも理解できたようで、久々のヒットでした。共働きで、中々と雷のなるときに一緒にいないんですが、さまざまな人からの会話で（保育園の先生とか）、かみなりさまって知っていた！ということに驚き！教えたこと無かったのに！どんどんいろんなことを親の知らない間に覚えていくんだなあ。でも洗濯板が理解できなかったみたい（笑）。仕方が無いか、今は全自動洗濯機だもんね。でもお風呂場で洗濯ごっこするのが大好きになった娘でした。

なんといっても作者の発想がすごいなぁと感心。親の方が大笑いしてしまいました。子供ってとにかく「同じモノがいっぱい！」の絵柄が好きですよね。見開き一面に雷くんたちがたくさんふってくるページには親子そろって大笑いです！

洗濯がだいすきなせんたくかあちゃんは、かみなりの子どもまで洗濯してしまいます。洗濯物と雷の子どもが沢山並んで干してある所なんか、娘は大笑いです。とても元気が出る絵本で親子で大好きです。