「おおきいかめ ちいさいかめ」 ママの声

よくいく親水公園に亀がいます。暖かい日は必ず甲羅干しして、いっぱい陸に上がっています。息子とよく見に行きました。
亀をよく知っているからこそ、水中（見れないこと）で起こっていることに興味を持ったようです。

一緒に泳ぐ親子、手でかいて泳ぐんだよって布団のうえで真似したりしました。絵本と一緒にごっつんこしたりして。
亀は手足頭を引っ込めることもかいてあります。笑ってみてました。
何で無くなったのかは理解できていなかった様子でしたが。

ご飯を食べる様子も書かれているので、こうやって食べるんだよと教えられました。家で飼っているメダカと一緒だと。

様子を細かく、リアルに書かれているので分かり易いと思います。

保育園で乳児クラスの読み聞かせで読んでもらっています。
おおきいかめとちいさいかめがのんびり過ごす雰囲気が出ています。
最初から最後まで同じペースの繰り返しで単純です。赤ちゃんにはこれでいいのかもしれませんが、子どもの反応も微妙（とくに喜んでいないけど嫌いではなさそう）なので、☆☆☆で。

リアルなカメがすきな息子に読みました。

大きいかめゆーらゆーら、
小さいかめぴーらぴーら、
これらの音だけで、2匹のカメの泳いでいる様子、
動きの違いが伝わってくるのが不思議ですね。
そして、リアルさを残しつつ、
愛嬌のある顔つきのかめがまた良い味を出しています。

息子はかめが「ごっつん」「あいたたた」と
ぶつかるところが好きなようで、そこばかり繰り返し
読んでほしいとせがみます。

ちなみに大きい小さいを教えようとしてこの本を読んだわけでは
ないのですが、1歳7カ月の息子はこの本を読むうちに、
「大きい」「小さい」が分かってきたようでした。

外で亀をみてから、反応するようになったので
図書館で借りてみました。
そしたら、すごく気に入って
何度も何度も読みました。

絵はあまりかわいいといえませんが
子供にとっては魅力のある、味のある絵かもしれません。
この絵本のよって、亀は？というと
図鑑で、どれが亀かわかるようになりました。

親ガメの上に子ガメが何故か最近気に入っている息子にぴったりの内容でした。
「おおきいかめとちいさいかめ」なので読む人がそれぞれに
自分と子供に置き換えて読めるところがいいなぁと思いました。
ゆったりしていて、小さい子と読むにはもってこいです。